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武藤 頼彦 副院長

YORIHIKO MUTO

内科・消化器内科・外科・肛門外科・婦人科に対応。医療の最初の窓口として1人の患者さんをトータルに診る

東邦大学医学部卒業。千葉大学医学部付属病院第二外科に入局し、大学病院や総合病院で経験を積む。2020年『幕張ももの木クリニック』副院長に就任し、現在に至る。

武藤 頼彦 副院長

武藤 頼彦 副院長

幕張ももの木クリニック

千葉市花見川区/幕張町/幕張駅

  • ●消化器内科
  • ●肛門科
  • ●外科
  • ●婦人科

医療の最初の窓口として、内科・消化器内科・外科・肛門外科・婦人科を診療

武藤 頼彦 副院長

『幕張ももの木クリニック』は内科・消化器内科・外科・肛門外科・婦人科の5つの診療科に対応する“小さな総合病院”のようなクリニックです。大学病院をはじめとした今の医療では臓器ごとに細かく診療科が分かれ、それぞれに専門性の高い診療が行われることが一般的です。これに対して当院は消化器病や婦人科系疾患の専門家が連携し、5つの科を網羅的に診療することにより、1つのクリニックでさまざまなニーズに対応することが可能です。
業務効率化のため医療の機能分化が進められるなか、当院の診療体制は時代に逆行していると言えるのかもしれません。しかし患者さんの立場で考えれば、同じ場所・同じ診察券で体のことを何でも相談できるほうがいいと思いますし、特にご高齢の方の場合はクリニックをいくつも掛け持ちして受診するのは大変なことでしょう。医療の最初の窓口として、地域の方々が安心して頼れる受け皿でありたい――。そんなふうに考えたのはここ幕張が、私が生まれ育った地元だからです。これまでに培った知識・経験・技術をいかして、地域の方々のお役に立つことができたら嬉しく思います。

それぞれに専門性を持った医師が連携し、患者さんをトータルに診る

武藤 頼彦 副院長

たとえば患者さんが「お腹が痛い」と訴えている場合、その原因はさまざまな可能性が考えられます。胃・大腸・十二指腸など消化器の病気のこともあれば、女性の方では子宮や卵巣など婦人科系の病気であることも考えられます。こうした場合、患者さんは最初にかかりつけの内科クリニックに相談なさるかもしれません。しかしかかりつけのクリニックではっきりとした原因が分からなければ、続いて消化器内科、婦人科と、いくつも医療機関を回って原因を突き止めることになるでしょう。
幸い当院には消化器外科医として経験を積んだ私がおり、日本産婦人科学会専門医である妻がおります。それぞれに専門性を持った医師が連携することにより、グレーゾーンを埋める……と言いますか。診療科の枠を越えて1人の患者さんを診ることで、何らかの解決策をご提示できることが当院の強みであり、私がやりたかった医療です。当院のホームページに「おなかとおしりのクリニックです」と記載しているとおり、お腹まわりの気になる症状や肛門のデリケートなお悩みがありましたら、遠慮なくご相談いただきたいと思います。

苦痛の少ない内視鏡検査・肛門の日帰り手術に対応

武藤 頼彦 副院長

内科・消化器内科・外科・肛門外科・婦人科のうち、副院⻑の私は婦人 科以外を担当します。内科では風邪や腹痛といったよくある症状から生 活習慣病の管理など幅広く対応し、各種健康診断・予防接種など予防医 療にも力を入れています。また私が専門にする消化器や外科領域につい ては、苦痛の少ない内視鏡検査や肛門の日帰り手術などを行っている点 が強みです。大腸カメラや肛門手術はデリケートゾーンを扱うため、患 者さんのプライバシーに十分な配慮をしておりますのでご安心くださ
い。
大学病院などに勤務していた頃は多くの胃がん・大腸がん手術を執刀 し、患者さんの命を救ってきした。これに対して今は、精度の高い内視 鏡検査を行うことで病気の早期発見・早期治療につなげることが私の役割です。胃がん・大腸がんを早期に見つけるため には、定期的に繰り返し検査を受けていただく必要があります。このため当院では適切に鎮静剤を使用することにより、 ウトウトと眠ったような状態で検査を受けていただいています。内視鏡検査には「痛い」「苦しい」といったイメージが つきまといますが、「楽に受けられる」とご理解いただき、検査を受ける方が一人でも増えることを期待しています。

あらゆる世代の女性に寄り添う婦人科・美容皮膚科

婦人科の診療を担当するのは、日本産婦人科学会専門医の聡子先生です。婦人科は生理が始まる思春期の頃から更年期、老年期といわれる年代まで、女性の一生に寄り添いながら診療します。当院においても月経にまつわるお悩みや更年期特有の症状のほか、デリケートゾーンのかゆみ・できものなどにも対応しています。女性医師による診療を行っているだけでなく、婦人科のスタッフは全員女性ですのでご安心ください。
とはいえ女性にとって婦人科を受診することは少々ハードルが高いことだと思いますので、クリニック内は婦人科とほかの診療科とで導線を分け、婦人科専用の受付・待合室をご用意しました。導線は分離しているもののカルテは各診療科で共有しておりますので、同じ診察券で複数の診療科を受診していただけます。婦人科で解決しないお悩みに対して、内科や外科などさまざまな角度から検証を行い、個々の患者さんに適した解決策をご提案できるでしょう。いつまでも美しくありたい女性のため、にきび跡やしみ・しわなど美容のお悩みにも対応しておりますのでご相談ください。

これから受診される患者さんへ

消化器外科医として多くの手術を執刀していた頃と今では、自分が担う役割は大きく変化しましたが、患者さんとの間に確かな信頼関係を築きたいという気持ちは昔も今も変わりません。診察の際には検査画像などをご覧いただきながら分かりやすい説明を行い、患者さんの理解を深めると同時に「ここに来てよかった」と思っていただけるような治療をご提供したいと思っています。各分野の専門家が連携して診療することにより、患者さんのQOL(生活の質)向上に貢献できたらこれほど嬉しいことはありません。何かお困りのこと、気になる症状などがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

武藤 頼彦 副院長 MEMO

  • 出身地:千葉県幕張市
  • 出身大学:東邦大学医学部
  • 趣味・特技:テニス、スキー、ゴルフ
  • 好きな本:重松 清の作品。中でも『とんび』が好きです。
  • 好きな場所・観光地:自分の家 家族に囲まれて幸せを感じていられる場所/ハワイ島。
  • 座右の銘:「努力は裏切らない」

武藤 頼彦 副院長から聞いた
『過敏性腸症候群』

慢性的に繰り返す腹痛・便秘・下痢は「過敏性腸症候群」の可能性も

過敏性腸症候群はストレスなどが原因で腸のはたらきが低下し、腹痛や排便異常(便秘/下痢)などが生じる病気です。若い世代に多くみられる病気であることも特徴の一つです。

治療では排便管理を重視してさまざまな種類のお薬が使用されることがあります。過敏性腸症候群は症状を上手にコントロールしながら長く付き合っていく病気ではあるものの、患者さんに合うお薬が見つかると症状が劇的に改善することもあります。

グラフで見る『武藤 頼彦 副院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION