あかみね在宅診療所
柏市/南柏中央/南柏駅
- 訪問診療
- 内科
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赤嶺 洸太 院長への独自インタビュー
幼少期の手術後、痛みから解放してくれた医師への憧憬
私がまだ幼稚園の頃、大学病院で開腹手術をした経験があります。手術後の入院期間でかなりの痛みが伴う日々が続きました。管が入っていて、担当の医師が痛み止めを投与しても苦しさは消えずにいたところ、夜間に執刀してくれた主治医の先生が来てくださり、私のお腹に入っていた管を抜いて、痛みから解放してくれたのです。当時私は5歳でしたが、未だに鮮明に「こんなお医者さんになりたい」と思ったことを憶えています。このときから、医師以外の将来像を考えたことはないほどでした。そのときの先生とは今でも繋がりがあります。鹿児島の医学部を卒業した後、千葉県内の総合病院で研修し、消化器外科を中心に、急性期医療も含め多くの診療を経験してきました。まだ在宅医療というものが浸透していない時期で、通院が困難で苦労されながら外来を訪れる患者さん、ご自宅に帰りたいと涙を流される入院患者さんも多く見てきました。そうした患者さんが可能な限りご自宅で医療を受け、ご自分らしく毎日を過ごせるお手伝いがしたいと思い、『あかみね在宅診療所』を開院しました。
夜間も同じ医師が診る。対話することで安心を提供
その名のとおり在宅診療所というかたちで地域医療を提供していますので、『あかみね在宅診療所』は緊急時など有事の際も、医師として私が必ず駆けつけます。日中は他のスタッフに電話対応をしてもらいますが、夜間は基本的に電話を受けるのも私ですし、何かあったときに向かうのも私です。緊急時も同じ医師が対応する、そこは一般的な病院とは大きく異なる点と言えます。私たちは「安心を処方する」という理念を掲げています。在宅での医療でできることは、病院に比べると、資材や処置の危険性という面で限られてくることはあります。しかしいざ開院して感じるのは、医学的な治療ももちろん必要ですが、私たちが患者さんやそのご家族とお話しして、それで安穏に日常生活を送れるという方もすごく多いということです。在宅診療の患者さんの多くはご高齢の方ですが、みなさん様々な想いや生活の背景がありますので、コミュニケーションを疎かにせず、対話することがなにより大切だと感じています。私たちが訪問することで、患者さんたちに安心感を与えられる、この先もそんなクリニックを目指したいですね。