中村歯科クリニック

中久木 典子 院長への独自インタビュー

将来的な開業を見据え、矯正歯科を専門に経験を積む

【中久木 典子 院長】
学生時代は数学が得意で、数学者になろうかと考えた時期もありました。理系に強みがある自分が、女性として一生続けられる仕事……この2つを両立できるのが歯科医師だったという感じでしょうか。祖父が教育熱心だったこともあって、高校卒業後は日本大学松戸歯学部に進学しました。
私の頃は女性の歯科医師がまだまだ少ない時代で、大学の先輩にも女性がほんの数人いるくらいでした。当時は女性歯科医師が開業するのは非常に珍しいことでしたから、「何か専門性を持ちたい」と考えて日大歯学部の矯正学教室に籍を置き、専門的な知識と技術を身につけました。8年間にわたり経験を積む中では後進の指導にあたったり、論文を書いて学位を取得したりして、1人の患者さんをしっかりと診られる自信がついたところで開業を決断しました。

豊富な知識と経験を踏まえてオーダーメイドの治療を提案

【中久木 典子 院長】
平和台駅近くのこの場所に『中村歯科クリニック』を開いたのは1987（昭和62）年でしたから、診療を始めて40年近くになるでしょうか。患者さんの中には開業以来お付き合いが続く方も多くいらして、近隣にお住まいの方を中心に都内や神奈川のほうからも足を運んでくださっています。当院で矯正治療をなさった患者さんが結婚や出産を経て、ご自分のお子さんを連れて来てくださることもあり、開業医ならではの喜びややりがいを感じます。
もちろん長い歴史があるからいい、新しいクリニックがダメということはありませんが、長きにわたって積み重ねた経験が歯科医師としての強みになっていることは確かです。患者さんのお口の中を拝見して理想的な治療のゴールを設定し、目指すべきゴールへ向かってオーダーメイドの治療をご提案できること。一般的な歯科治療に矯正治療を組み合わせて、個々の患者さんに適した治療をご提供できることが当院の一番の特徴です。

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