石川 宗理 院長
MUNETADA ISHIKAWA
矯正治療を通じて皆様の素敵な笑顔と、健康にご協力できることを心より願って
東京歯科大学卒業。同大学千葉病院臨床研修修了。同大学大学大学院口腔科学研究科(矯正歯科学専攻)修了。博士号取得。2022年6月、『千葉センシティ矯正歯科』を開院(「JR千葉駅」直結)。
石川 宗理 院長
千葉センシティ矯正歯科
千葉市中央区/新町/京成千葉駅
- ●矯正歯科
難しいことに挑戦することにやりがいを感じて
元々は理系の大学に進み、機械工学を学んでいました。それが就職を前にして、手に職を持つことに魅力を感じ、医療系に進みたいと考えたのです。歯科の魅力は、身につけた技術が確実に治療にフィードバックされるところでしょう。私は中学2年生の頃からずっとギターを弾いています。ギターは毎日6時間くらい弾いて、披露するのは30分くらい。それでも弾いた分だけ身に付く面白さがありますよね。歯科も同様で、勉強した分だけ患者さんに還元できることは非常に素晴らしいことだと思います。
東京歯科大学を卒業後は、研修を経て大学院で矯正歯科学を専攻しました。矯正は歯科の中で最も専門性の高い分野と言えます。学生の頃から「矯正は矯正科に残らないとものにならない」と聞いていました。そう聞くとやはりやりたくなってしまうのが性分と言いましょうか、難しい曲を聴くと弾きたくなる、というのと似てますね(笑)。
2022年6月に『千葉センシティ歯科』を開院いたしました。千葉駅には子供の頃によく来ていたんです。このセンシティビルが出来た頃も父に連れられて遊びに来た思い出があります。なにしろ地元ですし、これも何かの縁なのでしょうね。
理想を語るのみに終わらず、患者さんのニーズに沿った良質の矯正治療を提供
当院はマウスピースによる矯正治療をメインとしながら、患者さん個々のお口の状態やライフスタイルを考慮し、通常の表側につける矯正治療や同じ表側でも目立ちづらい白い素材を用いた治療、そして裏側につける矯正治療もおこなっています。
昨今は矯正専門の医院だけではなく、一般歯科さんでもマウスピース矯正を扱うところが増えています。しかし、マウスピースは魔法のアイテムではありません。どの症例であっても適合するとは言えないのが現実で、難しい症例については時間がかかることもありますし、ワイヤーを用いた軌道修正が必要になってくることも患者さんにお示しすべきでしょう。
とは言え、医療的に「こうあるべき」という理想に頑なに縛られるつもりはありません。例えば、結婚式を控え、「前歯の真ん中の空いているところだけ閉じたい」という希望があるとしましょう。出っ歯になることを防ぐなら時間をかけて治療すべきですが、患者さんがそれを理解した上で望まれるなら、短期間で間に合わせることも1つの選択肢と考えます。患者さんご自身が、完璧ではないと知って治療をするのは間違いではないと思うのです。あらゆる情報を患者さんに提供した上で、そのニーズに沿って治療を提案していく。それこそが当院の目指すオーダーメイド治療なのです。
患者さんの負担と不安の軽減に力を
マウスピース矯正を選択された方に関して、デンタルモニタリングというシステムを採用しています。通常、マウスピース矯正では3ヶ月に1度、定期的なチェックのために受診いただくことになります。デンタルモニタリングでは、その空いた期間にご自身で写真を撮っていただき、AI解析を経て装置の具合をチェックし、判断するものになります。次の受診まで間が空いてしまうことで、不安になられる患者さんもいらっしゃいます。そうした患者さんをフォローし、より精度の高い治療を実現するツールがデンタルモニタリングです。このツールによって恩恵を受けるのは患者さんだけではなく、私たちもです。間が空くことでこれまで見えなかったものが見れることになりますので、それは自身の研鑽につながっていくことになり、その患者さんはもちろんのこと、次の患者さんに対してもフィードバックできることになります。マウスピース治療はまだまだ発展途上の部分がありますので、患者さんのご協力を得た上で、常に自己研鑽に励んでまいります。
お口の健康に常に配慮した矯正治療を
当院では治療の開始前に、むし歯や歯周病など、お口の状態をチェックするようにしています。その段階で必要な方については、マイクロスコープを用い、根管治療専門のドクターに当院で治療をしていただく選択肢もご案内しています。もちろんかかりつけの先生がいらっしゃる場合には、そちらの先生にお願いすることになります。
自分で言うのもおこがましいのですが、私がここ数年で飛躍的に力が上がったと実感しているのは、むし歯や根管治療の“見方”です。私自身がむし歯の治療を治療を手がけることはありませんが、根管治療専門のドクターに教えを乞い、また実際の治療を見ることで、チェックという部分の精度は飛躍的に向上したと考えています。野球で例えるなら、野球観戦はすこぶる得意、という感じでしょうか(笑)。私自身は、餅は餅屋と考えています。あらゆる治療を最上のレベルにすることは非常に難しいことですが、様々な分野に精通することは十分に可能で、それは患者さんの利益に繋がると考えています。
これから受診される患者さんへ
治療を相談される際は、自分と似ている症例を見せてもらうことをお勧めします。似ているケースがあれば参考になりますし、似ているケースがなければそれはレアケースということになり、より慎重に治療方法を検討する必要が出てきます。矯正治療は、例えれば旅行と一緒で、出発地点と到達地点が近い方は期間も短く、費用もお安くなる傾向があります。つまり、お口の状態やご希望によって状況は異なり、一律に「なんでも治せます」「早く終わります」といったことはあり得ないのです。専門の先生と相談し、「実」をしっかりと把握していただき、納得の上で治療に臨んでいただきたいですね。
※上記記事は2024年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
石川 宗理 院長 MEMO
- 出身地:千葉県
- 出身大学:東京歯科大学
- 趣味・特技:ギター
- 好きなアーティスト:Steve Vai
- 好きな場所:自宅
- 座右の銘:「不撓不屈」
グラフで見る『石川 宗理 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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