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萩原 維生紀 院長

IBUKI HAGIWARA

30余年の臨床治療の経験に基づき、患者さん一人ひとりに適した治療を

日本大学松戸歯学部卒業。同大保存修復学教室在籍。埼玉県・千葉県にて保険診療中心の歯科医院に勤務後、東京都にて審美治療中心の歯科医院に勤務。1993年に千葉県船橋市にて『いぶき歯科』を開業(JR総武線「下総中山駅」より徒歩3分、京成線「中山駅」より徒歩2分)。

萩原 維生紀 院長

萩原 維生紀 院長

いぶき歯科

船橋市/本中山/下総中山駅

  • ●歯科

保存のスペシャリストである⼀⽅で、あらゆる分野を研鑽してきた経験を⽣かして

萩原 維生紀 院長

ずいぶん昔のことになりますが、私の祖父は歯が原因で亡くなりました。今にして思えば、顎の骨の壊死(えし)だったのかもしれません。当時はまだ抗生物質も今のようには普及していなかった時代です。そんな話を子どものころに親から聞いていたことが、気づけば「歯科医になってみよう」と思ったきっかけの一つでした。

日本大学松戸歯学部を卒業後は、母校の保存修復学教室に在籍しました。当時は今に続く研修医制度が始まろうとしていた頃で、大学側も模索し手探りの状態で進めている時期でしたが、そのおかげで、医局員としてさまざまな診療科を経験することができました。私の専門は保存修復でしたが、幅広く診療に関われたことは、今の私の診療の土台になっていると思っています。

1993年に『いぶき歯科』を開院してから、気づけば30年以上が経ちました。ありがたいことに、開院当初から通ってくださっている方もいらっしゃいます。地域の保育園や小学校、中学校で嘱託医も務めている関係で、お子さまの患者さんも多く診させていただいています。お子さまの成長や歯の生え変わりを見守る中で、「将来的に矯正が必要かどうか」などのご相談もよくいただいております。

出来るだけ削らず、抜かず、天然の⻭を⼤切に

萩原 維生紀 院長

治療では、「できるだけ削らず、抜かず、天然の歯を残す」ことを基本としています。たとえ抜歯が必要かもしれないケースであっても、初めから「この歯はもう無理です」と決めつけるのではなく、できる限り歯を残せるように治療方針を考えます。最終的に抜歯が必要になる場合でも、患者さんにとって「納得できる治療」であることが大切だと考えています。

そのために、説明にはしっかりと時間をかけています。最近は、患者さんご自身でも調べていただきやすいように、キーワードをお伝えするようにしています。ご自身で調べることで、歯やお口の健康への関心が高まり、治療への理解もより深まると感じています。

⼊れ⻭でお困りの⽅はぜひ⼀度ご相談を

萩原 維生紀 院長

私は保存治療の専門家ですが、幅広い分野の知識と経験も活かしながら診療を行っています。たとえば、インプラントよりも入れ歯のほうが適していると感じることも多くあります。インプラントは良い治療法ですが、将来的に通院が難しくなった場合や、訪問診療になったときに管理が難しくなるケースもあります。高齢化が進む中で、「入れ歯」という選択肢の大切さも改めて実感しています。

入れ歯は「合う・合わない」の差が出やすいものですが、よく観察し、患者さまのお話を丁寧に伺うことが、より良い入れ歯づくりにつながると思っています。当院では、以前使っていた入れ歯があれば必ず拝見し、どこに違和感があったのかをしっかり確認した上で治療を始めます。

実は、私も最初から入れ歯が得意だったわけではありません。出身が保存の分野だったこともあり、補綴の専門の先生に学びに伺いながら経験を積んできました。昔は「見て覚えろ」の時代でしたが、逆にそれが自分で考える力を育ててくれたと感じています。

近年では、ダイレクトボンディングなど、新しい技術にも力を入れています。以前、歯科大学病理学教室にて細胞診の専門である口腔がんについての研修を1年間受けました。
学び続けることで、自分自身の成長を実感できることに喜びを感じていますし、歯科医師という職業が自分に合っていると改めて思います。

歯周病への対応が今度はより重要に

これからは、歯周病に悩む方がさらに増えていくと考えられています。そうした時代に備えて、レーザー治療や細菌検査など、選択肢を広げることがますます重要になってきます。当院でも、歯周病の細菌検査を再開する予定です。早期発見・予防のための取り組みを、今後も続けてまいります。

これから受診される患者さんへ

歯のことに限らず、お口まわりで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。⼝腔がんを早期に発⾒するため、地域の歯科医師同士で口腔がんに関する勉強会を実施してきました。専門ではありませんが、早期発見のスクリーニングには対応可能ですし、お口周りの事はなんでもご相談いただいて大丈夫です。

そして、「入れ歯が合わない」とお悩みの方も、どうか一人で悩まずにご相談ください。しっかり噛める喜びを取り戻していただけるよう、一緒に考え、サポートさせていただきます。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

萩原 維生紀 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:日本大学松戸歯学部
  • 好きなもの:「車。ミニカーからプラモデルまで、車と名のつくものはなんでも好きです」
  • 好きな場所:歴史ある建築物や街並みなど

グラフで見る『萩原 維生紀 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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