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根本 卓也 院長

TAKUYA NEMOTO

リウマチ専門医がいる内科クリニック。アットホームな雰囲気を大切に、患者さんが前向きになれる診療を

順天堂大学医学部卒業後、研修を経て順天堂大学医学部膠原病内科へ。関節リウマチをはじめとした膠原病診療における専門性を高めるほか、埼玉県にある三愛会総合病院にて地域医療に従事。2023年11月、千葉県流山市にて開業。

根本 卓也 院長

根本 卓也 院長

ねもと内科クリニック

流山市/流山/流山セントラルパーク駅

  • ●内科
  • ●リウマチ科
  • ●健診・検診

祖母・母・伯母……家族との絆が医師を目指すきっかけに

根本 卓也 院長

小学1年生のとき、体が不自由だった祖母に「僕がお医者さんになって治してあげる」と約束したことが医師を目指す最初のきっかけでした。また母や伯母など身近な存在が膠原病を患っていたこともこの道に進む後押しになりました。当時から今に至るまで膠原病を専門的に診る医師の数は限られており、地元の福島で専門的な治療を受けることができなかった母や伯母は、福島から東京の病院まで通うしかなかったのです。自分が膠原病をきちんと診られるようになればきっと、多くの患者さんの役に立てるのではないか……。そんなふうに考えて大学病院で研鑽を積み、日本リウマチ学会リウマチ専門医(指導医、評議員)の資格を取得しました。
母校の大学病院に十数年勤務した後、埼玉県にある三愛会総合病院で地域医療に携わり、『ねもと内科クリニック』を開設したのは2023年11月でした。流山市は近年“住みやすい街”として注目を集め、人口も年々増加傾向にあります。そういう私も移住者の一人なのですが、やはりこのエリアにも私以外にリウマチ専門医はおりません。これはもう流山に骨を埋める覚悟と言いますか(笑)、この地域の医療に貢献しないわけにはいかないという気持ちでクリニックの開設を決めました。

知識と経験を備えたリウマチ専門医として、“2人主治医制”の一端を担う

根本 卓也 院長

当院の診療の柱となるのはやはり、私が専門的に学んできた膠原病・リウマチの診療です。開業から1年近くになる最近は当院のことを“リウマチ専門医がいるクリニック”として認識してくださる方も増え、つくばエクスプレス沿線にお住まいの患者さんなども足を運んでくださるようになりました。というのも膠原病・リウマチ患者さんは心臓・肺・腎臓・神経系をはじめとした病気を合併しやすいため、定期的な通院によって全身の状態を慎重に診ていく必要があるのです。当院ではレントゲンや超音波画像診断装置などを導入して適切な診断・治療に役立てているほか、超音波骨密度測定装置を備えて膠原病治療に伴う骨粗鬆症の早期発見・早期介入に努めています。
現在のところ膠原病・リウマチに対応できる医療機関は大学病院や総合病院が多く、曜日毎に担当医が変わってしまうため、常に担当医の診療が受けられるわけではありません。これに対して当院ではリウマチ専門医の私が1人の患者さんをずっと診ることができますので、患者さんにも安心して通っていただけるのではないでしょうか。入院設備の整った病院と地域の中の身近なクリニック、“2人主治医制”のような形で膠原病・リウマチ患者さんをしっかりと支えていきたいと思います。

地域のファミリードクターであり、医療の最初の窓口として

根本 卓也 院長

膠原病・リウマチに対する専門的な診療に加えて、近隣にお住まいの方々のファミリードクターの役割を担っていることも当院の特徴です。膠原病・リウマチは全身に症状が出る病気ですから、私も必然的に患者さんの全身を診るトレーニングを積んできました。風邪やインフルエンザなどの感染症のほか、頭痛や腹痛といった日常的な体調不良などにもしっかりと対応いたしますのでご安心ください。
たとえばお子さんの風邪をもらってしまったママさんやパパさんなど、ご家族みなさんの診療を担当できることも当院の強みです。糖尿病や高血圧をはじめとした生活習慣病の管理などもお任せいただきたいですし、気になる症状があるものの「何科にかかったらいいかな?」と迷ってしまうような場合も、まずは当院にご相談いただければと思います。診察や検査の結果、当院で対応できるものであれば責任をもって治療にあたりますし、「この病気が疑われますから、この医療機関にかかってみてください」といった道案内をすることもできるでしょう。地域のファミリードクターであり医療の最初の窓口として、安心感のある医療をご提供できたらと考えています。

アットホームな雰囲気を大切に、患者さんが前向きになれる診療を

診察の際に心がけていることは、患者さんと目と目を合わせてお話をすることです。医師と患者という立場の違いこそあれ、人と人として対等な立場で話し合い、お一人お一人に適した治療をご提案したいと思っています。特にリウマチ・膠原病は“一生付き合っていく病気”と言えますので、病気と共に生きる患者さんが少しでも前向きな気持ちになれるように、アットホームな雰囲気づくりを大切にしたいと考えています。
開業からこれまで患者さんに寄り添いながら診療を続けるうち、ご紹介や口コミで来院される患者さんが増えてきました。お子さんの健康診断をきっかけにママさんが受診されたり、ママさんに続いておばあ様が通院してくださるようになったり。2世代、3世代にわたるお付き合いが続いていくことも開業医ならではの喜びであり、やりがいです。最近は「ちょっと先生の顔を見に来た」といってお越しになる患者さんもいらして、確かな手ごたえを感じています(笑)。

これから受診される患者さんへ

『ねもと内科クリニック』はつくばエクスプレス「流山セントラルパーク駅」から徒歩1分のクリエイトSD流山セントラルパーク西口店内の医療モールにあり、敷地内には共同駐車場のご用意もあります。
バリアフリーに配慮した院内は落ち着きがありながらも明るい雰囲気になっており、いつも笑顔のスタッフが訪れる患者さんをあたたかくお迎えしています。何かお困りのこと、ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

根本 卓也 院長 MEMO

リウマチ専門医

  • 出身地:福島県いわき市
  • 出身大学:順天堂大学医学部
  • 趣味:競馬鑑賞「馬券は買いません(笑)」
  • 好きなアニメ:『ドラゴンボール』『名探偵コナン』
  • 好きな場所・観光地:北海道トマム
  • 好きな言葉:「山椒は小粒でもぴりりと辛い」

根本 卓也 院長から聞いた
『リウマチ性多発筋痛症』

原因不明の手足のこわばり・痛みは膠原病・リウマチ内科に相談を

リウマチ性多発筋痛症は、朝起きたときの手足のこわばり・痛みなど、関節リウマチとよく似た症状が現れる病気です。診断は、問診および症状の経過を慎重に見ていくことによって他の病気との鑑別を行い、確定診断に結びつけます。ただし血液検査・問診・症状の経過などを総合的に見て判断する必要があり、診断には高い専門性が求められるため、なかなか診断がつかず適切な医療につながっていない患者さんも少なくありません。

一方でリウマチ性多発筋痛症との診断がつき、適切な治療を受けることができれば、症状は劇的に改善します。治療はステロイドを内服します。早い方ではステロイドを服用した翌日から症状の改善がみられ、その後の経過によってはステロイドを中止することも可能です。

グラフで見る『根本 卓也 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION