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森本 哲郎 院長

TETSURO MORIMOTO

患者さんの人生100年時代を支える総合病院

東京歯科大学卒業。同大学水道橋病院歯科総合科入局。1991年に『海岸歯科室』を開院(JR京葉線「稲毛海岸駅」より徒歩3分)。

森本 哲郎 院長

森本 哲郎 院長

海岸歯科室

千葉市美浜区/高洲/稲毛海岸駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●訪問歯科診療

歯科の総合病院を目指して

森本 哲郎 院長

私は祖父の代からの歯科医師家系に育ちました。自宅が歯医者さんでしたから、物心つく頃より父が診療している姿を見て育ち、高校生の時には「自分は歯医者になる」と考えていた気がします。歯科医師になって考えていたことは、「後を継ぐ」ということでした。ところが、私の実家は浅草なのです。スカイツリーができてまた状況は変わりましたけども、私が開業を考え始めた当時は、台東区の人口は減少傾向にあり、その傾向に変わりはないと見られていました。父とも話しましたが、私は学生時代からこの街でずっと過ごしてきたものですから、新しい縁のあるこの場所で歯科医院を開くことを決めたのです。
1991年の開業から30年以上が経ち、2023年に現在地へと移転しました。移転する際、念頭にあったのは、「歯科の総合病院」という考え方でした。以前は東京歯科大学が至近にありましたので、紹介も容易で、それがどの科であろうと診てもらえたわけです。ところが大学が水道橋に拠点を移したことで状況は変わりました。東京も含めて紹介先を考えなければならなくなったわけですけども、患者さんの利便性を考えても、何かしらの対策が必要となり、結論として出てきたのがあらゆる専門の科のドクターを集めた歯科の総合病院というコンセプトでした。まだ道半ばという部分もありますが、現状においても、私自身はインプラントの専門医であり、ほとんどすべての症例に対応可能です。それ以外にも、難症例の抜歯や粘膜疾患を専門に扱う口腔外科医が在籍しており、小児の専門医、矯正の専門医など、それぞれ専門の異なる複数のスペシャリストが揃っています。お口のことであればワンストップであらゆる状況に対応できる歯科医院。これが、私たちが目指す新しい『海岸歯科室』なのです。

「人生百年時代を支える」ために

森本 哲郎 院長

当院では「人生百年時代を支える」をコンセプトとして診療に取り組んでいます。現実の問題として、多くの患者さんは何かしらの問題を抱えて来院されます。残念ながら失っている歯を元に戻すことは叶いませんから、当然そこからは歯をいかに減らさないか、ということに力点が向かうことになります。しかし、突き詰めて考えてみると、自分の歯だけでしっかり噛める状態を維持させていくことが理想でしょう。当院が小児の治療にも力を入れている理由がそこにあります。むし歯の予防もしかりですが、歯並びはお口の環境を維持するために非常に重要で、その土台をしっかり作っていくために、顎の健全な発育をコントロールするための小児歯科に力を入れています。

私どもはお口の機能を改善・維持するためのインプラント治療にも注力しています。しかしそのインプラントも、お身体が不自由になり、通院が難しくなるとメンテナンスが困難となります。そのメンテナンスを含めた恒久的なバックアップとしての機能を果たすが訪問歯科です。インプラント治療に限ったことではありません。あらゆる治療においてメンテナンスは最も重要なもので、それを途絶えさせてしまうことがあってはならず、最後まで責任を持って診させていただくという信念のもと、日々の診療に取り組んでいます。

患者さんの幅広いニーズに応えていく

森本 哲郎 院長

歯を失う要因として、歯並びは大きく影響します。実は、前歯がしっかり噛んでない状態の人が非常に多いのです。機能的には前歯は当たっていないけども、それが常態となっているために食生活まで不自由を感じておらず、結果、放置することで奥歯を失ってしまう、というケースが非常に多く見られます。その状態で失った奥歯にインプラント治療をしても意味のあるものにはなりませんから、歯並びを一緒に治していく矯正治療が大きな意味を持つことになります。
当院ではワイヤー矯正、マウスピース矯正の両方の治療をおこなっています。現実の問題として、60代、70代の方がワイヤー矯正を望まれるかというと、やはりハードルが高いのが実情です。マウスピース型矯正はそのハードルを下げる選択肢として非常に有用で、そのニーズは幅広い年代にわたっており、しっかり対応していきたいと考えています。

当院ではこのほどホワイトニングサロンを新設しました。きれいな歯であることはお口の環境を維持しようとするモチベーションにつながっていきますが、当院も含め、従来のホワイトニングは敷居の高い面がありました。というのも、ただ歯を白くしたいだけなのに、歯科医院を受診して診察を受けなければならない、というのは面倒な面もあったと思うんですね。一方で世間に広く流通してきたホワイトニング専門サロンは、気軽さがある反面、医療機関でないが故に効果の高い薬剤を使用できず、また歯科的に何か問題があっても対応できない、という側面がありました。当院が新しく開設したホワイトニングサロンは、従来のサロンの手軽さと、高い満足度を同時に実現したものです。気軽に白くできて、なおかつ満足のいく仕上がりを求め、すでに多くの方にご利用いただいています。

理想的な医療を実現するために必要なこと

何事にも正直である、ということを非常に大切に考えています。医療に100パーセントはありません。どんなに優れた技術があったとしても、どうしても上手くいかないケースというのは存在します。だからこそなおさら、正直であることが大切だと思うのです。その姿勢が、最終的に患者さんの利益となるからです。
医療従事者としての正しい倫理観に基づく「こころ」。それに付随する意味での先にあげた「正直」であるということ。それに加えて大切なのが、私たち医療者が「健康」であり「幸せ」なことと考えています。そもそも健康でない限りは、誰かに健康を与えることはできないでしょう。そして幸せですが、自分自身が日々の仕事にやりたいを持ち、プライベートも含めて充実していることが大切です。そこに何かしらの不安や不満を感じていると、患者さんは敏感にそれを察知します。それは受診環境として歓迎できるものではありませんし、自分に余裕がない状態で心底他者を思いやって行動できる人間は限られるでしょう。常に自分を振り返って正しくあろうとし、並行して自分へもしっかり配慮できることが、理想的な医療の実現のために不可欠なのです。

これから受診される患者さんへ

歯科医療を通じていかにして地域に貢献できるか、ということを追求してまいりました。これからも患者さんのあらゆるニーズに応えられるよう、日々、自らをみがいてまいります。お口のことで何か困ったことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

森本 哲郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:東京歯科大学
  • 趣味:スポーツ観戦、旅行
  • 好きなこと:野球
  • 好きな観光地:軽井沢
  • 座右の銘:「何事にも正直でありたい」

森本 哲郎 院長から聞いた
『3DS除菌治療』

口腔内の環境を一度リセットすることが時に必要になる

歯周病菌が全身の疾患に強い影響を与えることは広く知れ渡ることになりました。中でもレッドコンプレックスと呼ばれる、生活習慣病等にも強い悪影響を与える菌をいかにして取り除けるかが重要なのです。3DS除菌治療とは、抗菌剤を用い、レッドコンプレックスを含めた口腔内の細菌環境を一旦ゼロの状態に持っていくものです。リセットすることで口腔内の菌のバランスをより良いものとして、それを継続していく。もちろん普段のケアも並行して行なっていくことが条件となりますが、その前提となる環境を整える意味で、3DS除菌治療には大きな可能性があります。

グラフで見る『森本 哲郎 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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