稲垣 圭司 院長 & 室田 麗 副院長
KEIJI INAGAKI & URARA MUROTA
生まれ育った浦安の町で地域の皆さんの目の健康にお役に立てるように
【稲垣 圭司 院長】
順天堂大学医学部卒業。聖路加国際病院 眼科 副医長を経て、2017年より『イナガキ眼科』院長に就任( JR京葉線・武蔵野線「新浦安駅」から徒歩3分)。
【室田 麗 副院長】
東邦大学医学部卒業。東邦大学眼科、済生会東部病院眼科部長を経て、『イナガキ眼科』副院長に就任。

稲垣 圭司 院長 & 室田 麗 副院長
イナガキ眼科
浦安市/美浜/新浦安駅
- ●眼科
- ●小児眼科
目に見えて結果の出る眼科医としての喜びを感じて

【稲垣 圭司 院長】
1990年より父が浦安の街で眼科医をしており、そこで働く父の姿を見て育ち、自然と医師を志すようになっていました。その父の影響もありますが、眼科の手術は非常に繊細なものです。私は子どもの頃から細かい作業が好きでしたから、「自分もこういう手術ができるようになりたい」と思ったことが大きな動機となりました。また、眼科は文字通り、目に見えて結果が出る科です。患者さんは一様に喜んでくださいますので、やりがいを感じれるのではないかと考えたのです。
【室田 麗 副院長】
両親ともにお医者さんということもあり、私にとって身近な職業でもありましたし、2人を見ていて、「人のためになる仕事に就けたら……」ということが出発点でした。眼科を選んだのは、同じく眼科医である母の影響があったかと思います。加えて、手術というものに興味がありましたので、手術ができる科で、ということがありましたね。
『イナガキ眼科』の副院長に就任したのは一昨年(2023年)のこと。それまで病院で白内障の手術を中心に手がけてきましたが、硝子体手術の分野でより経験を積みたいと考えてのことでした。これまで様々な病院に勤務してきましたが、こちらのクリニックは大学病院に匹敵する、あるいはそれ以上の設備が整っており、手術をする立場として、それは非常に魅力的だったのです。
目の中の手術を柱に、目の総合病院としてあらゆる病気に対応

【稲垣 圭司 院長】
父が小児眼科が専門だったこともあり、お子さんの斜視や「視力が出ない」といったお悩み、あるいは一般的なアレルギー性の結膜炎やコンタクトレンズの処方などのご相談が開院当初は多かったですね。それが私の代になると、手術が専門ということもあり、手術件数が年々増えてきている状況です。昨年度(2024年)は、分院と合わせて約1,800件の手術を手がけてきており、この数字は市中病院と比べても多い部類に入ると思います。
当院は内眼手術、つまり目の中の手術を専門としています。その代表として白内障があり、近視や遠視、乱視を眼内レンズを挿入することによって矯正するICL、目の奥の病気である硝子体の手術が主なものとなります。当院には常駐する医師以外に、ドライアイや緑内障等、各分野の専門の医師が大学から派遣されてきており、目の総合病院としてあらゆるご病気を拝見しています。
不安に寄り添い、「良かった」と皆さんに喜んでいただけるように

【室田 麗 副院長】
眼科の手術は患者さんの意識のある状態で手術をすることになりますので、多くの方がとても緊張されるんですね。ですから、術中は「水がかかりますよ」といったようにできる限りお声掛けをし、緊張をほぐしながら治療を進められるよう心がけています。
治療の選択に関しては、患者さんのご希望に添うということが第一です。例えば白内障の手術の場合、様々なレンズがあり、ピントをどこで合わせるか、といったことを事前に決めなくてはなりません。かなり専門的な内容になりますので、瞬時にご理解いただくことは難しいかもしれませんが、1つひとつ丁寧にご説明しながら、納得して手術に臨んでいただけるよう心がけています。治療を終えた時、皆さんに「良かった」と喜んでいただけるようにしていきたいですね。
安全でより負担の少ない手術を目指して
【稲垣 圭司 院長】
安全かつ短時間での手術を目指しています。目は手術に掛かる時間が長ければ長いほど負担がかかることになります。逆説的なようですが、丁寧に手技を進めたほうが早く終わるものになりますので、細心の注意を払いながら、極力、低侵襲で安全な手術を心がけています。
手術は、学びの繰り返しです。ミスがあってはなりませんが、その過程で「ここはこうしたほうがより良いのではないか」といったことが出てくるものです。その学びを次に活かせるのと活かせないのとでは大きな差が生じてくることになります。より良い手術を行えるよう、経験を糧として、これからも精進を積んでまいります。
これから受診される患者さんへ
【稲垣 圭司 院長】
2024年6月には南行徳に『なんぎょうイナガキ眼科』を新たに開設いたしました。当院と同等の設備を有しているクリニックを設けたことで、白内障等で手術をお考えになっているより多くの方のニーズに応えていきたいと考えています。白内障などの手術をご検討されている方はもちろんのこと、目がかすむ、見えづらいといったことでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
【室田 麗 副院長】
この間、白内障の手術をされた患者さんのお子さんとご主人の診察を担当させていただいたことがありました。ご家族の目を診させていただくなんてことは、地域のクリニックならではと思うんですね。小さなお子さんからご高齢の方まで、あらゆる層の方々のあらゆる症状を拝見させていただきます。目でお困りのことがありましたら、いつでも何なりとご相談ください。
※上記記事は2025年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
稲垣 圭司 院長 & 室田 麗 副院長 MEMO
眼科専門医
- 出身地:【院長】千葉県浦安市 【副院長】東京都
- 出身大学:【院長】順天堂大学 【副院長】東邦大学
- 趣味・特技:【院長】ギター、格闘技観戦、ボクシング/ヨット 【副院長】犬の散歩
- 好きな音楽:【院長】ロック
- 好きなもの:【副院長】「動物が好きです」
- 好きな場所・観光地:【院長】海 【副院長】自宅
- 好きな言葉・座右の銘:【院長】「感謝」 【副院長】「自分らしく」
稲垣 圭司 院長 & 室田 麗 副院長から聞いた
『黄斑上膜』
黄斑上膜は早期に発見し、できるだけ早くの治療が望まれる
黄斑上膜は白内障と合併することが多く、白内障の手術を目的に来院された患者さんの眼底を検査すると見つかることが多々あります。手術は白内障の手術と同時に行われることが多く、いわゆる硝子体手術としては最も多く行われている手術と言えるでしょう。
白内障の場合、どれだけ視力が落ちても治療をすれば視力は元に戻ります。しかし、黄斑部、網膜の細胞はダメージを受けると完全に再生することはないものですから、治療のタイミングが遅れてしまうと視力が完全に元に戻らないケースがあります。歪みなどの後遺症が残ることがありますので、早期に発見し、いち早く治療を受けることが大切です。
グラフで見る『稲垣 圭司 院長 & 室田 麗 副院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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