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宇賀田 雅人 院長

MASATO UGATA

動物たちと飼い主さんの「楽しい時間」を支えるために――。皮膚科・歯科を中心に質の高い獣医療を提供する

日本大学 生物資源科学部 獣医学科(獣医外科学研究室)卒業。亀戸動物総合病院およびグループ病院で経験を積み、2015年に『松戸うがた動物病院』を開設。

宇賀田 雅人 院長

宇賀田 雅人 院長

松戸うがた動物病院

松戸市/稔台/みのり台駅

  • ●犬
  • ●猫

動物好きな少年が獣医師になるまで

宇賀田 雅人 院長

母が動物好きだったものですから、生まれたときから常に動物がそばにいる環境で育ちました。埼玉にある実家にいたときはグレート・ピレニーズという大きな犬を2頭、キャバリア、アメリカン・コッカー・スパニエルを飼っていて、家の中では熱帯魚やシマリスなど、いろいろな生きものと暮らしていました。ですから私が動物を好きになったのも自然なことで、小学校の卒業アルバムにも「動物学者になる」と書いたのを覚えています。家族の影響もあって自然と獣医師を目指すようになり、高校卒業後は日本大学生物資源科学部 獣医学科に進みました。
自分の動物病院を開くことは、獣医師になった当初から考えていたことでした。大学時代に出会った恩師の病院に勤務しながら、整形外科、腫瘍科、歯科などを得意とする先輩たちのもとで幅広い知識や技術を身につけました。そうしたなかでさまざまなご縁やタイミングが重なり、『松戸うがた動物病院』を開設したのが2015年の春です。それからもう10年以上にわたり、地域に暮らす動物たちと飼い主さんのお役に立てるよう努力してきました。

動物たちと飼い主さんの「楽しい時間」を支えたい

宇賀田 雅人 院長

当院は犬と猫を対象に診療しており、治療と予防を柱にしながら、動物たちと過ごす楽しい時間が少しでも長くなるようお手伝いをしています。地域のかかりつけ動物病院として日常的な不調をご相談いただくほか、各種ワクチン接種や健康診断などを通じて、大きな病気を未然に防ぐ予防医療にも積極的に取り組んでいます。
飼い主さんは近隣にお住まいの方はもちろん、都内や埼玉から足を運んでくださるケースも少なくありません。病院には広々とした駐車スペースを完備し、予約優先制で診療しておりますので、通院に伴うご家族の負担軽減にもつながっているのではないでしょうか。動物たちと暮らす飼い主さんが「何かおかしい」と感じるときには、いつでも気軽にご相談いただければと思います。

また最近はLINEやinstagramなどのSNSを、情報発信と飼い主さんとのコミュニケーションツールとして活用することに注力しています。予約の問い合わせや簡単な相談はLINEで、トリミングに来てくれた動物たちの写真やお役立ち情報などはinstagramで発信しています。将来的にはオンライン診療の開始やYoutubeなども活用していきたいですね。

皮膚科・歯科を中心に質の高い獣医療を提供する

宇賀田 雅人 院長

当院には院長を務める私のほかに、皮膚科を得意とする女性獣医師が在籍しています。飼い主さんから寄せられるご相談の中でも皮膚に関するお悩みは多いため、適切な診断・治療が行える体制を整えていることで、安心して通っていただけるのではないでしょうか。こうした一般診療に加えて、外部の獣医師と協力して、整形外科・神経外科などの、より高度な手術にも対応できることが当院の強みです。
私自身は何か1つの分野に特化するというより、幅広く質の高い医療の提供を目指していますが、近年特に力を入れているのが歯科診療です。愛犬の口臭が気になっても、そのことが直接命に関わることはほとんどありません。しかし、飼い主さんが動物たちと良好な関係を築くうえで、口の中を清潔に保つことは非常に大切です。麻酔処置などで負担がかかる場合もありますが、口の中がきれいになると飼い主さんがとても喜んでくださるので、私としても大きなやりがいを感じています。

動物たちに優しく、飼い主さんと丁寧に向き合っていく

当院は、学術的根拠と経験値に基づいたパーソナライズド・ヘルスケア(日本ではオーダーメイド医療とも)の考え方を大切にしており、診察の際は飼い主さんのお話をよくお聞きして、できるだけご希望に沿った診療を行いたいと考えています。飼い主さんが何に困っているのか、その子にどんな治療を望んでいるのか、といったことをきちんと把握したうえで、そのご家庭に合った解決策をご提案したいと思います。もちろん、その場で結論が出ることばかりではないかもしれませんが、少しでも不安や疑問が解消された状態でお帰りいただけるように心がけています。
一方、動物たちについては「もしも自分や自分の家族だったら?」という視点で考え、動物たちやご家族が嫌だと思うことは無理をしないようにしています。私たちだけでは難しそうな場合は、飼い主さんにもご協力いただきながら進めていますので、どうしても時間がかかってしまうこともあります。とはいえ飼い主さんからは「こんなに話を聞いてくれたのは初めて」「この病院を選んでよかった」と言っていただくこともあり、獣医師としてはこれほどうれしいことはありません。

これから受診される飼い主さんへ

動物たちはそれぞれ性格や状態が異なり、治療に対する飼い主さんのお考えもさまざまです。ですから獣医療にも「こうあるべき」という正解はないと考えています。私は動物たちと飼い主さんの生活が楽しいものであってほしいし、そうなるためのお手伝いをしたいだけです。診療方針を押し付けることはありませんし、何か検査や治療をする場合にも複数の選択肢をご提示したうえで、その子にとって何が一番なのかを飼い主さんと一緒に考えたいと思います。ここで働くスタッフはみんな、私以上に優しい人ばかりです。お困りのことや心配なことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

宇賀田 雅人 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県
  • 出身大学:日本大学
  • 趣味・特技:映画鑑賞/ホルン演奏
  • 好きな映画:『インターステラー』、『バタフライ・エフェクト』
  • 好きな観光地:ハワイ

宇賀田 雅人 院長から聞いた
『犬の根尖膿瘍』

歯周病が原因で起こる「根尖膿瘍」とは?

根尖膿瘍とは、歯の根の先端に膿がたまった状態を指します。主な原因は歯周病で、初期には目の下の腫れがみられることが多く、進行するとくしゃみや痛みが出るようになって食欲低下を招くことがあります。さらに重症化すると、鼻血が出る、骨が溶けて鼻が変形するなどの症状が現れることもあります。

治療は抜歯が一般的ですが、近年では歯槽骨の再生医療といった新しい選択肢も生まれつつあります。根尖膿瘍の多くは歯周病が原因ですから、日頃からお口の中を清潔に保つことが重要です。毎日の歯磨きに加え、清潔をサポートするスプレーやサプリメントの使用も検討するとよいでしょう。

グラフで見る『宇賀田 雅人 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION