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  • 女性不妊

女性不妊の検査と治療について

女性側の検査は、感染症検査、超音波検査、低温期と高温期のホルモン検査、フーナー検査、卵管通水検査、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査、抗精子抗体検査、AMH 検査、などが有ります。
一度に全ての検査をする必要は有りません。原因究明を兼ね、妊娠するまで3か月間くらいで徐々に行えば良いと思います。付けられる人は、基礎体温を付けながら内診と超音波検査で排卵日を同定して、性交指導をします。約3週間高温期が続いたら妊娠反応をみます。
3~6周期はごく自然に性交指導で妊娠を目指します。次の段階として、人工授精を3~6回での妊娠を試みます。人工授精は、精子をパーコール液と培養液で洗浄して、質の良い精子を集めて、細く柔らかいストローで子宮の中に直接注入する方法です。痛みもなく、数分で終わり、安静も必用ありません。保険適応です。それでも妊娠に至らない場合は、ART(生殖補助医療)の体外受精や顕微授精を行う運びとなります。条件はありますが、保険適応となりました。総括として、35歳以上や子宮筋腫、卵巣腫瘍、合併症などが有っても妊娠はできます。短絡的に ARTを行う必要はありません。妊娠後もフォローする医療施設がお薦めです。

石田 徳人 院長
菊名西口医院
石田 徳人 院長
横浜市港北区/篠原北/菊名駅
●内科 ●産婦人科 ●小児科
  • うつ病

ライフイベントにおけるストレスや環境の変化で起こるうつ病

うつ病の特徴には、普段の体調と異なって気分が憂鬱で疲れやすい、やる気が出ない、物事をマイナス面にしか捉えられないといった気分の変調が現れます。そして、気分転換ができず、症状が持続する状態となります。うつ病が発症する年齢は幅広いですが、30〜60代が多くみられることも特徴的です。その背景として、仕事や結婚、退職などのライフイベントの変わり目において、大きなストレスと環境の変化が影響していると考えられています。うつ病の治療は、約90%が薬物療法です。患者さんの中には、薬物療法で過敏に副作用が現れる方もいます。その場合は、心理療法がメインとなることでしょう。
うつ病を予防することは容易ではありません。基本的には、自分を中心として取り巻く環境が変わった時に、うつ病は発症しやすくなります。その時点で、すぐにうつ病を発症するのか、あるいは時間が経ってから起きるのかは個人差があります。共通するのは、何らかのタイミングで心理的負荷がかかり、不眠や体調不良が起こります。その変化が起きた時に、しっかりと心身の休養ができることが大切です。

石井 正宏 院長
航空公園クリニック
石井 正宏 院長
所沢市/喜多町/航空公園駅
●心療内科 ●精神科 ●脳神経内科
  • にきび

今できているニキビは皮膚科で治療、ニキビ跡の相談は美容クリニックへ

お肌にニキビができるかどうかは、残念ながら遺伝的な要因も大きいと思います。皮脂の分泌が多い方は毛穴が詰まりやすくなり、どうしてもニキビができやすくなってしまいます。
ただ、それに加え、間違ったスキンケアやメイク、皮脂を増やす食事など続けると、よりニキビが悪化することになります。また、ホルモンバランスや環境の変化によるストレスがニキビに影響することもあります。ニキビは一筋縄では解決できないことが多いですが、知識を身に着け、コツコツ治療を継続していくことで、確実に自己ベスト肌に近づくと思います。

ニキビ治療は年々進化しており、保険診療の治療薬でも効果が期待できるようになっています。そのため、まずは保険皮膚科を受診して適切な治療を行っていただき、火種が小さいうちに対処することが大切です。治療のスピード感を上げたい方、またはニキビ跡が気になる方は我々などの美容クリニックに相談いただき、適切な施術を選択していただくとよいと思います。今は医療を選べる時代になってきましたので、ぜひ諦めずに、ご自身のお肌と向き合っていただきたいと思います。

寺村 幸 院長
WITH BEAUTY CLINIC(ウィズ ビューティ クリニック)
寺村 幸 院長
渋谷区/代官山町/代官山駅
●美容皮膚科
  • 心房細動

心電図検査を受け、早期発見と早期治療につなげる

心房細動は、心臓の心房筋が無秩序に興奮する結果、心房がしっかりと収縮していない病気のことです。年齢とともに増える傾向にあります。最も多い症状は動悸でもし動悸を感じたら心電図検査を受けることが大切です。
心房細動の発症を増す要因として、生活習慣の乱れがあります。喫煙や過剰なアルコール摂取、睡眠不足、過労、ストレスを受ける状態などが影響を与えます。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある場合は、病気がない方と比べて心房細動を発症するリスクは高まるでしょう。心房細動では心臓に血栓ができ易く、そのまま放っておくと脳梗塞などの血栓塞栓症を発症する恐れがあるため、早期発見と早期治療が重要な病気です。以前は内服薬で治療を行っていましたが、今はカテーテルアブレーション治療を行うことが主流になりました。
まずは、毎年の健康診断を受けること、気になる動悸がある場合は心電図検査を受けることが早期発見につながります。また、生活習慣を見直し、心房細動の発症リスクを抑えることを心がけましょう。

髙塚 洋二  院長
元町たかつか内科クリニック
髙塚 洋二 院長
横浜市中区/山下町/元町・中華街駅
●内科 ●呼吸器内科 ●循環器内科 ●消化器外科 ●アレルギー科
  • ピロリ菌感染

若いうちに除菌することにより、胃がんのリスクを大幅に軽減することが可能

横須賀市では現在、特に20代、30代の比較的若い世代のピロリ検診に力を入れています。私たちの世代に比べれば、今の若い人でピロリ菌を保有している人は確かに多くありません。しかし、少なからず保有している方がいることも事実で、そうした方々を検診で発見し、胃カメラで検査を行い、除菌をすることで胃がんの発生率を抑えるという取り組みです。
若い世代の検診に力を入れている理由は、若いうちに除菌ができていれば、慢性胃炎が進行してないために胃がんのリスクを軽減できるためです。ある程度の年齢の人であっても、除菌をすることでリスクは減りますが、それまでに慢性胃炎が進行してきた土壌がありますので、若い世代のそれと比べればリスクは残ります。
1つ申し上げておきたいのが、ピロリ菌による癌のリスクは軽減しても、それ以外の癌もあるということです。ピロリ菌がいなくなったからといって癌にならないわけではなく、健康診断やがん検診を受けていただけるようお勧めいたします。

深澤 信悟 院長
ふかさわクリニック
深澤 信悟 院長
横須賀市/長沢/京急長沢駅
●消化器内科 ●内科 ●小児科 ●アレルギー科 ●外科 ●整形外科 ●肛門科

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歯科医師から聞いた
『歯や口の病気』の対処・治療方法

  • むし歯[う蝕・カリエス]

正解を知り、出来ることから始めていく

むし歯はむし歯でもここではお子さんのむし歯についてお話ししていきましょう。お子さんの場合、自身でコントロールができないというのが大人の虫歯と多く異なる点になります。
遺伝や糖質の摂取を含む生活習慣などが絡み合うことで虫歯ができてしまうのですが、そうならないよう、お母さんお父さんにしっかり管理していただく必要があります。では、実際に何をするかといえば、まずは食事の管理です。食べ物の種類もそうですし、お子さんの場合、間食の回数も重要です。さらにいえば、歯並び等も大きなリスク要因となりますので、歯が生える前から歯医者さんに相談することも有効になります。
教科書的なことをいえば、3歳まで一切、糖質を摂らないことが重要ということになります。とはいえ、「一切摂らない」ということをできる方は限られていると思いますし、神経質になりすぎて、日々のストレスがたまり、お母さんお父さんの生活が壊れてしまうのは一番懸念されることです。正解をしっかりと理解し、完璧ではなくとも、意識してそれに寄せていくことが重要になります。

