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佐藤 直也 院長

NAOYA SATOU

気軽に足を運べる「医療の最初の窓口」として。患者さんの訴えに耳を傾け、問題解決のお手伝いを

昭和大学医学部卒業後、同大学で臨床研修を経て同大学泌尿器科学教室へ。13年間にわたり大学病院や関連施設で経験を積む。公立長生病院にて泌尿器科部長を務めた後、2024年4月にクリニックを開業。

佐藤 直也 院長

佐藤 直也 院長

佐藤泌尿器科クリニック

茂原市/小林/新茂原駅

  • ●泌尿器科

泌尿器科を専門に、大学病院や関連病院で経験を積む

佐藤 直也 院長

私は北海道で生まれ育ち、母が学習塾を運営しておりました。母の学習塾の講師が医学生であったことや、自分の周りで医師を目指す友人が多かったこともあり、医学部進学を意識するようになりました。
泌尿器科を専攻した理由は、当初から外科系に進みたい気持ちはあったのですが、研修医で泌尿器科を履修した際、外科手術のみならず、内科的な治療や全身管理も学ぶことができたからでした。また、癌などの悪性疾患から前立腺肥大症や過活動膀胱などの良性疾患に加え、尿路や精路の感染症など、多岐に渡る疾患を診断から治療まで一貫して行えることもこの科を専攻した理由の1つとなりました。臨床研修後は昭和大学泌尿器科学教室に籍を置き、大学病院や関連病院で経験を重ねました。

「医療の最初の窓口」を担い、地域住民の健康を支える

佐藤 直也 院長

同じ茂原市にある公立長生病院で泌尿器科部長を務めた後、『佐藤泌尿器科クリニック』を2024年4月に開院致しました。私は大学病院と関連施設で13年、地域の中核病院である公立長生病院で7年にわたり診療してきました。その中で感じた事は、大きな病院を受診される患者さんの多くは、病気が進行して重症化していることが少なくないということです。
医療機関を受診すること自体にハードルが高いこともありますが、特に、デリケートな悩みを扱う泌尿器科は受診のハードルが高いといわれています。泌尿器科学会のデータによると泌尿器系に何らかの症状があっても、実際に医療機関を受診する女性は約10人に1人、男性は3~4人に1人と言われています。“恥ずかしい” “高齢だから仕方ない”などの理由から受診の契機を逸しないよう 地域の方々が気軽に足を運べるような場所をつくりたいと考え、クリニックの開業を決意しました。排尿について、些細なことでもよいので遠慮なくご相談ください。

診療前後の時間を快適に過ごせる落ち着いた雰囲気のクリニック

佐藤 直也 院長

クリニックの開設にあたって重要視したのは“病院らしくない くつろげる場所”を提供するということでした。病院というと白を基調とした清潔なイメージを想像しますが、一方で白は緊張色でもあります。患者さんの不安や緊張を少しでも緩和できるようホテルのラウンジのような、心が落ち着く空間としました。待合室には大きなソファを置き、窓越しに外を眺めた際には、樹々や水盤の”水のゆらめき”が目に入るようにしました。水のゆらめきはリラクゼーション効果だけではなく、排尿を促す作用もあります。また、院内の各所には大きな絵画を飾ってあります。こちらも院内の雰囲気が華やぐだけでなくリラックスして診察までお過ごし頂けるよう配慮しております。化粧室は女性に配慮し、男性用と女性用に分けてあります。
診療にかかわる検査機器については、尿定性沈査、エコー(超音波)、膀胱鏡、尿流量検査用トイレなど設備を充実させております。症状や検査結果を踏まえ、これまでに培った知識や経験により、お一人お一人に適した治療を迅速にご提案させていただいております。また、当院で対応できる病気であれば責任をもって治療にあたり、より高度な検査や治療が必要と判断した場合は、大学病院などの高次機能施設へ速やかにご紹介させていただきます。

患者さんの訴えに耳を傾け、問題解決のお手伝いを

診察にあたっては、患者さんの訴えに丁寧に耳を傾けることを大切にしています。患者さんと同じ目線で考え、その方にとって一番いい治療(方法)を一緒に考えたいと思っております。
たとえば治療によって数値が改善したとしても、患者さんの悩みが解決されてなければ「治った」とは言えません。その解決を導くことこそが医師の役割ですから、病気はもとより患者さんを取り巻く環境や背景など、さまざまな角度から解決の糸口を探るように心掛けています。病気を診るのではなく、患者さんという「人」を診る…と言いますか。そうして一つ一つ信頼を積み重ねていき、何かあったときに「あそこへ行って聞いてみよう」と思っていただけるようなホームドクターになれればと思っています。

これから受診される患者さんへ

泌尿器の病気は癌などの命に関わるものもあれば、直接命に関わることはないものの日常生活に大きな影響を及ぼすものもあります。たとえば頻尿をはじめとした排尿トラブルは、夜間にしっかり睡眠をとれなかったり、外出するのを躊躇してしまったりと、患者さんのQOL(生活の質)を大きく低下させます。トイレに行ってもすぐにまた行きたくなる、おしっこが出にくいなどの悩みを抱えていながら、恥ずかしいなどの理由から医療機関を受診していない方は少なくないと思います。当院では、そうした患者さんの悩みに寄り添い、問題を解決に導くお手伝いをさせていただきます。プライバシーに配慮した落ち着いた雰囲気の中で診療しておりますので、小さなお悩みでも遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2024年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

佐藤 直也 院長 MEMO

  • 出身地:北海道
  • 趣味:ゴルフ
  • 好きな映画:『生きてこそ』、『グッド・ウィル・ハンティング』
  • 好きな場所:ハワイ、タイ
  • 座右の銘:「一期一会」

佐藤 直也 院長から聞いた
『夜間頻尿』

さまざまなタイプがある夜間頻尿は、原因を正しく特定することが大切

夜間頻尿とは「夜間、排尿のために1回以上起きなければならない」状態と定義されています。夜間頻尿には様々な要因があり、その原因に即した治療が行われなければなりません。

生活習慣病に起因する夜間多尿も夜間頻尿の原因になり得ます。糖尿病や高血圧症があると夜間にかけて腎臓の機能が活性化し、どうしても夜間の尿量が多くなってしまうのです。夜間多尿が原因であると判明した場合は、夜間の尿量をコントロールする治療(生活習慣病そのものの治療や夕方以降の飲水制限、夜間尿量を低下させる薬の投与)が行われます。
一方で、膀胱が小さくなっていることが原因である夜間頻尿(病的頻尿)に関しては、膀胱を広げる薬などによる治療を行います。また、睡眠障害が原因の場合は睡眠の質を高めるような薬による治療を行います。

このように夜間頻尿にはさまざまなタイプがあり、その原因や治療法も変わってきます。
その原因を正しく特定するための簡単なツールとして「排尿日誌」がとても役立ちます。
ご自身の飲水量や排尿量などを書き出すことによって、知らず知らずの間に飲水量が多くなっており、多飲の結果による多尿であることがわかることも少なくありません。このような場合、夕方以降の水分摂取を控えたり、就寝時に足を高くしたりすることにより、一定の予防効果が期待できます。

排尿トラブルは症状がゆっくり進行するため、ご自身が気付いていないことも少なくありません。今の排尿レベルがどの程度なのかを確認するためにも、一度ご自身の排尿状態をチェックする意味でも受診してみることをおすすめします。

グラフで見る『佐藤 直也 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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