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伊東 憲儀 院長

NORIYOSHI ITO

85歳まで歯を一本も抜かないことを目指す歯科医院

日本大学松戸歯学部卒業。市川市内の歯科医院に勤務。2021年1月に『パプリ歯科二和向台』を開院(新京成電鉄「二和向台駅」より徒歩6分)。

伊東 憲儀 院長

伊東 憲儀 院長

パプリ歯科二和向台

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

85歳まで歯を1本も抜かないことを目指す歯科医院

伊東 憲儀 院長

子どもが好きで、子どもに関われる仕事を探していくうちに、歯科にたどり着きました。一般には、歯医者さんは子どもに嫌われてしまう仕事かもしれません。だからこそ、嫌われない歯医者を目指せばいいと考えたのです。余談ですが、「子どもが泣かない」のが私の特技と言えるかもしれません(笑)。

2021年に『パプリ歯科二和向台』を開院いたしました。当院は、85歳まで歯を1本も抜かない治療を目指しています。歯が悪くなってしまう原因はいくつかありますが、食生活に気を配っていただくことが最も重要です。そのために必要なのが、お口に対する知識です。それを患者さんにしっかりお伝えするために、都心のせわしない環境から離れた、この地に医院を構えさせていただきました。

固いものを食べることが理想的な歯並びにつながる

伊東 憲儀 院長

お子さんの場合、固いものを食べ続けることが非常に重要です。近年、お子さんの2割から3割に寝ている時のいびきや歯ぎしりなどの症状が見られ、睡眠時無呼吸症候群になっていると言われています。この症候群は大人のものというイメージですが、大人についていうと、肥満ではないのになってしまっている方がおられます。それは、子ども時代に発症してしまっている可能性もあるのです。大人の睡眠時無呼吸症候群の場合、CPAPなどによってコントロールすることは可能ですが、根本的な快癒は難しいのが現状です。しかし、子どもの場合、「口腔筋機能療法」と呼ばれるお口の筋トレを行うことによって、成長過程でこれらの症状が改善する可能性があります。具体的には、固いものを食べ続けることで顎が鍛えられ、次第に上下顎骨が大きくなり、気道が広がっていきます。

お子さんの初診時、当院ではまず固いグミを噛んでもらうことから始めます。ちゃんと噛めるかどうか、噛まずに飲み込んでしまう癖がないかなどをチェックしていきます。いきなり治療するのではなく、グミを食べるところから始まるので、お子さんが怖がりません。もちろん、むし歯があれば治療はしますが、無理な処置をすることはないので泣くお子さんが少なく、その結果、歯医者が嫌われることもない、ということなんですね(笑)。

噛む時間と噛む癖を見直すことで、痛みからの解放が可能に

伊東 憲儀 院長

成長が終わった大人の場合、逆に噛みすぎてはいけません。上の歯と下の歯は本来、1日のうち15分から20分ほどしか接触しないといわれています。ところが、日中はもちろん、寝ている時に歯ぎしりや食いしばりがあると、長い年月をかけて歯周組織がダメージを受けてしまうのです。ひどい場合には、歯が折れてしまうこともあります。

また、歯が痛くなって来院される方の多くに噛み癖が見られます。つまり、右だけだったり、左だけで噛むといった、偏った噛み癖がついてしまっているのです。噛む時間が長いうえに、偏った噛み方を続けていれば、当然、歯周組織へのダメージが蓄積し、咬合痛が発生します。

その解決策として「マウスピース」が有効です。噛む時間を抑制することができるからです。また、治療として、噛み方の改善に取り組む必要もあります。例えば、右でずっと噛み続けてきた場合、今度は左で噛むようにすれば歯周組織の損傷が減り、痛みが軽減していきます。

当院においても一般的なむし歯や歯周病の治療はもちろん行っていますが、それは表面上の解決策に過ぎないのです。噛む時間や噛む癖を見直していただくことにより、歯を抜かずとも治療することが可能になり得ます。

保険診療でも白い歯にすることは可能

『パプリ歯科二和向台』では健康的かつ、きれいな歯を維持していただくことを目標としています。現在の保険診療では全部の歯がある場合、銀歯から白い歯にすることが可能になっていますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。例えば小さなむし歯であれば、CRと呼ばれる材料でまかなうことができますし、そのCRもよりよい品質のものを扱い、少しでもきれいさが長く維持できるよう努めています。
見た目だけではありません。銀歯は自分の歯より硬い素材ですから、他の歯への影響を考えても白い歯に替えることがベターなのです。そもそも、歯の硬さは人それぞれ異なります。また、歯を支える歯茎の強さも人により強弱があります。それらを考慮したうえで、その人に合ったお口の状態に整えていくことが長い目で見れば得策と考えます。

繰り返しになりますが、保険診療内でも銀歯から白い歯にすることは可能です。できることを正確に余すところなくお伝えし、患者さんご自身に選択していただくのが、正しい医療のあり方と考えています。

これから受診される患者さんへ

ひとつ、お子さんのうつぶせ寝にはご注意ください。うつぶせ寝の子は、若くして歯を失ってしまうリスクが高いのです。うつ伏せ、そして頬杖をつく癖。それは是非避けていただけたらと思います。

小さなお子さんの時から生涯にわたってサポートさせていただき、できることなら1本の歯も抜くことなく過ごしていただけることが当院の目標です。健康的できれいな歯をいつまでも保っていただけるよう誠心誠意サポートさせていただきますので、お口のことで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年11月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

伊東 憲儀 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:日本大学松戸歯学部
  • 趣味:スポーツ全般(フットサル)
  • 好きな音楽家:久石譲
  • 好きな場所:ふなばしアンデルセン公園
  • 座右の銘:「今を生きる」

伊東 憲儀 院長から聞いた
『欠損補綴』

1本の歯であっても、それがないことで様々な不具合が起きるリスクが生じる

欠損とは、何らかの理由で歯を失ってしまった状態を言いますが、その原因は様々です。一般的には、むし歯や歯周病によって歯を失うイメージかと思いますが、より詳細にと申しましょうが、私の実感としては破折が多いと感じます。破折とは、歯が割れたり、折れたりすることを言いますが、それによって抜歯せざるを得ない状況に陥るケースが多いのです。
欠損があった場合、ブリッジや入れ歯、インプラントなどの手段によって失った歯の機能を補う処置が行われます。欠損の状態のままでもまったく噛めない、ということはないと思われますが、1本の歯がないことで隣り合う歯が動いてしまったり、そのほかの部位の歯に負担が掛かることになりますので、全体的な影響を考えますと、何らかの方法で補うことが良策と言えるでしょう。

グラフで見る『伊東 憲儀 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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