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野井 真紀子 院長

MAKIKO NOI

気軽に何でも相談できる身近な婦人科クリニック。女性の健康を丁寧にサポート

帝京大学医学部卒業。日本医科大学付属病院産婦人科教室入局。医療法人社団吉祥会 加藤病院に入職。2018年11月、『野井レディースクリニック』を開院(JR「蘇我駅」東口より徒歩3分)。

野井 真紀子 院長

野井 真紀子 院長

野井レディースクリニック

千葉市中央区/南町/蘇我駅

  • ●婦人科

気軽に相談できる身近な婦人科クリニックを

野井 真紀子 院長

実家が産婦人科の病院でした(医療法人社団吉祥会 加藤病院)。幼い頃から父が診療している姿を見て育ったものですから、自然にこの道を志していたのです。大学卒業後は日本医科大学付属病院の産婦人科教室に入局しました。外科に興味があったのですけども、父の病院が産婦人科だったこともありますし、そもそも産婦人科は外科系ということもあっての選択でした。
もう20数年前のことになるでしょうか、医局を辞し、父と一緒に診療をするようになったのは。その20数年の間に、弟や義弟が病院を手伝ってくれるようになり、徐々に自らが行いたい医療を思い描くようになっていったのです。そして2018年、気軽に相談できる婦人科クリニックをこの地で開業することになりました。

女性の身体に起こるお悩みを幅広く診察

野井 真紀子 院長

千葉市周辺の方が多いのですが、最寄りの蘇我駅が京葉線の基幹駅であることから、外房や内房からも多くの患者さんが来院されています。『野井レディースクリニック』は女性の身体に起こる症状を幅広く診療しています。ご相談の中身は本当に幅広いのですが、やはり生理痛や更年期が主となっているでしょうか。当院は予約制となっておりますが、人工妊娠中絶をご希望の場合、先ずはお電話でお問い合わせください。こちらでは身体に負担の少ない施術をおこなっていますので、おひとりで抱えることなく相談いただきたいですね。
今まさにクリニックとして力を入れているのが、HPVワクチンの接種です。キャッチアップ接種をご存知でしょうか。1997年から2007年生まれの方でワクチンの定期接種の機会を逃した方がいらっしゃいます。キャッチアップ接種とは、その方々を対象に公費でHPVワクチンの接種をおこなうものです。キャッチアップ接種の期間は2025年の春までとなっていますので、遅くとも9月までに1回目の接種をする必要があります。HPVワクチンの接種が普及している欧米では、子宮頸がんという病気そのものが珍しくなっています。日本の現状は欧米に遅れを取っているわけですけども、接種が広まっていけば子宮頸がんは確実に減っていくことになりますので、対象の方はこの機会を逃さないでいただきたいですね。

女性医師ならではの患者さんに寄り添った丁寧な診療

野井 真紀子 院長

にこやかに優しく患者さんをお迎えし、必ず挨拶から診察を始めるようにしています。特に初めての方は緊張して入ってこられますから、それを少しでも和らげて差し上げたいのです。診察はあらかじめ記入していただいた問診票をもとに、具体的にどのような症状でお困りなのかを丁寧に伺っていきます。些細に思えるようなことでも、なんでも仰ってください。診断がつけば、治療の選択に移っていきますが、お悩みによっては複数の選択肢が考えられます。例えば生理痛ですと、痛み止めや漢方薬の処方、またはホルモン剤やピル、ミレーナといったようにです。患者さんは初めからピルを目的として来られる方もいらっしゃれば、「どうしたらいいか、わからない」といった方まで様々です。医師としての見解を伝えることは当然として、それぞれの患者さんの想いに寄り添い、その方にとってよりベターな選択肢を提供してまいります。

デリケートゾーンのケアの普及にも力を

閉経後の「膣ケア」には力を入れています。頻尿やヒリヒリしたかゆみなど、閉経後は膣の萎縮により様々な症状を感じる方がおられます。症状を和らげるためのお薬はありますが、普段からケアをおこなうことで、そもそもそうした状況を起こりにくくするのが膣ケアです。膣ケアはデリケートゾーンを清潔に保ち、毎日の保湿をおこなうことが基本となります。最近は専用のソープが市販されるなど、少しずつ認識が変化しているように感じますし、良い兆候と感じています。

当院ではデリケートゾーンのお悩みの緩和を目的とし、炭酸ガスレーザーを用いたモナリザタッチという治療機器を導入しています。症状の改善には有用なものですし、お困りの方はお気軽にご相談ください。

これから受診される患者さんへ

小さなお悩みであっても、気になることがあればいらしていただければと思います。診断の結果、様子を見て大丈夫、ということもありますし、仮に病気がみつかたとしても、前に向いていくためのきっかけにもなります。すぐに解決ができることばかりではありませんが、胸に抱えた悩みを誰かに話すことで楽になれることもあると思いますので、どうぞひとりで抱えず、お気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

野井 真紀子 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 出身大学:帝京大学医学部
  • 趣味:宝塚観劇、読書
  • 好きなもの:ミュージカル
  • 好きな場所:日比谷、千葉
  • 座右の銘:「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 」

野井 真紀子 院長から聞いた
『膣ケア』

おりものシートがかゆみの原因に?

閉経後の膣の萎縮により、ヒリヒリしたかゆみや頻尿など、女性は様々な症状を感じるようになります。膣ケアとは普段からデリケートゾーンのケアをすることで、その症状を和らげてくれるものです。具体的には、清潔を保って保湿をしてあげることが大切です。注意しなければならないのは、洗い過ぎないこと。良い菌は自浄作用で清潔を保つ手助けをしてくれるものですから、ゴシゴシ洗うのは厳禁です。また、その良い菌が増えるよう、発酵食品などを摂るなど食生活にも気を配ることも大切です。1つアドバイスさせていただくと、おりものシートはできれば避けたほうがいいかと思います。おりものシートは、それ自体がかぶれの原因になっていることが多いんですね。どうしてもやめられない場合は、まめに交換して清潔を保つようにしていただければと思います。

グラフで見る『野井 真紀子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION