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大橋 美穂 院長

MIHO OHASHI

おなかのお悩みを中心に、地域のかかりつけ医として気軽に相談できるクリニックに

東京女子医科大学医学部 卒業。同大学 消化器病センター消化器内科に入局。至誠会第二病院 消化器内科を経て、2024年8月に『千葉海浜幕張消化器・内視鏡内科クリニック美浜院』院長に就任(JR京葉線「海浜幕張駅」より徒歩1分)。

大橋 美穂 院長

大橋 美穂 院長

千葉海浜幕張消化器 ・内視鏡内科クリニック美浜院

千葉市美浜区/ひび野/海浜幕張駅

  • ●消化器内科
  • ●内科
  • ●肛門内科
  • ●内視鏡内科
  • ●健診・検診

生き物や人体への興味から医療の道へ

大橋 美穂 院長

私が医療職を意識し始めたのは、幼少期の頃から生物や人体の構造に強い関心があったことがきっかけでした。身近に医療関係者の親戚が多く、自然と医療という分野に親しみがありましたし、「手に職をつけなさい」という親の言葉も、進路を考えるうえで大きな影響がありました。
とはいえ、高校時代には「医師」という職業にどこか敷居の高さを感じ、最初は薬学部へと進学しました。当時の薬学部は4年制で、研究職志望の学生が大半を占める環境。私自身、研究に没頭するよりも、もっと人と関わる仕事に就きたいという思いが強くなり、卒業を機に医学部への進学を決意しました。
医学部では、入学早々に解剖実習に取り組むなど、医療の本質に触れる機会が多くありました。人体の神秘さ、そして直接人と向き合える医師という職業に、大きなやりがいを感じました。回り道ではありましたが、あの時、医師を志す道を選んで本当に良かったと思っています。

縁ある土地で再び診療に携われることに喜びを感じて

大橋 美穂 院長

専門に消化器内科を選んだのは、内科でありながら手技を伴う処置があり、多くの臓器に関われる点に魅力を感じたからでした。現在のクリニックとご縁をいただいたのは、東京女子医科大学の消化器内科医局でお世話になった、当法人理事長である鈴木 大輔 先生にお誘いいただいたことがきっかけです。同じ胆道・膵臓グループで臨床を学んでいた関係から声をかけていただき、まずは本院(『市川すずき消化器・内視鏡クリニック』)で勤務することになりました。そして2024年8月、海浜幕張の地に新たに『千葉海浜幕張消化器・内視鏡内科クリニック美浜院』を開院するにあたり、院長を務めることとなりました。このエリアには、理事長と私が週1日通っていたクリニックがあり、土地勘もあって自然な流れでした。地域のニーズを肌で感じながら、今再びこの地で医療に携われていることに感謝しています。

内視鏡検査の“受けやすさ”を追求

大橋 美穂 院長

当院の特徴の一つに、トイレ付き個室を備えた院内で下剤を服用可能なお部屋があることが挙げられます。これは、初めての検査で不安を感じる方や、遠方からの来院者にも安心していただけるよう配慮したものです。また、鎮静剤を使用する患者さんも多いため、送迎が難しい方の負担を減らす意味でも、院内での下剤服用は好評です。
内視鏡検査においては、胃カメラ・大腸カメラともに鎮静剤を使用し、できるだけ苦痛なく受けられる体制を整えています。特に大腸内視鏡では、検査後のお腹の張りを抑えるため、炭酸ガス(二酸化炭素)を使用するなど、細かな工夫をしています。
さらに、検査結果は写真付きのレポートに所見を添えてお渡しするようにしています。ご自身の身体の状態を視覚的にも理解していただくことで、生活習慣の見直しや再検査への意識づけにつながればと考えています。

女性医師ならではの安心感。地域のかかりつけ医として、幅広いお悩みに対応

患者さんの年齢層は市川の本院よりも若干若く、ファミリー層が多く来院されています。院長である私が女性ということもあり、女性の患者さんが多いのも特徴です。風邪や生活習慣病などの内科的疾患にも対応しており、会社帰りに立ち寄る方も多くいらっしゃいます。
内視鏡だけでなく、肛門疾患への診療体制も整えています。特に女性患者にとって、同じ女性医師による診察や処置へのニーズが高いと実感しています。2025年春からは消化器外科の先生が常勤となり、今後は肛門疾患の治療体制強化も視野に入れています。
また、比較的若い層に多い炎症性腸疾患についても、検査の結果、診断・治療に至るケースが多く見られます。気になる症状があっても「大したことない」と思い込まず、早期受診につなげていただければと思います。そのためにも、受診の敷居はなるべく低く保つように心がけています。
おなかやお尻の悩みというのは、なかなか他人に相談しにくいものです。特に女性の患者さんにとっては、男性医師には話しづらい内容もあると思います。だからこそ、女性医師ならではの接しやすさを大切にし、スタッフ全体でも話しかけやすい雰囲気づくりを心がけています。

これから受診される患者さんへ

「検査を受けたい」という方だけでなく、「健診の結果が不安」「最近ちょっと体調が気になる」といったご相談だけでも、どうぞ気軽にお越しください。当院は月曜から土曜まで午前・午後診療を行い、日曜も内視鏡検査に対応するなど、できる限り多くの方にとって通いやすいクリニックを目指しています。
駅からも近く、利便性も高いため、共働き世帯の方にもご利用いただきやすいと思います。地域の皆さまが、自分の身体について知り、健康な日々を過ごすための一助となれれば幸いです。今後も、“気軽に相談できるクリニック”として、皆さまに寄り添い続けていきたいと考えています。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

大橋 美穂 院長 MEMO

消化器病専門医 /肝臓専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:東京女子医科大学
  • 趣味:旅行
  • 好きな音楽:クラシック、ジャズ
  • 好きな場所:エジプト
  • 座右の銘:「一期一会」

大橋 美穂 院長から聞いた
『食道炎』

治療の効果が得られない場合、胃カメラが推奨される

いわゆる食道の粘膜に炎症が起きている状態ですが、大まかには胃酸の逆流によるもの、感染性、薬剤性、アレルギー性(好酸球性)に大別されます。
胸焼け、酸っぱいものが上がってくる感じ(呑酸)、げっぷ、胸の痛みや違和感(胸部圧迫感)、痞え感、飲み込みにくさ(嚥下困難)などの症状が典型的です。
治療としては、胃酸を抑制する薬、消化管運動改善薬、生活習慣改善やストレス緩和が効果的です。
一定期間で改善が得られない場合は、是非積極的に胃カメラ検査を行うことをお勧めいたします。

グラフで見る『大橋 美穂 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION