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河野 泰幸 院長

YASUYUKI KONO

アットホームな雰囲気の中で。動物たちの性格に寄り添いながら地域密着型医療を提供

酪農学園大学獣医学部 卒業。君津市南子安動物病院に勤務。埼玉県入間市ドクターオザワ入間病院にて病院長兼代表取締役を務める。2022年、木更津市金田東にて『かねだ動物総合病院』を開院。

河野 泰幸 院長

河野 泰幸 院長

かねだ動物総合病院

木更津市/金田東/袖ケ浦駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●フェレット
  • ●ハムスター

海を越えて神奈川、東京から来院される飼い主さんも

河野 泰幸 院長

獣医師を志したのは、幼い頃に見たテレビドラマの影響が大きかったと思います。もともとは医者を目指していましたが、祖母の家で飼われていた動物たちを動物病院に連れて行く機会が多く、その診療の現場の雰囲気に触れるうちに、動物の命を救いたいという思いが強くなり、獣医の道を選びました。
大学は酪農学園大学に進み、解剖学を専門に基礎から学びました。そこで培われた知識は、今の実際の診療の基盤となっています。大学卒業後は、千葉県君津市にある高度医療を誇る動物病院で二次・三次診療従事しました。ここでの経験が、自分の技術と視野を大きく広げてくれたと感じています。
その後、埼玉県内の病院で院長職を務めるなどキャリアを積み、2022年に『かねだ動物総合病院』を開院いたしました。地域の皆さまはもとより、海を越えて神奈川や東京、埼玉からも多くの飼い主さんに足を運んでいただけるのは、大きな励みとなっています。

コミュニケーションを何よりも大切に

河野 泰幸 院長

診療にあたっては、何よりも飼い主さんとのコミュニケーションを大切にしています。動物は言葉を話せないため、その性格や日常の行動、環境の変化を細かく伺いながら、正常な状態と病気の違いを慎重に見極めることが重要です。安易に病気と決めつけることなく、必要な検査を適切に進めています。

また当院では、犬や猫はもちろん、フクロウやミミズクなどの猛禽類を含めたエキゾチックアニマルにも対応しています。専門的な知識や技術が求められる場合は、適切な専門病院と連携を取りながら、飼い主さんに最善の治療方法を提供できるよう努めています。

ニーズの多い整形外科手術にも適切に対応

河野 泰幸 院長

当院では、内科療法、外科療法、抗がん剤療法等、幅広い診療に対応しています。また近年問い合わせが増えている再生医療についても一部導入しています。
特に整形外科については、この辺りで扱われている病院が少ない現状もあり、力を入れている分野のひとつと言えるでしょう。骨折や靭帯損傷、関節疾患などに対応し、手術を含めた治療を積極的に行っています。整形外科は技術と経験が必要で、動物の将来の生活の質に大きく影響を与える分野ですから、責任感を持って診療にあたっています。
将来的には医療機器のさらなる導入や最新技術の取り入れによって、治療の選択肢を増やし、より多くの患者さんに適したケアを提供できるよう努めていきたいと考えています。

猫伝染性腹膜炎(FIP)への取り組み

猫伝染性腹膜炎(FIP)はこれまで非常に治療が難しい病気として知られてきましたが、最近では人の新型コロナ治療薬を応用した治療方法を適用することで、治療できる可能性が増えてきています。ウェット型の診断は比較的容易ですが、ドライ型は多彩な症状を呈するため、慎重な検査と見極めが必要です。この病気は冬に多く見られる傾向があり、当院には遠方からもFIPの疑いで来院されるケースが増えています。適切な診断と治療により、以前に比べて多くの命が救えるようになったことは非常に喜ばしいことです。

これから受診される飼い主さんへ

当院は、「総合動物病院」として幅広い動物と疾患に対応できるジェネラリストの役割を担っています。診療は迅速かつ丁寧に行い、待ち時間をできるだけ減らすことも大切にしています。飼い主の皆さまの貴重な時間を尊重しながら、質の高い医療を提供しています。
何かお困りのことや、ほかの病院での治療に不安がある場合でも気軽にご相談ください。今後も地域に根差した信頼できる動物病院として、医療の質を高め、皆さまのご家族の健康を守るため努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

河野 泰幸 院長 MEMO

  • 出身地:福岡県
  • 出身大学:酪農学園大学
  • 趣味・特技:手術
  • 好きなこと:スポーツ鑑賞
  • 好きな観光地:ディズニーランド
  • 座右の銘:「日々精進」

河野 泰幸 院長から聞いた
『犬の膝蓋骨脱臼』

小型犬、特にプードルには非常に多く見られる疾患

犬の膝蓋骨内方脱臼は、私自身、最も多く手掛けている手術であり、一般的にも最もメジャーなものと言えるでしょう。膝蓋骨内方脱臼とは、端的に言えば、膝のお皿(膝蓋骨)が内側に外れてしまう病態です。症状としては、跛行、つまり、びっこを引いて歩くような仕草が見られ、痛がるそぶりも見られます。内科的な治療もありますが、時間が経てばグレード(段階)が上がってくる傾向が強いため、外科的治療が第一の選択肢となります。
今は小型犬ブームでもあり、特にプードルに多く見られる疾患です。平行運動は問題がありませんが、高いところから飛び降りたりすると、その衝撃で脱臼が起こり、その頻度が多くなるほどグレードが深まっていきます。難しいかもしれませんが、高いところから飛び降りたりしないよう、生活環境に配慮することが大切です。

グラフで見る『河野 泰幸 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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