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一ノ瀬 雄史 院長

YUJI ICHINOSE

ウサギを中心にしたエキゾチックアニマルの診療に強み。専門的な知識と経験を踏まえて、動物たちと飼い主さんの暮らしをサポート

麻布大学獣医学部卒業。犬猫はもちろんウサギを中心にしたエキゾチックアニマルの診療を幅広く経験し、2011年2月に『ラパン動物病院』を開設。2023年7月に移転・リニューアルし、現在に至る。

一ノ瀬 雄史 院長

一ノ瀬 雄史 院長

ラパン動物病院

白井市/冨士/鎌ヶ谷大仏駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●は虫類
  • ●フェレット
  • ●ハムスター

大切な家族を守るため、ウサギ(ラパン)の専門家に

一ノ瀬 雄史 院長

獣医療に携わる人は「子どもの頃から動物が好きだった」というケースが多いですが、私の場合は、獣医の仕事を「なんだか面白そう」だと思ったのがスタートでした。もともと何か資格を持って仕事をしたいと思っていましたし、自分にサラリーマンは無理だと思っていましたし(笑)。医学部や建築関係などいろいろ迷いながら、最終的に獣医学部に進むことを決めました。
大学に入るまでは実家暮らしで犬や猫を飼うことができず、ザリガニを飼ったことがある程度でした。しかし大学の同級生たちはみんな動物好きな人ばかりでしたから、彼らに後れを取ってはいけないと思い、新しい家族として迎えたのがウサギでした。『ラパン動物病院』のラパン(Lapin)はフランス語で「ウサギ」を意味しますが、私がウサギを専門的に診療するようになったのも、大切な家族の健康を守りたいとの思いからでした。

ウサギを中心にしたエキゾチックアニマルの診療に強み

一ノ瀬 雄史 院長

私がウサギを飼い始めた当時は今のようにインターネットで何でも情報が入る時代ではなく、獣医学部の授業でもエキゾチックアニマルについて詳しく教えてくれるわけではありませんでした。ウサギをしっかり診てくれる動物病院がほとんどないなかで、私は何とかその道のスペシャリストといえる先生のもとで勉強させていただくことができ、エキゾチックアニマルを診療するための知識や経験を積み重ねていきました。
2011年に『ラパン動物病院』を開いてからは、私と同じようにウサギを愛する飼い主さんにたくさんお越しいただいていて、今では近隣にお住まいの方のみならず、御宿のほうや県外から足を運んでくださる方も少なくありません。このため2023年には現在の場所(白井市冨士)へと移転し、より充実した獣医療をご提供できる体制を整えました。以前の施設に比べると広さは倍近くになり、建物の1階には駐車スペース(9台)もご用意しておりますので、気になることやお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

専門的な知識と経験を踏まえて、動物たちと飼い主さんの暮らしをサポート

一ノ瀬 雄史 院長

当院では犬・猫はもちろん、ウサギ、モルモット、チンチラ、ハムスターなどのエキゾチックアニマルの診療を行い、動物たちと飼い主さんの楽しい時間が少しでも長くなるようサポートしています。エキゾチックアニマルの中でも特にウサギの診療を得意としており、「ウサギ専用歯科ユニット」を導入していることも特徴です。ウサギは切歯(前歯)と臼歯(奥歯)の両方が常に伸び続ける性質があり、歯が伸びすぎてしまった場合は削ったり、切ったりして口元を整えてあげる必要があります。一般的な動物病院では麻酔をしたうえで処置をすることも多いですが、当院では豊富な経験と実績を踏まえてほぼ全例で麻酔なしのトリミングを行っています。歯のトリミングは毎月のことになりますから、できるかぎり動物たちにも飼い主さんにも負担の少ない方法で実施することを心がけています。
ウサギはデリケートな動物として知られるとおり、十分な知識を持たずに診療すると、救えるはずの命を救えないことも少なくありません。動物たちを診察する際は、全身の状態を見て、体を触って、心臓の音を聞いて……というのが一般的な流れですが、ウサギの場合は特に「全身状態を見る」ことが大事になります。心臓に問題があるときに現れる特徴的な呼吸を見逃して体を触ってしまうと、そのまま亡くなってしまうことがあるからです。診察の際にはこうしたことを分かりやすくご説明したり、飼い主さんと相談したりしながら、それぞれのご家庭にとって一番いい治療を行いたいと思っています。

ウサギ飼育のポイントは「食事」。食欲と便の状態をチェックしてほしい

最近はご自宅でウサギを飼育する方も増えていますが、特に気を付けていただきたいのが毎日の「食事」です。ウサギは草食動物ですから、基本的な食事は牧草と少々のラビットフード、おやつを与える必要はありません。飼い主さんの中は可愛さのあまり、おやつとしてバナナなどを与える方もいらっしゃるようですが、腸が大きなウサギにバナナをあげると内臓脂肪が増え、腸を圧迫することになるため注意が必要です。
日々の暮らしの中で特に気を付けて見ていただきたいのは、食欲と便の状態です。通常、ウサギの便はパチンコ玉くらいの大きさですが、これがゴマ粒くらいになったり、数が少なくなったりして、食欲もない様子ならば早めの受診をおすすめします。たとえ元気があっても、食事、便の量や大きさに変化がある時は遠慮なくご相談ください。

これから受診される飼い主さんへ

診察の際は動物たちの様子をしっかり見るのはもちろん、飼い主さんのお話も丁寧に伺うようにしています。たとえば「昨日から食事を食べなくなった」と言って受診された場合も、よくよく話を聞いてみると最初に異変を感じたのは1週間前だった……というケースも少なくないからです。発症したタイミングによっては治療法などが違ってきますから、いろいろな角度から質問を投げかけながら、適切な診断・治療につなげるようにしています。当院では「動物にも人にもやさしい診療」との理念のもと、動物たちや飼い主さんに寄り添いながら診療しておりますので、病気のときもそうでないときも気軽に足を運んでいただければと思います。

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

一ノ瀬 雄史 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:麻布大学獣医学部
  • 趣味・特技:サッカー、スカイダイビング、バンジージャンプ、マイクラ
  • 好きな映画:『スター・ウォーズ』
  • 好きなアーティスト:アウル・シティー(Owl City)
  • 好きな言葉・座右の銘:「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

一ノ瀬 雄史 院長から聞いた
『ウサギの不正咬合』

ウサギの歯が伸びすぎていたら要注意!

ウサギは切歯(前歯)と臼歯(奥歯)の両方が常に伸び続ける性質があり、繊維質を多く含む牧草を食べることで歯がすり減り、適切な長さを維持できるようになっています。しかし、牧草を食べないなど何らかの理由で歯が伸びすぎてしまい、かみ合わせが乱れると、伸びた歯が舌や頬を刺激するようになります。

不正咬合が生じると、ウサギは痛みを感じて食事をとることを避けるようになります。食欲の低下のほか、便のサイズが小さくなる、便の数が少なくなる、などの変化がみられたら、早めの受診をおすすめします。またご家庭でラビットフードを与えている場合は、原材料をチェックして繊維質の多いものを選んでいただくとよいでしょう。

グラフで見る『一ノ瀬 雄史 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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