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中村 賢 院長

KEN NAKAMURA

土日診療対応&駐車場完備。心臓と小児の病気を中心に、地域の中で質の高い医療を提供する

東京慈恵会医科大学卒業後、心臓外科を専門に研鑽を積む。大学病院や総合病院で多くの手術を執刀し、スキルを磨く。2023年4月、千葉県柏市にて開業。

中村 賢 院長

中村 賢 院長

KENカルディオクリニック柏

柏市/新富町/南柏駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●小児科
  • ●健診・検診

身近な人を救いたい――。小学生のときに医師になることを決意

中村 賢 院長

子どもの頃から母が入退院を繰り返していたため、折々に医療の現場を目にすることがありました。そうした生活が続くなかで「身近な人を救えるようになりたい」と思ったのが医師を目指す最初のきっかけでした。小学生のときに心に決めた思いはその後も変わることなく、高校卒業後は東京慈恵会医科大学に進みました。自分の専門に外科を選んだのは、『ブラック・ジャック』という漫画の影響が大きかったでしょうか(笑)。主人公の天才外科医に憧れるような気持ちがあり、どうせやるなら一番難しい領域にチャレンジしようと考えて心臓外科医として研鑽を積みました。
クリニックを開業する以前は心臓手術を執刀する日々が続き、医師としてキャリアを重ねる反面、家族との時間が犠牲になることも少なくありませんでした。そうして人生の半ばにさしかかり、プライベートで悲しい別れが続いたことを機に、いったん立ち止まって考えてみたのです。もともと「身近な人を救いたい」と医師になったはずなのに、今の状況は当初の目標と乖離しているのではないか……。そのことに気付いたため思い切って大学を離れ、これから先は家族のそばで地域医療に携わっていこうと決めました。

土日診療対応&駐車場完備。心臓の病気を中心に幅広いニーズに対応

中村 賢 院長

20年あまり過ごした大学を離れ、『KENカルディオクリニック柏』を開いたのは2023年4月でした。クリニックの名前にあるカルディオは英語で“心臓”という意味があり、私の専門分野です。心臓外科医として培った知識や経験をベースに、母校の大学病院の協力も得ながら、地域のみなさまの健康と暮らしを支えていきたいと思っています。
当院では心臓や血管の病気に対する専門的な診療を行うほか、内科や小児科に幅広く対応することにより、小さなお子さんからご高齢の方までさまざまなお悩みを解決に導くお手伝いをいたします。日常的な体調不良でかかっていただくのはもちろん、生活習慣病の管理、新型コロナの後遺症と思われる症状などもお気軽にご相談ください。お仕事や勉強で忙しい方々のためにもできるだけ間口を広く・敷居を低くしたいと考えており、土曜日・日曜日も診療していることも受診しやすさを考えてのことです(毎月第1週を除く)。敷地内には広々とした駐車場(57台)があり、待合室の一角にはキッズコーナーなどもご用意しておりますので、ご家族みなさんで足を運んでいただければと思います。

心臓血管外科専門医ならではのスキルをいかして専門性の高い診療を行う

中村 賢 院長

大学病院などに勤務していた頃は命を落とすかどうかといったギリギリのところで診療しておりました。そうした経験を踏まえ、循環器(心臓や血管)については当院で出来るかぎりの診療を行いたいというのが私の思いです。大きな病院で心臓手術を受けた患者さんの術後管理であったり、ペースメーカーの管理であったり、心不全の治療であったり。クリニックレベルでありながら、循環器領域の高度な医療をご提供できることが強みです。
自分の専門領域について幅広く・奥深い診療を行うなか、2024年5月から新たにスタートしたのが心臓リハビリテーションです。理学療法士による運動療法や管理栄養士による食事指導など、各分野のスペシャリストが連携して行う心臓リハビリテーションは心臓病の治療に役立つほか、再発予防としても有効です。このほか当院では心臓のすぐお隣にある肺(呼吸器)の病気にもしっかり対応することができますので、喘息や睡眠時無呼吸症候群などについてもご相談ください。

大学病院と連携した小児科診療。保健師による育児相談にも対応

小児科については私の母校である東京慈恵会医科大学の小児科から医師を派遣していただいて、地域の中で質の高い医療をご提供しています。風邪や腹痛など日常的な病気をご相談いただくのはもちろん、各種健診や予防接種をとおして子どもたちの健やかな成長をサポートしたいと考えています。また私の妻が保健師ということもあり、医師による診察のほかに育児相談なども承っておりますのでご利用ください。
自分の専門外の小児科を診ようと思ったのは、この辺りに小児科クリニックが少ないと聞いたことがきっかけでした。ご縁があってこの地に開業したわけですから、「当院に足を運んでくださった患者さんをお断りしたくはない」。そんな気持ちで日々診療を続け、コロナ禍では発熱患者さんを積極的に受け入れ、現在も引き続きコロナ後遺症外来を開設しています。医療の最初の窓口として、患者さん一人一人に適切な道案内をしたいと考えておりますので、気になる症状などがありましたらお気軽にご相談いただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

心臓手術を執刀していた頃は命を救われた患者さんから「ありがとう」の言葉をいただく場面が数多くありました。開業した今は医師としての役割が変化しましたが、患者さんからは毎日たくさんの「ありがとう」をいただいています。「治療してくれてありがとう」「休みの日に診てくれてありがとう」……一つ一つの言葉が心に響き、日々の診療のモチベーションになっています。私たちとしても「当院に来てくださってありがとうございます」という気持ちで診療しておりますので、何かお困りのことがありましたら遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

中村 賢 院長 MEMO

  • 出身地:大阪生まれ、神奈川育ち
  • 出身大学:東京慈恵会医科大学
  • 趣味・特技:バイクに乗るために免許を取る予定です
  • 好きな本:東野圭吾、伊坂幸太郎、湊かなえ などの推理小説
  • 好きな言葉:外科医の頃は「一針入魂」でした。開業医となった今は「針」を「診」に置き換えて、「一診入魂」の気持ちで日々の診療にあたっています
  • 好きな場所・観光地:沖縄

中村 賢 院長から聞いた
『心臓神経症』

精神的なストレスが重なると、心臓のはたらきに悪影響を及ぼすことも

心臓神経症とは、心臓そのものには異常がみられないものの、動悸や息苦しさなど狭心症のような症状が現れる機能性疾患です。心臓に栄養を与えている冠動脈の狭窄などがみられる器質性疾患とは異なり、CTをはじめとした画像検査を行っても原因を特定できないことが特徴です。

病気を発症する原因は多くの場合、自律神経の乱れにあると考えられ、学校や会社などでストレスにさらされる若い世代に多くみられることも特徴です。治療では自律神経を整えることを目的に、漢方薬などが使用されます。

心臓神経症はストレス社会といわれる時代の現代病とも言うことができ、症状を上手にコントロールしながら病気と付き合っていくことも大事です。胸がドキドキする、胸が痛いなどの症状がありましたら、心臓の専門家にご相談いただくことをおすすめします。

グラフで見る『中村 賢 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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