千葉ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

鈴木 大輔 院長

DAISUKE SUZUKI

胃や腸など消化器の不調はもちろんのこと、あらゆる身体のお悩みを気軽に相談いただける敷居の低いクリニックを目指して

北海道大学医学部 卒業。東京女子医科大学 消化器病センター 研修医を経て、以降、医療法人社団 保健会 谷津保健病院、独立行政法人国立病院機構高崎医療センター、東京女子医科大学 消化器病センター、独立行政法人国立病院機構横浜医療センターに勤務し、2019年に『市川すずき消化器・内視鏡クリニック』を開院。

鈴木 大輔 院長

鈴木 大輔 院長

市川すずき消化器・内視鏡クリニック

市川市/市川南/市川駅

  • ●内科
  • ●内視鏡内科
  • ●胃腸内科
  • ●健診・検診

祖父の死をきっかけに志した医師の道。より多くの人の健康に寄与したいと考え

鈴木 大輔 院長

中学3年生のときに病気で祖父を亡くしたことが医師の道を志す端緒となりました。何もしてあげられなかったという悔しさや、もっと自分にできることがあればという思いが、自然と医療の道へと心を向けさせたのだと思います。
北海道大学医学部卒業後は東京女子医科大学の消化器病センターに入局しました。内科の中でも手技がある分野は限られますが、内視鏡は「見て診断できる」という視覚的な分かりやすさがあり、とても魅力的に感じられたのです。
大学病院や関連施設で17年間、消化器内科の臨床に携わってきました。その間、さまざまな患者さんと向き合う中で、「もっと早く来てくれたら…」と思う場面にも多く出会いました。だからこそ、自分が生活する地域で、身近に相談できる存在になりたい。そう考えて、2019年、市川駅南口に『市川すずき消化器・内視鏡クリニック』を開業しました。

患者さんの声に耳を傾ける「断らない医療」を目指して

鈴木 大輔 院長

クリニックの方針として大切にしているのは、どんな悩みでも相談してもらえるような存在でありたいということです。内視鏡検査をご希望の方はもちろん、風邪や腹痛などの日常的な症状で来られる方も多く、そうしたすべての方の声に真摯に向き合っていきたいと考えています。
「断らない医療」というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、医師の視点だけで線引きをするのではなく、患者さんが不安を抱えているなら、まずは受け止めるという姿勢を大切にしています。診察では目を見て話すこと、そして患者さんとの関係を「上下」ではなく「チーム」として共有したいと考えています。人生の先輩であるご高齢の方への敬意はもちろん、患者さんとともに病気に向き合うパートナーでありたいと常に思っています。

女性医師による検査も可能。最新技術と丁寧な配慮で、内視鏡検査のハードルを下げる

鈴木 大輔 院長

当院では、胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療を目的とした内視鏡検査に力を入れています。痛みや不安を最小限にするため、鎮静剤を用いた検査を提供し、検査後はストレッチャーで寝たままリカバリールームへ移動していただけます。また、検査の正確性を高めるため、大腸についてはAIを搭載した最新の内視鏡システムも導入。熟練した医師の目とAIの目により、精度の高い診断を可能にしています。ポリープの切除にも日帰りで対応でき、検査の結果によってはそのまま治療へ移行できるのも特徴のひとつです。
さらに、胃の不調やピロリ菌の感染が疑われる方に対しては、吐いた息を分析してその場で結果が分かる「ピロリ菌迅速診断(POC)」も導入しています。一般的には検査結果を待つのに数日かかることもありますが、この検査では当日に結果が分かるため、除菌治療後のフォローにも活用しやすくなっています。検査から治療、その後の経過確認まで、スムーズな流れで一貫して対応することが可能です。

女性の方も安心して受診できるよう、女性医師による内視鏡検査にも対応しています。特に大腸カメラは羞恥心からためらう方も少なくありませんので、ご希望の方はお気軽に女性医師をご指名ください。さらに、大腸検査前の下剤も院内で服用可能な環境を整え、不安を和らげるための個室スペースをご用意しています。検査をより身近なものとして感じていただけるよう、今後も工夫を重ねてまいります。

「かかりつけ医」として、あらゆるお悩みに応える体制を

診療の中心は消化器内科ではありますが、先にも申し上げましたように、当院では風邪や花粉症、発熱、腹痛などの一般的な症状も幅広く診ています。便潜血などの検査結果をきっかけに来院される方も多く、炎症性腸疾患などの診断・治療にも対応可能です。必要に応じて高度医療機関への紹介も行い、地域の中で「まずはここに相談してみよう」と思っていただける存在でありたいと願っています。
予約制を基本としつつも、急な症状にも対応できるよう、当日予約枠も設けています。どんな方でも、どんな症状でも相談しやすい「間口の広いクリニック」であることが、これからの地域医療において重要だと考えています。

これから受診される患者さんへ

検査は、何か症状が出てから受けるものという印象が強いかもしれませんが、「異常がないことを確認する」という意味でも、非常に価値のあるものです。特に近年は、若い世代の大腸がんが増えている傾向があります。とくに35歳を過ぎた方には、一度は内視鏡検査を受けていただきたいと思っています。仕事や家庭で忙しく、自分のことは後回しになりがちかもしれませんが、大切な人たちと長く一緒に過ごすためにも、ご自身の健康を見つめ直すきっかけにしていただけたらと思います。
「こんなことで相談してもいいのかな?」と思わずに、気になることがあれば、いつでも気軽に足を運んでください。スタッフ一同、真摯に、そしてフラットな気持ちでお迎えします。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

鈴木 大輔 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:千葉県
  • 出身大学:北海道大学
  • 趣味・特技:スキューバダイビング
  • 好きなこと:美味しいものを食べること
  • 好きな観光地:北海道
  • 好きな言葉:「Boys be ambitious」

鈴木 大輔 院長から聞いた
『便潜血』

「様子を見る」のではなく、陽性が出ればしっかりと調べておくべき

便潜血検査は、大腸のどこかで出血が起きていないかを調べるための重要なスクリーニング検査です。この検査で「陽性」と判定された場合、大腸がんのリスクが「陰性」の人に比べて高まるため、速やかに大腸内視鏡検査を受けることが推奨されます。
「痔があるから出血しただけ」と自己判断して放置してしまう方も少なくありませんが、実際にそう思っていた方の中に大腸がんが見つかったケースもあります。確かに痔による出血という可能性もありますが、見逃してはいけない疾患が潜んでいることもあるため、陽性と出たら一度はしっかりと調べておくべきです。
また、大腸がんは遺伝する場合もありますので、ご家族にがんの既往がある方は特に注意が必要です。年齢的にも、35歳から40歳の間に一度は大腸内視鏡検査を受けておくと安心です。大腸内視鏡検査では、がんの早期発見はもちろん、将来的にがん化する可能性のあるポリープも発見・切除でき、予防効果も期待できます。
便潜血検査で陽性となった場合は、「様子を見る」ではなく、必ず内視鏡で精査を受けることが、ご自身の健康を守る第一歩になります。

グラフで見る『鈴木 大輔 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION