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秋山 美里 院長

MISATO AKIYAMA

何でも気軽に相談できる「入りやすい婦人科」を目指して――。あらゆる世代の女性に寄り添い、健康を支えていく

東京女子医科大学を卒業後、研修を経て同大学産婦人科学教室へ。大学病院や関連病院、地域のクリニックで診療にあたり、2024年10月に『流山つつじの街の女性クリニック』を開設。

秋山 美里 院長

秋山 美里 院長

流山つつじの街の女性クリニック

流山市/南流山/南流山駅

  • ●産婦人科

産婦人科を専門に大学病院などで経験を積む

秋山 美里 院長

父が医師だったため、医師という職業を身近に見て育ちましたが、医師になるように両親から言われることもありませんでしたし、文系科目の方が好きだったこともあり、高校生くらいまでは特に進路として医師を意識していたわけではありませんでした。確か高校1年生くらいの時でしょうか・・・テレビの医療ドラマの影響を受けて医師を志すようになりました。
⾃分の専門に産婦⼈科を選んだのは、研修医で産婦⼈科を回ったときです。⾃分が⽣涯やっていきたいのはこの科だ、と直感しました。産婦人科はお産を扱うこともあれば、婦人科系の手術を行うこともあり、一人の女性の全身を診られる診療科です。何よりも自分が女性であることで患者さんに安心していただけたり、自分の経験を踏まえてお話できたりすることが自信になり、強みになるように感じました。母校の大学病院をはじめとしたさまざまな医療機関で経験を積み、『流山つつじの街の女性クリニック』を開いたのは2024年10月です。

いつでも気軽に受診できる「入りやすい婦人科」を目指して

秋山 美里 院長

流山は私の地元ですので、ずいぶん前からこのあたりを知っていますが、本当に様変わりしました。いつの間にか人口も増えて、近くの街からの往来も盛んになりました。流山は私の地元でもあり、私にはこの地域にお住まいの女性のみならず、この南流山という場所の沿線、近隣の女性の健康を支えたいという気持ちがあります。病院に勤務していた頃は、症状が進んでから受診される患者さんがおられることを残念に思っていましたので、クリニック開業の最大の目標は「入りやすい婦人科」をつくることでした。
当院は生理にまつわるお悩みや更年期特有の症状など、日常生活におけるさまざまなお困りごとをご相談いただけるクリニックです。どの年齢層の方でも、日常生活をいきいきと送れるようにサポートさせて頂きたいと思っております。病気とはいえないのではないか、という小さな不調や、今は元気なのだけれども、病気の予防のために健診を受けたいなど、大きな病院を受診する前のの受け皿になれることも街のクリニックの魅力だと思っています。平日はもちろん、週末の土曜日にも診療しておりますので、気になる症状やご不安なことがありましたら、遠慮なくご相談いただきたいと思います。当院は全ての女性がいつでも気軽に受診できる場所でありたいです。

あらゆる世代の女性に寄り添う、女性のためのクリニック

秋山 美里 院長

最近は体の不調を自分で手当てする「セルフメディケーション」が推進されておりますが、痛みを和らげるだけでは根本的な問題解決になっていないことが少なくありません。専業主婦の方などで定期的に健康診断を受けていない方、「産婦人科は若い女性のもの」とお考えのご高齢の方などにもぜひ一度診察を受けていただき、ご自分に必要な医療を確認してほしいと思います。婦人科を受診するには若すぎるから、高齢すぎるから、ということはありません。婦人科は全ての女性のためにあります。
女性から寄せられるお悩みの中で多いものとして、月経困難症(生理痛)があります。月経困難症の背景には子宮内膜症や子宮筋腫などが隠れていることもあるため、これらの病気を早期に発見して、適切な治療を行うことはとても大事です。特に子宮内膜症は進行性の病気でもあり、手術の適応を含めてきちんと診断をつける必要があります。たかが生理痛だと考えずに、ご自分の体を守るためにも積極的に受診していただきたいですね。

安心して足を運べて何でも相談できる雰囲気づくりを

産婦人科を受診することにハードルの高さを感じている方は少なくないでしょう。実際に、患者さんからご相談いただく内容はデリケートなものも多いですから、できるだけ話しやすい雰囲気づくりを心がけています。また当たり前かもしれませんが、分かりやすい説明という部分にも力を入れており、診察室のモニターにエコー画像を映し出して、ご一緒に確認しながらお話をしたりしています。せっかくきて頂いた患者さんには、不安なことや、不調な部分、もれなく全てお話ししてほしいと思っています。
当院では患者さんにリラックスしてお過ごしいただけるように、清潔感がありながらも落ち着きのある空間づくりに努めています。流山市には子育て世代も多くお住まいになっていますから、待合室の一角にキッズスペースを設けるなど、お子様連れでも気兼ねなくご来院いただけるような環境を整えました。私を含めてスタッフ全員が女性ですから、身構えることなく気楽な気持ちでお越しいただけたらと思います。

これから受診される患者さんへ

当院では生理が始まる思春期の頃から、成人期、更年期、シニア期など女性の一生に寄り添いながら診療したいと考えています。生理のお悩みも更年期の症状も、がまんしながら過ごす必要はありません。インターネットでいろいろと情報を調べるよりも、ぜひ一度私たち産婦人科にご相談ください。そして、ご自分や大切な人のためにも、積極的に検診(健診)を受けていただきたいと思います。

※上記記事は2024年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

秋山 美里 院長 MEMO

産婦人科専門医

  • 出身地:千葉県流山市
  • 出身大学:東京女子医科大学
  • 趣味:スポーツ観戦「特にサッカー」、バレエ鑑賞
  • 好きな作家:東野圭吾、池井戸潤
  • 好きな観光地:ハワイ
  • 好きな言葉・座右の銘:「なんとかなる、なんとかする」

秋山 美里 院長から聞いた
『子宮内膜症』

生理痛は放置せず、適切な治療を行うことが大事

子宮内膜症とは、何らかの原因で子宮の内側を覆っている組織(子宮内膜)が子宮の外で増殖してしまう病気です。生理痛のほかに排便痛、性交痛、骨盤痛などが生じ、お腹の中で癒着が起こると生理中にかかわらず痛みを感じるようになります。治療としては低用量ピル、漢方薬、鎮痛薬などの服用があるほか、偽閉経療法、ミレーナの挿入、手術が検討されることもあります。

生理痛があるということは、子宮内膜症のリスクがあるということです。低用量ピルを服用することが子宮内膜症のリスク低減につながることもありますので、つらい痛みは放置せず産婦人科クリニックを受診してほしいと思います。

グラフで見る『秋山 美里 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION