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北村 英俊 院長

HIDETOSHI KITAMURA

週末土曜日の検査もOK!苦痛の少ない内視鏡検査と内科診療を柱に、地域の方々の健康をサポート

浜松医科大学医学部卒業後、研修を経て横浜市立大学 肝胆膵消化器病学教室に入局。消化器内科を中心に内科全般を幅広く経験した後、国立がん研究センター中央病院にて消化器がんの内視鏡診断・治療技術を習得。都内の大学病院勤務を経て、2023年6月に開業。

北村 英俊 院長

北村 英俊 院長

松戸常盤平 おなかと胃・大腸カメラと内科のクリニック

松戸市/常盤平/常盤平駅

  • ●消化器内科
  • ●内科

中学時代の衝撃体験をきっかけに医師を志すように

北村 英俊 院長

私は両親ともに医師の家庭に育ちました。小さな頃から医療が身近だったと言えばそのとおりなのですが、医師を目指す直接のきっかけになったのは中学時代、家族みんなで食卓を囲んでいたときに祖父の心臓が突然止まってしまったことでした。私はただ茫然と見ていることしかできませんでしたが、父と母が迅速かつ適切に心肺蘇生を行うと、すぐに祖父が息を吹き返したんです。この出来事は中学生の自分に大きなインパクトを残し、「身近な人を守れるようになりたい」との思いで医療を志すようになりました。
とはいえ浜松医科大学に入学した当初は、何を専門に診療していくかといった明確なビジョンはありませんでした。それが研修でいろいろな診療科を回った時に、患者さんと深く関わっていく内科の診療が自分のやりたいことに一番近いような気がして、内科の中でも特に消化器の病気を専門に研鑽を積むことになりました。神奈川県にある総合病院で良性疾患から悪性腫瘍までさまざまな病気を経験し、がん診療についてさらに学びを深めたいとの思いで東京・築地にある国立がん研究センター中央病院の肝胆膵内科に勤務した時期もありました。このとき膵がんの早期発見を目的とした超音波内視鏡検査(EUS)などを経験できたことは、医師としての自分の強みになっていると感じます。

胃カメラは30歳までに最低1回、40歳になったら大腸カメラの実施も検討を

北村 英俊 院長

都内にある大学病院勤務を経て、『松戸常盤平 おなかと胃・大腸カメラと内科のクリニック』を開いたのは2023年6月でした。私はこれまで大学病院や総合病院で診療にあたり、がんなどの大きな病気をできるだけ早く見つけたいとの思いで内視鏡検査の技術を磨き、診断能力を高めてきました。しかし大きな病院で担当する患者さんは症状が進行していることが多く、必ずしも完治につなげられないケースがあることを残念に思っていました。そうした経験を踏まえ、少しでも早い段階で病気を見つけて早期治療につなげたいとの思いでクリニックの開設を決めました。
胃がんや大腸がんなどの消化器がんを見つけるためには内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)が欠かせません。一方で内視鏡検査に対しては「痛い」「苦しい」などのマイナスイメージが先行して、受診を敬遠する方が少なくないのが現状です。しかし消化器の専門家の立場から言わせていただくと、胃カメラは30歳までに最低でも1回、40歳になったら大腸カメラも一緒に受けていただくことが理想です。一方で患者さんはみなさんお仕事などをお持ちで、毎日忙しくなさっていることもよく承知しています。そのため当院では地域の方々が気軽に足を運べる環境を整えると同時に、苦痛が少なく・精度の高い検査をご提供することによって、一人でも多くの方に内視鏡検査を受けていただきたいと考えています。

週末土曜日の検査もOK。患者さんの負担に配慮した苦痛の少ない内視鏡検査

北村 英俊 院長

当院の内視鏡検査は、休診日の木曜日と日曜日を除いて毎日実施しています。胃カメラ・大腸カメラともに事前診察を基本としておりますが、胃カメラについては食事をとらずにご来院いただければ即日検査も可能です。このほか胃カメラと大腸カメラの同日検査に対応し、大腸カメラで切除可能なポリープが見つかった場合にその場で切除するなど、通院にまつわる患者さんのご負担がなるべく少なくなるような配慮をしています。
患者さんにとって受診しやすい環境を整えているとはいえ、やはりみなさんの心配は検査に伴う苦痛にあると思います。この点については、日本内視鏡学会専門医である私の腕を信じていただきたい……というのは冗談ですが(笑)、これまでに磨いてきた技術をいかして患者さんに不快感を与えないような検査を行える自信はあります。胃カメラでは細いスコープを鼻から挿入する経鼻内視鏡検査に対応しているほか、大腸カメラを受けられる場合は院内で下剤を服用いただけます。また過去の検査のトラウマなどで不安や恐怖心の強い患者さんについては、鎮静剤を使用してウトウトと眠ったような状態で検査を受けていただくこともできます。なお鎮静剤を使用した場合には、プライバシーに配慮したリカバリールームでゆっくりお休みいただけますのでご安心ください。

「一外来、一笑い」をモットーに、地域住民の健康を見守る

ここまで内視鏡検査のことを中心にお話してきましたが、当院にはもう一つ「地域のかかりつけ医」としての役割もあります。風邪などによる体調不良をご相談いただくほか、糖尿病や高血圧など生活習慣病の管理もお任せください。生活習慣病の多くは初期にはこれといった症状がないものの、放っておくと心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気を引き起こしかねません。どんな病気も早期発見・早期介入が大事ですから、ささいなことでも遠慮なくご相談いただきたいと思います。
私が日々の診療のモットーにしているのは「一外来、一笑い」です。患者さんと何気ない世間話をして、一回の診察の中で必ず一回は笑ってもらうことを心がけています(笑)。ご自宅で飼っている犬の話、お子さんやお孫さんの話などを伺ううちに患者さんの生活背景が分かり、治療のヒントが見つかることも少なくありませんから。診察をして何もなければ「大丈夫ですよ」と言って安心してもらい、患者さんが「ハハハッ」と笑ってお帰りになる……そんな時間をご提供したいと思っています。

これから受診される患者さんへ

私は大きな病院で重症患者さんを診るよりも、患者さんにとってより身近な場所で病気の早期発見に努めたいとの思いでこのクリニックを開きました。自分の専門である消化器の診療を柱に、日々の体調不良や生活習慣病の管理など内科全般を広くカバーし、地域のみなさまの健康を支えていきたいと思っています。特に苦痛の少ない内視鏡検査には強みがあると自負しておりますので、過去につらい経験をしたという方にもぜひ一度検査を受けていただきたいです。
当院ではWeb予約やWeb問診を導入するなど院内滞在時間をできるだけ短くする工夫をしており、いつも笑顔のスタッフが患者さんを明るく元気にお迎えしています。クリニック併設の駐車場も十分なスペースを確保しておりますので、気になる症状やお困りのことがありましたらお気軽にご来院ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

北村 英俊 院長 MEMO

消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 出身大学:浜松医科大学医学部
  • 趣味・特技:ギター、音楽鑑賞
  • 好きな音楽・アーティスト:J-ROCK/Hi-STANDARD
  • 好きな場所:カフェ(スターバックス)

北村 英俊 院長から聞いた
『過敏性腸症候群』

お腹まわりの気になる症状は、消化器の専門家に相談を

過敏性腸症候群とは、お腹がゴロゴロする、お腹の張りや違和感などを自覚するほか、女性は便秘、男性は下痢になりやすくなり、繰り返し症状が現れることも少なくありません。多くの場合、原因はストレスによるもので、精神的なもののほかに気圧の変動(気候病)などによってもこれらの症状が現れます。

過敏性腸症候群の診断は非常に難しいため、胃カメラ検査や血液検査で異常がみられない場合は単なる胃腸炎として治療が進められることも珍しくありません。一方で治療を続けながら改善がみられない場合は、過敏性腸症候群が強く疑われます。

過敏性腸症候群はきちんと診断をつけて適切な治療(漢方薬、腸内細菌の改善など)を行うことができれば、症状をコントロールできる病気です。また、過敏性腸症候群だと思っていたら「がんだった」というケースもあり得ますので、何度も症状を繰り返す場合には消化器の専門家にご相談いただくことをおすすめします。

グラフで見る『北村 英俊 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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