甲田 智 院長
藤沢駅こう歯科 おとなとこどもの歯医者さん
甲田 智 院長
藤沢市/藤沢/藤沢駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科

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獣医師から聞いた
『動物の病気』の対処・治療方法

  • 犬のてんかん

癖や問題行動の裏には『てんかん』である可能性も。

『てんかん』に罹る原因は、高齢だと脳腫瘍やガンであることもありますが、若い場合、原因不明なことが多い病気です。そのため、検査をしてもひっかからないというケースが多くあります。

症状は『痙攣(けいれん)』というのがいちばんメジャーであったりするものの、脚を上げるだけであったり、ボーッとしている時によだれを垂らすなども1つの症状といわれています。癖なんだなと思っていたら意外と「てんかん」だったということや、問題行動の裏に「てんかん」が隠れていることも。例えば、おしっこをしていたけど、実は痙攣によって尿失禁をしていたということもあります。犬種にもよりますが、罹ってしまうケースが最近は増えてきているなという印象です。

治療法は「内服薬」がメインになります。飲み始めると生涯に渡って飲み続けるため、副作用を心配して抵抗がある方は、サプリメントを使ったり、専用のご飯をあげたり、鍼灸を試したりと、お家の考え方やご希望に応じてできるものはあるかなと思います。

予防法はなく、何が悪かったから病気になったというのではありません。「てんかん」になってしまった時は、いろんなやり方でコントロールすることは可能ですので、悩まずに来院してください。病院では症状のないケースがほとんどなので、症状を動画で撮っていただけると助かります。

山本 崇史 院長 & 瞳 副院長
やまもと動物病院
山本 崇史 院長 & 瞳 副院長
足立区/西竹の塚/竹ノ塚駅
●犬 ●猫 ●ハムスター
  • 犬の白内障

根本治療は外科手術。併発の場合は原因の病気をしっかり治して

白内障は、水晶体が濁り視力が低下してしまう症状で、犬によく見られる病気です。原因は遺伝的なものから、他の病気がきっかけで併発してしまうなど様々です。老齢だから白内障になるとも一概には言えませんし、目が白っぽくなっていても実は白内障ではない場合もあります。飼い主さんが気づく症状としてわかりやすいのは、目が白くなることが挙げられます。しかし初期の段階では痛みやかゆみなどの症状もなく、飼い主さんの方でわかるのはかなり進行してからになります。初期の段階ですと、動物病院で専用の顕微鏡で検査をしないとはっきりとした診断が下せないことが多いです。ある程度症状が進行すると痛みが出てくることもあり、進行を遅らせる点眼薬などもありますが、完全に治療するには外科手術が必要になります。遺伝が原因となると1~2歳から白内障になってしまうこともあり、この場合は予見予防というのは難しいです。目の炎症や糖尿病など他の原因がある場合は、まずその原因となる病気の治療をしっかりとすることです。健康診断を定期的に受診し不調を見逃さないことも大切です。愛犬の様子は日頃から気をつけて見て、物にぶつかりやすくなるなどの異常があらわれたら一度獣医師にご相談ください。

近藤 竜太 院長
白金高輪動物病院
近藤 竜太 院長
港区/白金/白金高輪駅
●犬 ●猫
  • 犬・猫のけいれん発作

症状が起きたら動画撮影を!どの年齢にも起こりうる”発作”

