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阿部 和幸 院長

KAZUYUKI ABE

24時間体制で、すぐミル・よくミル・だれでもミル。患者さんやご家族に寄り添いながら療養生活を支えていく

岩手医科大学医学部大学院卒業。大学病院をはじめとした急性期病院にて、呼吸器内科を中心にした総合診療に従事。2024年8月、『ミル在宅クリニック鎌ケ谷』を開設。

阿部 和幸 院長

阿部 和幸 院長

ミル在宅クリニック鎌ケ谷

鎌ケ谷市/道野辺本町/鎌ヶ谷駅

  • ●訪問診療
  • ●内科
  • ●呼吸器内科

呼吸器の病気を中心に内科全般の経験を積む

阿部 和幸 院長

私は地元・岩手の大学院を卒業後、およそ10年にわたって大学病院や急性期病院で診療してきました。呼吸器内科医として肺炎治療や肺がんに対する抗がん剤治療などを行うほか、生活習慣病をはじめとした慢性疾患の治療、心臓や血管などの循環器、胃や大腸などの消化器、さらに神経の病気など、一人の患者さんの全身を診られるスキルを身につけました。
呼吸器内科医・総合内科医としての知識や経験を踏まえて『ミル在宅クリニック鎌ケ谷』を開設したのは2024年8月です。急性期病院に勤務していた頃は末期のがん患者さんを担当することもありましたが、地域によっては患者さんが希望通りの最期を迎えられないケースも少なくありませんでした。緩和ケア病棟での療養に加えて「在宅医療」という選択肢をご提案できれば、患者さんやご家族の希望を叶えられるだけでなく、急性期病院の負担軽減にもつながるのではないかと期待しています。

24時間体制で、すぐミル・よくミル・だれでもミル

阿部 和幸 院長

『ミル在宅クリニック鎌ケ谷』という名前のとおり、当院では「すぐミル」「よくミル」「だれでもミル」を3か条として掲げています。「すぐミル」は24時間体制で患者さんのもとへ駆けつけること、「よくミル」は患者さんやご家族に寄り添った医療を行うという意味があります。「だれでもミル」は病気の種類や症状の程度にかかわらず、まずは私たちが診させていただくという私たちの姿勢をあらわしています。
高齢化に伴い、肺がんを患う高齢の患者さんは増加傾向にありますが、幸いにも私は10年にわたり呼吸器内科医として診療してきた経験と実績があります。急激に症状の悪化がみられる末期のがん患者さんや、医療用麻薬(オピオイド鎮痛薬)を用いた治療などにも対応できます。ほかの医療機関で対応が難しいと言われてしまった場合でも、まずは一度ご相談ください。

地域の医療機関と連携し、切れ目のないサポートを

阿部 和幸 院長

私自身は呼吸器内科を専門に10年あまり経験を積んできましたが、当院にはほかにも救急救命士の資格をもつスタッフなどがおります。それぞれの専門性をいかして幅広い症例に対応できると同時に、明るい笑顔や元気をお届けできることが強みと言えるでしょうか(笑)。スタッフはみんな人柄のいい人たちばかりですから、病気のことに限らず何でも気軽にご相談いただきたいと思います。
在宅で行える医療としては、酸素療法やエコー(超音波)検査、がん患者さんのターミナルケア(終末期医療)などさまざまにあります。レントゲン撮影などは提携する医療機関にて実施しているほか、入院治療が必要な場面でも提携医療機関へスムーズな道案内をさせていただきますのでご安心ください。

患者さんやご家族に寄り添い、療養生活を支えていく

患者さんをご自宅で診ていくためにご家族の理解や協力は欠かせないものですが、在宅医をしていると、患者さんを支えるご家族に過度な負担がかかっている現状に気付くことがあります。私たちの役割は患者さんを診療することにありますが、時にはご家族のお気持ちに寄り添い、さりげなくフォローすることも大事な仕事だと思っています。
私からぜひお伝えしたいのは、家族の問題を家族だけで解決する必要はないということです。ご家族の中で患者さんを支えるのが難しい場合には私たちのような在宅医療がありますし、訪問看護/介護、入院設備のある病院などを利用するという方法もあります。患者さんの病状やご家族の状況に合わせて選べる複数の選択肢があるということをぜひ知っていただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

当院は内科と緩和ケアを柱として在宅医療に特化したクリニックです。呼吸器内科を専門に内科全般の経験を積んできた私を中心に、多職種が連携して患者さんやご家族を支えています。末期のがん患者さんから加齢に伴う心身の衰えなど、病気とはいえない症状についてもしっかりと対応いたしますのでご安心ください。医療の最初の窓口として適切な道案内をさせていただきますので、「家族の介護に疲れている」「通院時の待ち時間が負担になってきている」などの不安やお困りのことがありましたらお気軽にご相談いただきたいと思います。すこしでも皆さまのお力になれるよう尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

阿部 和幸 院長 MEMO

  • 出身地:岩手県
  • 出身大学:岩手医科大学
  • 趣味:映画鑑賞
  • 好きな映画:邦画
  • 好きな場所・観光地:ディズニーランド
  • 座右の銘:「臨機応変」

阿部 和幸 院長から聞いた
『フレイル(老衰)』

加齢による心身機能の衰えがみられたら医療機関に相談を

フレイルとは年齢を重ねるにしたがって十分に栄養がとれないようになり(低栄養)、心身が衰えてしまった状態を指します。フレイルになると筋力・心身機能・認知機能の低下とともに、体重減少がみられるようになります。フレイルはこうした症状の総称で、周囲との接点を持たず、日々の食事を作らず自宅に引きこもりがちな高齢者などに多くみられる特徴があります。

フレイルそのものは病気ではないものの、放っておくとうつ病や認知症が進行するケースがあるため注意が必要です。一方で医療が介入することにより、フレイルの進行を防いだり、フレイルからの脱却をサポートしたりできますので、ご心配なことがあれば医療機関へご相談いただくことをおすすめします。

グラフで見る『阿部 和幸 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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