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横山 誠夫 院長

NOBUO YOKOYAMA

きめ細やかな診察を心がけ、究極のホームドクターを目指して

日本大学農獣医学部 放射線学研究室 卒業(現:日本大学生命資源科学部獣医学科) 。複数の動物病院勤務を経て、1996年に『真間ペットクリニック』を開業。2008年に現在地へ移転(JR総武線「市川駅」から徒歩12分、京成本線「市川真間駅」から徒歩8分)。

横山 誠夫 院長

横山 誠夫 院長

真間ペットクリニック

市川市/菅野/市川真間駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●フェレット
  • ●ハムスター
  • ●鳥

動物たちが怖がらないような動物病院に

横山 誠夫 院長

とにかく動物が大好きな子どもでした。その影響もあって、あのムツゴロウ王国に就職するのが子どもの頃の私の夢だったのです。そのうちだんだんと真剣に進路を考えるようになり、「動物に関連する仕事に就きたい」と考え、獣医師を目指すようになりました。
日本大学農獣医学部(現:日本大学生命資源科学部獣医学科)では放射線学研究室に籍を置いていました。当時は大まかに内科・外科という区切りでしたけども、その両方を診れるということで放射線学教室を選んだのです。内科からも依頼がきますし、外科からもレントゲンなどの依頼がくる。あらゆる疾患を診れるということが大きな動機となりました。

『真間ペットクリニック』は1996年6月に開院いたしました。そちらが手狭になったこともあって、2008年にこの地に引っ越してきたのです。病院を新しくするにあたっては、デザイナーの方に病院らしくない、動物たちが怖がらないようなものを、とリクエストしました。幸い、絵を飾ってあることもあってか、「美術館みたい」ですとか、「ホテルみたい」と言ってくださる方が多いですね。

ワンちゃんネコちゃんのみならず、様々なペットの最初の受け入れ先に

横山 誠夫 院長

この地で診療を始めて30年近くが経ちますが、開院当初にいらしていただいた飼い主さんが2代目、3代目の動物たちを連れて今も来院いただいています。みなさん、前に飼われていた犬や猫と同じ種類の子を飼われることが多いですね。ペットロスという言葉に集約されるように、2代目、3代目を飼うのを躊躇されるケースも多いと聞きますが、当院の飼い主さんはそうした方が少ないように感じます。一概には言えませんけども、前の子が亡くなる時に心の整理がうまくいったのかもしれませんし、少しはお役に立てたと思うとうれしいですね。

当院はワンちゃんネコちゃんのみならず、うさぎやフェレット、ハムスターやモルモット、小鳥なども拝見しています。今は専門病院が多くなりましたけども、私の時代はそうした病院がなかった時代でしたから、インターン中も必然的に様々な動物を診ていたのです。専門病院はお住いの街から少し遠くにあることも多いですから、その前に状況を見て、より専門的な医療が必要かどうかを判断する助けにはなれるかと思いますし、その役割も担っていければと考えています。

究極のホームドクターを目指して

横山 誠夫 院長

「究極のホームドクターになりたい」。これが開院当初からの私たちの目指すところです。あらゆる分野を広く拝見し、当院で対応可能なものは責任を持って当院で治療を行い、より専門的な治療および検査が必要と判断した場合には、信頼の置ける二次病院へとすみやかにご紹介する。飼い主さんにとって身近な、獣医療の最初の窓口でありたいのです。二次病院の専門医の先生方はそれは本当に大変だと思います。私たちも「すべてを診る」という意味では大変なような気もいたしますが、だからこそ熱中できるし、これまでずっと続けてこれたんじゃないかと思いますね。

当院ではきめ細やかな診療を心がけています。その疾病だけを診て終わりとするのではなく、飼い主さんがご満足いただけるまでお話を伺っていきます。飼い主さんはもっともっと聞きたいことが色々あると思うんですね。そのため診察にお時間を頂戴しており、時にお待たせすることもあるかと思いますが、おひとりおひとり丁寧に診させていただきたいと考えておりますのでご理解いただければ幸いです。

大きな浴槽でゆったり気持ちよく

あらゆる病気を診ていく中で、相談も多く、私自身、特に関心を持っている分野となりますと、皮膚科に眼科、そして循環器になるでしょう。ペットが高齢化していく中で、心臓病は多くなっていますし、白内障や緑内障などの疾患も増えてきています。皮膚の病気は以前から最も相談の多いものですが、こちらは昔に比べれば少なくなっているように感じます。一昔前は外飼いが当たり前で、ノミもいれば、シャンプーもそんなに、ということが多かったですからね。当院においてもトリミングを扱っていますが、そうしたサービスが普及したことにより病気が減少した側面はあるでしょう。

『真間ペットクリニック』ではナノバブルシャワーを用いたトリミングを実施しています。これはホテルサービスも同様ですが、高齢の子は一般のサロンさんで断られるケースが少なくなく、高齢であったり、持病を持つお子さんを対象としたサービスを提供しています。引越しを機に、大型犬もゆったり過ごせる浴槽も導入しました。この辺りでは大きな子を飼われている方も多く、小さな浴槽だと大変ということで考慮したものです。かといって動物用の大きな浴槽は味気ないものですから、人用のバスとしました。ガラスを隔てて表を歩く人にも見えるようになっていますので、よくご覧になっている人も見かけます。ワンちゃんが寛いでいるのを見ると、見ている方も幸せな気持ちになりますよね(笑)。

これから受診される飼い主さんへ

当院には複数の獣医師が在籍しています。キャリアも専門も違う様々なドクターがそろっており、中にはこれから育っていく新卒の先生もいれば、お子さんのいる獣医師や看護師、トリマーもいます。短いスパンでキャリアを変えていくのが普通の世界の中で、長く勤めてくれているのはこちらもありがたいですし、「顔が変わらない」ということで、飼い主さんの安心材料にもつながっているのではないでしょうか。

どうぞ、些細に思えることでもなんでもご相談ください。病気のことはもちろん、飼い方の疑問などでももちろん構いません。気になることがあれば気軽に立ち寄っていただければと思いますし、皆さんに頼っていただける街のホームドクターでありたいと思っています。

※上記記事は2024年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

横山 誠夫 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県市川市
  • 出身大学:日本大学農獣医学部(現:日本大学生命資源科学部獣医学科)
  • 趣味:家庭菜園
  • 好きなアーティスト:ヴァン・ヘイレン
  • 好きな場所:九十九里
  • 座右の銘:「初心に帰る」

横山 誠夫 院長から聞いた
『犬の膝蓋骨脱臼』

小型犬に多く見られる疾患で、若いうちから定期的に診てもらうことをオススメしたい

膝蓋骨とは膝のお皿の部分の骨で、これが内側や外側に外れてしまうのが膝蓋骨脱臼症候群と呼ばれる疾患です。事故などで外れてしまう外傷性のものと先天的に外れやすいケースがありますが、外傷性のケースは少なく、そのほとんどが生まれながらのものになります。先天性の膝蓋骨脱臼は犬種に因る傾向があり、トイプードルやチワワなどの小型犬に多く見られます。生まれた時から膝蓋骨が“ゆるい”状態で、大人になっていくに従って外れ方が大きくなっていきます。
この疾患は重症度によって4つのグレードに分類されます。常に足を引きずって歩くような、症状が重くなってしまうと完治が難しいため、該当する犬種を飼われている方は定期的に獣医師に触ってもらうことが大切です。犬種による特異性疾病はこの他にもありますので、最初のワクチン接種の時から全身を診てもらうこうことをお勧めします。

グラフで見る『横山 誠夫 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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