もし、愛⽝•愛猫に発作が起きたら、”動画を撮る”ということを覚えておいてください。発作というのは、”どのようなタイミングで、どのような時間に、 どのようなことが起きたのか”というのが治療を⾏う上でとても⼤切になりま す。そのため、発作が起きたら、難しいとは思いますが、焦らず動画を撮 り、そのまま動物病院にいっていただけたらと思います。
⽝•猫ともに、発作が起きる原因は確率の⾼い順に、内蔵、⼼臓、脳の順に分かれています。原因が内臓の場合は⾎液検査を⾏い、もし⼼臓であれば聴診で⼼臓の⾳を確認し、レントゲン検査や⼼臓エコー検査を⾏います。これらの検査をしても問題がないという場合には、脳に原因があると考え、MRI検査を⾏うという流れが主な治療の流れです。発作が起きる時はご家庭であることがほとんどですので、獣医師がその症状を確認出来ません。何度もお伝 えしますが、原因特定のためにも、飼い主さんの認識と獣医師の認識を⼀致 させるという意味でも動画が⼤切になってきます。これは、発作だけでなく、どの病気も動画や写真などの客観的なデータが⼤切なので、可能であれば撮影をしていただけると治療がスムーズになると思います。 また、発作が起きた際には、緊急のものと、様⼦を⾒ることが出来るものとに分かれてきます。その判断としては、発作が起きた際に⾆の⾊を⾒ていただくことがポイントです。発作が起きて⾆の⾊が⻘紫⾊になっている場合は、”チアノーゼ=酸素が⾜りない状態”です。この症状が10秒程度で収まる場合は様⼦を⾒ていただいても⼤丈夫ですが、⻑時間続くようなら緊急性が⾼い証拠です。すぐに病院に相談してください。また、痙攣発作の場合は、10分を超えるようなものすぐに病院へ連れて⾏ってください。もし1分以内であれば様⼦を⾒てもいいと思います。
チアノーゼが起きた際は、応急処置として、カセット酸素などを吸わせるなどが効果的です。
発作は、年齢によって正確に原因を突き⽌めるということは難しいのですが、可能性として考えられる主な原因が以下の通りです。 ⽣後4ヶ⽉までは低⾎糖発作であることが多いです。⾷事を⻑時間⾷べていなかった時、痙攣発作を起こすことがあります。対処法としては、砂糖⽔を飲ませてください。 1歳弱から7歳くらいまでは脳の病気や炎症、てんかんが多い印象です。 また、10歳を超えると脳ではなく内蔵、⼼臓の病気の可能性が出てきま す。
ただ、痙攣はどの年齢にも起こりうる症状です。兎にも⾓にも、発作が起き たら、⾒守るより動画を撮ってください。10秒ほどでも⼤丈夫です。

桂⽥ 樹明 院長
ペテモ動物病院 浦和美園
桂⽥ 樹明 院長
さいたま市緑区/美園/浦和美園駅
●犬 ●猫
  • 犬の子宮蓄膿症

『子宮蓄膿症』は避妊していない、出産経験のないメスに多い病気

子宮蓄膿症は中高齢のワンちゃんで出産経験がないメス犬(未経産)がなりやすい病気です。症状は発情出血から2〜3ヶ月の頃に水を飲むことが増えたりおしっこの回数が増えたり、お腹が張った感じになります。そうすると元気がなくなったりお腹の中に膿が溜まったりするのですが、別のタイプだとまあまあ元気なのですが、膿がおしっこと共に出てくることもあります。血液中に毒素がまわることで負担がかかって腎不全になったり、ご飯が食べられなくなったり、命にもかかわる病気でもあるため早めの対応が必要です。予防法としては、出産の予定がない犬は若くて元気なうちに避妊手術をしてあげた方がいいかなと思います。避妊手術をすると子宮がなくなるので子宮蓄膿症の心配がありません。もしくは子宮があったとしても卵巣をしっかり取ってしまえば発病周期がなくなるのでかかりません。まずは中高齢のメスで食欲不振があり、避妊手術をしていなかった場合には、エコー(超音波)検査をするとわかります。異常があったら早めに受診することで早期発見につながるでしょう。

金森 佳子 院長
フレンドリー動物病院
金森 佳子 院長
桶川市/東/桶川駅
●犬 ●猫

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