千葉ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

吉野 仁勝 院長

HITOMASA YOSHINO

幅広い層の患者さんのニーズに応える、地域の歯医者さんとして

日本大学松戸歯学部 卒業。日本大学歯学部附属歯科病院小児歯科に在籍。2020年より『南柏東口クレイン歯科』院長に就任(JR常磐線「南柏駅」より徒歩3分)。

吉野 仁勝 院長

吉野 仁勝 院長

南柏東口クレイン歯科

柏市/今谷上町/南柏駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

子ども達にとっても安心な空間に

吉野 仁勝 院長

大学時代にさまざまな分野の研修を経験する中で、自然と小児歯科に心惹かれていきました。日々成長していく子どもたちの姿や、その純粋さ、反応のストレートさに触れるたびに、「この分野で力になりたい」と思うようになっていったです。子どものうちにきちんとした口腔ケアを受けることが、その後の人生を大きく左右する――その責任の重さもまた、私を小児歯科へと導いてくれました。
その後は大学病院の小児歯科に残り、臨床と指導の両面で研鑽を積みました。知識と技術を深める日々はもちろん充実していましたが、臨床の現場で一人ひとりの患者さんやご家族とじっくり向き合いたいという気持ちが、年々強まっていきました。そしてご縁があり、2020年に『南柏東口クレイン歯科』の院長に就任しました。もともと地域に根差したクリニックとして信頼されてきた場所を、さらに子ども達にとって安心できる空間に育てていきたい――そんな思いを胸に、今も日々診療にあたっています。

目的別の診療室と、連携の整った診療体制

吉野 仁勝 院長

当院では、患者さん一人ひとりのニーズに応じた診療を提供するため、目的に応じた専用のお部屋をご用意しています。たとえば、小さなお子さんの診療やお預かりには、小児専用の診療室を設けています。ここでは、赤ちゃんの口腔ケアや、お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングなども行っており、矯正治療にも対応できるよう整備しています。
診療室は基本的にすべて個室です。これは患者さんのプライバシーを尊重すると同時に、落ち着いて相談しやすい環境づくりを意識してのことです。また、保育士も在籍しており、親御さんが治療中の際には、お子さんをお預かりすることも可能です。保育士の存在は、特に小さなお子さんを持つご家庭にとって安心して通える理由の一つになっていると感じます。
当院には小児歯科を担当する私の他にも、一般歯科を担当する歯科医師が複数在籍しており、シームレスな対応ができる体制を整えています。また、系列医院との連携も密で、インプラントや口腔外科などの専門的な処置が必要な場合には、口腔外科専門の歯科医師のサポートを受けることも可能となっており、必要に応じて本院へのご紹介等も行っています。

削りすぎない、痛みを抑える、歯を残す。そして、予防へ

吉野 仁勝 院長

診療において大切にしているのは、「痛みを抑える」「削りすぎない」「歯をできるだけ残す」という三つの柱です。もちろん、治療が必要な場面では的確に対処しますが、それ以上に予防に力を入れています。患者さんが自分自身でお口の健康を守れるようになることが理想です。
歯科衛生士が中心となって、定期的なクリーニングや生活習慣のアドバイスを行っています。年に数回、顔を見せていただくだけでも良いのです。その都度、小さな変化に気づいて、大きな問題になる前に対処できれば、自然と治療の回数も減っていきます。
すべての患者さんがすぐに予防意識を持てるわけではありませんが、少しずつでも考え方が変わっていくことで、お口の健康を守る力は確実に育っていきます。そのためのお手伝いが、私たちの役目だと思っています。

小児歯科で大切にしていること

小児歯科で最も大切なのは、お子さん自身との信頼関係です。親御さんを含め、多くの場合、不安な気持ちを抱えて来院されますから、まずはその不安を取り除くことから始めます。嘘をつかず、約束したことは守る。逆に、約束していないことは行わない。このルールを徹底することで、お子さんからの信頼を得られるよう努めています。
3歳を過ぎると、ほとんどのお子さんが言葉を理解し、切り替えができるようになります。ですから、できるだけ説明をして、納得してもらったうえで治療に臨むようにしています。もちろん、それでも怖さが勝るときはありますが、無理をせず、段階を踏みながら、少しずつ進めていきます。
最近では、マウスピース型の小児矯正への関心も高まっています。当院では「マイオブレイス」という装置を使い、歯並びだけでなく、呼吸や嚥下などの機能改善にも取り組んでいます。単に見た目を整えるだけではなく、子どもたちが健やかに成長するための手助けになればと考えています。生活に支障がない場合でも、成長の過程で支障が出てくる可能性もあるため、そうした観点からも、早い時期からの定期的なチェックをお勧めしています。

これから受診される患者さんへ

当院では、赤ちゃんからご年配の方まで、幅広い世代の方々にお越しいただいています。特に、赤ちゃんや小さなお子さんに関しては、困ったときだけでなく、何も問題がない時期からでもお口の状態を確認することが、将来の健康につながります。「歯が生えていないからまだ大丈夫」と思わずに、気になることがあれば、ぜひ気軽にご相談いただければと思います。
お口の健康は、食べること・話すこと・笑うこと、すべての基本になります。そこを支えていくのが、私たちの役割です。地域の皆さんが安心して通える場所であり続けるために、これからも誠実に、確実に、一人ひとりと向き合ってまいります。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉野 仁勝 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:日本大学松戸歯学部
  • 趣味・特技:フットサル、サッカー観戦
  • 好きなサッカークラブ:横浜マリノス
  • 好きな場所:北海道

吉野 仁勝 院長から聞いた
『口腔機能発達不全症』

「お口ポカン」のまま発達してしまうと…

口腔機能発達不全症は「食べる機能」「話す機能」「その他の機能」が十分に発達してないか、正常に機能獲得ができていない状態とされています。
病名としては新しいものになりますが、問題としては以前から指摘されていたものになります。
「お口ポカン」に代表されるようにお口の機能が十分に発達していない状態のまま成長をしていくと歯並びやかみ合わせに問題が起きやすく、口のなかも乾燥してしまう事でむし歯や歯周病、口臭等のリスクも高くなります。
また、高齢になって機能が衰えやすくなった時に誤嚥性肺炎等に繋がりやすくなってしまいます。
歯科医院で指摘を受けないと気が付きにくい内容なので定期的に通院をされる中でタイミングをみてお話させていただいています。一言で機能が十分ではないといっても一人ひとり環境も違いますし、程度も個人差があります。
お口の機能を働かせるためには体もよく動かしてもらう機会があった方が良いと考えていて、定期検診の中で口腔内のメンテナンスと併せ、お子様と保護者の方の環境を考慮しておもちゃを用いてトレーニングしたり、家事の手伝いをしてもらったり、口腔筋機能療法等に取り組んでもらったりしています。
生活環境が便利に安全になっていく中で、昔より機能が育ちにくい環境になっている面もあるかもしれません。お子様達がお口を通して健康的に育っていけるように歯科という立場からサポートできればと思っています。

グラフで見る『吉野 仁勝 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION