野島 美知夫 院長
MICHIO NOJIMA
産婦人科医としてキャリア40年以上の経験が強み。女性医療を身近に、人生に寄り添う診療を
順天堂大学医学部卒業後、産婦人科を専門に研鑽を積む。大学病院や関連病院で診療にあたり、約20年勤務した順天堂大学医学部附属浦安病院では、産婦人科教授、がん治療センター長、副院長などを歴任。豊富な知識と経験を踏まえて、2024年3月に開業。
野島 美知夫 院長
うらやす産婦人科
浦安市/北栄/浦安駅
- ●産婦人科
- ●婦人科
- ●健診・検診
産婦人科医としてキャリア40年以上の経験が強み
『うらやす産婦人科』を開設する以前は、母校の大学病院や関連病院で診療にあたってきました。大学病院では主にがんなどの重症患者さんの診療を担当し、自分が手がけた手術によって患者さんがよくなられることに喜びややりがいを感じたものです。人の役に立つ仕事がしたい……。それは私が医療を志したきっかけでもありました。
産婦人科医として40年以上キャリアを重ねて開業した今、医師として担う役割は大きく変化しました。大きな病院で仕事をしていた頃は、命の誕生や命を救うための医療を行っていたのに対して、クリニックでは一人一人の患者さんとゆっくり向き合いながら、その方の心が軽くなるような診療を行っているようなイメージでしょうか。たとえ命に関わる病気を治療することはなくても、クリニックレベルでできることはたくさんあることを実感しています。
女性医療を身近に、人生に寄り添う診療を
ホームページのトップ画面に「女性医療を身近に 人生に寄り添う診療を」と書いているように、当院は生理が始まる10代の頃から更年期を経た80代、90代の方まで、あらゆる世代の女性のお悩みに幅広く対応しています。大学病院などにいた頃は病気を治す“治療”をメインにしていましたが、これからは地域に根差したかかりつけ医として病気を遠ざける“予防”にも力を入れたいと考えています。
当院では月経にまつわるお悩みのほか、おりものの異常、外陰部の痛み・かゆみ、不妊症、更年期特有の症状などをご相談いただくほか、アフターピル(緊急避妊)や月経移動などさまざまなニーズにお応えできる体制を整えています。また千葉県市川市にある系列院(佐野産婦人科)と連携して行う妊婦健診、子宮頸がん検診や各種ワクチン接種などに対応することで女性の健康に貢献したいと考えておりますので、ささいな症状やお悩みも気軽にご相談ください。
患者さんの訴えに耳を傾け、丁寧に向き合っていく
私はこれまで数多くのがん治療に携わり、患者さんやご家族のお気持ちに寄り添いながら診療してきました。お産を控えた妊婦さんとは赤ちゃんを迎えるまで約10か月のお付き合いになることが一般的ですが、婦人科がんの患者さんとは手術や抗がん剤治療などを経て、生涯をとおしてお付き合いが続いていくことが少なくありません。そうしたなかで培ったコミュニケーション力は当院での診療にも生かされていると感じます。
診察室では患者さんのお話にしっかりと耳を傾けるのはもちろん、診断をつけた根拠となるデータや治療の方向性などについても分かりやすい言葉で丁寧にご説明しています。不安な気持ちを抱えながら、勇気を出して受診してくださった患者さんに少しでも明るい気持ちでお帰りいただけるように、安心感のある診療をしたいと考えています。診察の最後には必ず「何かありませんか?」とお聞きするのですが、患者さんから「来てよかったです」と言っていただけることもあり、医師としてこれほど嬉しいことはありません。
患者さんのことを第一に考え、ベストな治療を提供したい
世の中にはたくさんの医師がいますけれど、あえて自分の強みを挙げるなら「患者さんのことを思って診療していること」になるでしょうか。医療機関を受診することはただでさえハードルが高いものがあり、産婦人科となるとさらに心理的なハードルが上がるものです。そうしたなかで当院を選び、足を運んでくださった患者さんに笑顔でお帰りいただくことが日々の診療における目標です。性感染症や緊急避妊などもネガティブに捉えず、明るい未来につながるようなお声かけをしたいと思っています。
一方で本当に患者さんのことを思うなら、何もかも自分で抱え込むことがベストとは言えないケースがあります。診察の結果、より専門的な検査や治療が必要だと判断した場合には、順天堂大学浦安病院をはじめとした医療機関へご紹介することも、かかりつけ医としての大事な役割と言えるでしょう。幸い私は長きにわたり大学病院で診療してきましたので“教え子”のような医師がさまざまな病院で活躍しています。産婦人科の枠を超えて適切な道案内ができ、顔が見える医療連携を行えることは、当院の一番の強みかもしれません。
これから受診される患者さんへ
地域のかかりつけ医として、これまでに培った知識・経験・人脈を生かして、個々の患者さんに適した医療をご提供したいと考えています。患者さんのお話を丁寧に伺い、しっかりとコミュニケーションを取りながら、その方にとって一番いい解決策をご一緒に考えたいと思います。困ったことや不安なことがあったとき、たとえ予約がなくても受診していただける環境を整えておりますので、1人で悩みを抱え込まずお気軽にご相談ください。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
野島 美知夫 院長 MEMO
婦人科腫瘍専門医
- 出身地:群馬県伊勢崎市
- 出身大学:順天堂大学医学部
- 趣味・特技:ゴルフ
- 好きな映画:『トップガン マーベリック』
- 好きな場所:「レスカール」(クリニック近くのバー)
- 好きな言葉:気配り、思いやり
野島 美知夫 院長から聞いた
『月経困難症』
機能性と器質性、タイプによって異なる月経困難症治療
ほかに病気が見当たらない機能性月経困難症については、低用量ピルによる治療をイメージする方も少なくないでしょう。しかし低用量ピルの使用は深部静脈血栓症のリスクを高めるとの報告があることから、漢方薬による治療が選択されることもあります。また規則正しい生活を心がけ、適度にストレスを発散することでも症状の改善が目指せます。
一方、子宮筋腫や子宮腺筋症などが原因で起こる器質性月経困難症は、血液検査や画像検査で原因を正しく特定したうえで適切な治療を行うことが大切です。放っておくと子宮内膜症になるリスクが高まりますので、将来的な妊娠を望むのであれば積極的な受診がすすめられます。
グラフで見る『野島 美知夫 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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