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濵野 ナナ子 院長

NANAKO HAMANO

耳・鼻・喉の身近なかかりつけ医として。浦安の患者さんの治療に尽力

千葉大学医学部 卒業。同大学 耳鼻咽喉科に入局。以降、大学病院をはじめ、国保成東病院(現:さんむ医療センター)、千葉県こども病院、国立千葉病院(現:千葉医療センター)、千葉市立海浜病院で研修を受ける。一方、大学ではアレルギーグループに所属し、好酸球の研究により博士号を取得。川鉄病院(現在:千葉メディカルセンター)耳鼻咽喉科の医長を勤めた後、1999年12月に『なな耳鼻咽喉科』を開業(JR京葉線「新浦安駅」より徒歩4分)。

濵野 ナナ子 院長

濵野 ナナ子 院長

なな耳鼻咽喉科

浦安市/入船/新浦安駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●アレルギー科

医師であった叔父への憧れがこの道を目指す強い動機に

濵野 ナナ子 院長

医学部進学を考えたのは、医師である叔父の影響が強かったかと思います。もっとも、医学部進学を相談すると、両親には反対されました。当時のことですから、女性が医者になっても辞めてしまうことが多いという理由でした。それでも私が医学部に進むことを諦めなかったのは、今思えば、医師として、人として、叔父がとても素敵な人だったことが大きな動機になったのだと思います。

千葉大学卒業後は母校の耳鼻咽喉科に入局しました。叔父が外科医だったこともあり、外科系への憧れがあり、また細かい作業が得意だったこともあっての選択でした。また耳鼻咽喉科は、耳・鼻・喉の広範囲を専門的に診る科です。その広がりと奥深さにも魅了された面もありました。
1999年に『なな耳鼻咽喉科』を開設いたしました。浦安は千葉大学の先輩方が多く活躍されていた地域でもあり、患者さんをお願いしたり、連携する面でも適所と考えたのです。

ご高齢の方から小さなお子さんまで、幅広い世代が通う耳・鼻・喉のクリニック

濵野 ナナ子 院長

ご高齢の方から小児まで年齢層は多彩ですが、風邪を引くと来院する方が多い様です。耳・鼻・喉で限って言いますと、「鼻」症状で来院する方が多いですね。当院では副鼻腔炎への対処として、「副鼻腔洗浄」を行なっています。プレッツ置換法と言いますが、仰向けに寝てももらい(懸垂頭位)、その状態で薬を溶かした生食を使って洗浄する治療です。薬がなかった昔の方法で、現在は手がけている医療機関は殆どありませんが、副鼻腔炎に非常に効果のある治療です。口伝てに伝わり、鼻症状で悩む多くの方が相談にいらっしゃり、当院ではスタンダードな治療として行なっています。

がんの早期発見とアレルギー疾患の治療にも力を

濵野 ナナ子 院長

母校の大学は、頭頸部がんとアレルギーを専門としていました。耳・鼻・喉のがんということでは、喉のがんの頻度が高くなります。喉頭がん、咽頭がん、甲状腺がん、首のリンパ種、等々があげられますが、それらを見逃すことなく、早い段階で見つけ、適切な治療へとつなげていきたいと思っています。
花粉症に代表されるアレルギーでは、鼻汁検査や採血などの一般的な検査を実施しており、診断を踏まえて適切な治療をご案内していきます。内服薬でコントロールできる方が大半ですが、難治性の方には体質改善を主眼とする減感作療法をお勧めしており、さらに重症な方には抗アレルギー薬の注射療法もご案内しています。程度や生活スタイルに合わせて  その方に合った治療をご提案しています。

しっかりと話を聞き、患者さんと一緒に治療していく姿勢を大切に

病気を治すのが第一ですけども、患者さんが何に困っているということに気をつけて診ていきたいと思っています。患者さんの症状の裏に隠れた悩みが病気の原因であったり、病気から引き起こされる心身的なダメージのために病気が難治化している場合も少なくありません。それらはすぐに改善できることばかりではありませんが、まず耳を傾け、胸の内をあますところなく伝えていただけるようにしたいと思っています。時には、話を聞いてあげることが患者さんの救いになることもあるのですから。よくよくお話を伺い、その方にとって最もいい治療を探し、一緒に治療していく姿勢を大切にしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

お子さんの中耳炎にはくれぐれもご注意ください。過去の中耳炎が大人になって耳鳴りや難聴の原因になっているケースは決して少なくないのです。症状がなくなれば良い、ではなく、中耳炎に限っては、お医者さんから「もう大丈夫。来なくてもいいよ」と言われるまで通院を続けていただければと思います。
 
耳・鼻・喉のお困りごとでしたら、なんでも構いません。私にできることを精一杯させていただきますので、気になることがありましたらどうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

濵野 ナナ子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:千葉大学医学部
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • 好きなこと:読書
  • 好きな場所・観光地:「田舎が好きです」/北海道、沖縄県

グラフで見る『濵野 ナナ子 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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