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遠藤 綾 院長

ENDO AYA

各分野のスペシャリストが連携して質の高い獣医療を提供。コミュニケーションを大切に、ご家族みなさんに寄り添っていく

酪農学園大学獣医学部卒業後、東京大学附属動物医療センターにて外科研修。東京と北海道の動物病院で経験を積み、2018年1月に『稲毛東ペットクリニック』を開設。

遠藤 綾 院長

遠藤 綾 院長

稲毛東ペットクリニック

千葉市稲毛区/稲毛東/稲毛駅

  • ●犬
  • ●猫

医師である父の影響もあり獣医師を志し、外科を専門に経験を積む

遠藤 綾 院長

父が医師をしておりましたので、小さな頃から医療を身近に感じていたように思います。大学病院に勤務していた父に連れられて病院を訪れるなかで自然と医療を志すようになりました。小学校の卒業文集に「獣医さんになる」と書いていました。
高校卒業後は地元の千葉を離れ、北海道にある酪農学園大学で6年間学びました。大学卒業後は東京大学附属動物医療センターで専門的に外科を学び、都内にある動物病院で経験を積みました。その後、夫の転勤に伴って再び北海道に行くことになり、母校の動物医療センターや札幌市内の動物病院で診療するようになったんですね。このときCT検査による画像診断を学び、腫瘍(がん)をはじめとした循環器や呼吸器の病気の診療に携わってきたことが獣医師として自分の強みになっているように思います。

犬・猫でスペースを分け、快適な時間を提供する

遠藤 綾 院長

北海道からこちらに戻り、『稲毛東ペットクリニック』を開いたのは2018年1月でした。私は同じ千葉市でも若葉区の出身なのですが、この街の雰囲気がとっても素敵で気に入ってしまいまして(笑)。幸いにも稲毛駅からアクセスのよい恵まれた立地にご縁があり、ここでならきっと地域に暮らす動物たちや飼い主さんのお役に立てるのではないかと思い、クリニックの開設を決めました。
落ち着きのある街並みに溶け込むようなスタイリッシュな空間を意識した院内には、動物たちや飼い主さんが安心して、快適に過ごせるようなさまざまな工夫を凝らしています。大きな特徴としては、犬・猫で利用スペースを分けていることが挙げられます。たとえば待合室は、エントランスを入って右側がワンちゃん用のスペースになっており、お散歩の途中に気軽に足を運んでいただけるように小さなお庭も設置しています。一方、ネコちゃんはエントランスから入った左側が待合室になっており、診察室や入院室も犬・猫で分かれています。ネコちゃんはデリケートな子が多いですが、当院であれば動物たちにあまりストレスをかけずに受診していただけるかと思います。

各分野のスペシャリストが連携し、質の高い獣医療を提供

遠藤 綾 院長

当院では「ゆりかごから虹の橋を渡るまで」をテーマに、ペットとご家族が過ごす時間がより幸せなものになるようにサポートさせていただきます。獣医師として動物たちの病気やけがの治療をするのはもちろんですが、しつけのことや食事の与え方などをアドバイスしたり、ワクチン接種や健康診断などを担当させていただいたりしながら、飼い主さんとご一緒にペットの一生を見守っていきたいと考えています。
飼い主さんの大切な家族であるペットにとって一番いい治療をしてあげられるように、当院では外科や画像診断を専門的に学んだ私をはじめ、循環器・腫瘍・整形外科など各分野のスペシャリスが連携して質の高い獣医療をご提供しています。X線、超音波、内視鏡をはじめとした充実した設備をいかして、それぞれのご家庭に適した検査や治療をご提案させていただきます。

十分なコミュニケーションを心がけ、ご家族みなさんに寄り添っていく

飼い主さんはみなさん動物たちをとても大事になさっていて、「ペット」というよりも「パートナー」という言葉のほうがふさわしい気がします。私たちは、飼い主さんにとってかけがえのないパートナーの治療や健康管理をお任せいただくわけですから、十分にコミュニケーションを取りながら、心からご満足いただける結果につなげたいと思っています。
初診の場合は、飼い主さんからその子の性格をお聞きすることから始めて、いきなり体を触るようなことは決してしません。飼い主さんが話しやすい雰囲気づくりを心がけると同時に、動物たちにこの場所に慣れてもらうことを重視して、その子その子のペースで診療を進めるようにしています。こうして一つ一つ信頼を積み重ねていくことで、たとえパートナーを看取った場合も、新しいパートナーを迎えて再びお付き合いが始まるような、ご家族みなさんに寄り添える動物病院でありたいと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

当院ではトリミングやペットホテルにも対応しています。一般的なトリミングサロンでは病気や高齢を理由に施術を断られてしまうケースも珍しくありませんが、当院を受診していただき、健康状態やワクチン接種の履歴などを確認できる場合は、年齢や病気の有無にかかわらずサービスをご利用いただけます。
獣医療の世界は日進月歩ですから私も常に学ぶ姿勢を忘れずにいたいと思っており、現在も画像診断の認定医資格を取るための勉強に取り組んでいます。新たにCTの導入も検討しており、より充実した医療をご提供できるように努めています。地域密着型の動物病院として、動物たちや飼い主さんの暮らしに寄り添うように診療していきたいと考えておりますので、何かお困りのことやご心配なことがありましたらお気軽にご来院いただければと思います。実際に病院に足を運んでいただくのはもちろん、お電話でも構いませんので、ささいな事でも遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2024年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

遠藤 綾 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 好きな作家:村上 春樹
  • 好きな映画:『リバー・ランズ・スルー・イット』
  • 好きな場所:温泉
  • 好きな言葉:「出来る出来ないかじゃない。やるかやらないかだ」

遠藤 綾 院長から聞いた
『猫の肺水腫』

1分間に40回以上の呼吸数は「異常な数値」。早めの受診を心がけてほしい

猫の肺水腫は、心筋症などの心臓病が原因で発症することが多いです。心筋症は加齢とともに発症リスクが高まるというものではなく、2~3歳でも発症することがありますので注意が必要です。

飼い主さんには日頃からネコちゃんの様子をよく確認していただき、呼吸が苦しそうな様子がみられたら、かかりつけの動物病院へ相談されることをおすすめします。あらかじめ電話を一本入れてから受診していただければ、すぐに酸素吸入などの処置を行い、呼吸状態を改善できるからです。

動物病院を受診する目安は、ネコちゃんが寝ているときの呼吸数が1分間に40回を超えているかどうかがポイントになります。1分間に40回以上呼吸している場合は「異常な数値」だと言えますので、早めの受診をお願いします。また、ネコちゃんは環境の変化に弱い動物ですから、大切な家族が心穏やかに過ごせるようにご配慮いただくとよいでしょう。

グラフで見る『遠藤 綾 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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