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皆川 真吾 院長

SHINGO MINAGAWA

人の心に寄り添える、泌尿器科・皮膚科のかかりつけ医を目指して

秋田大学医学部医学科 卒業。同大学医学部医学研究科大学院 修了。医学博士号を取得。同大学付属病院を退職後、虎ノ門病院、NTT東日本関東病院、聖路加国際病院、東京腎泌尿器センター大和病院、行徳総合病院、等に勤務し、2020年に『皆川クリニック』を開業。

皆川 真吾 院長

皆川 真吾 院長

皆川クリニック

千葉市花見川区/宮野木台/新検見川駅

  • ●泌尿器科
  • ●皮膚科

病気を抱えた方を少しでもお手伝いしたいと考え、医師の道へ

皆川 真吾 院長

子どもの頃は喘息もあり、身体が丈夫ではなかった時期がありました。病気があると、楽しいことも楽しめなくなることがたくさんあることを実感していましたので、何かしらの悩みを抱えている方々の手助けをしたと思い、医師の道を志したのです。
泌尿器科を選んだのは、まずは外科系の治療をしたいと思っていたことがありました。その数ある外科系の中で、泌尿器科は外来で患者さんを診て、手術が必要であれば手術も行い、その後の経過も診ていくことになります。最初から最後まで患者さんをずっと見続けていけることを大きな魅力と感じたのです。また泌尿器科は、扱う範囲が広いという面もあります。癌の手術もありますし、尿路結石や前立腺肥大症のような、いわゆる良性疾患で手術が必要なものもあります。加えて、日常生活のクォリティに密接に関わる排尿障害があり、さらに男性不妊という全く別種の領域も含まれます。その多様性に魅せられたこともこの科を選んだ理由の1つでした。

2020年に『皆川クリニック』を承継開業いたしました。開業を遡ること10年ほど前より、前身の水野医院様より打診があり、週に1回、泌尿器科の外来を担当してきました。水野先生より「引き継いでもらえないか」というお話をいただき、これまで地域医療に貢献してこられたその意思を引き継ぐことを決意したのです

泌尿器科と皮膚科、両方の診療を提供

皆川 真吾 院長

泌尿器科に加え、皮膚科の診察も行なっています。泌尿器科と皮膚科でリンクする部分はあまりないのですが、1つだけ、陰部のかゆみ等は両方の疾患が疑われます。泌尿器科だと性病に類するお悩みのこともありますし、皮膚科のかぶれや湿疹だったということもあるでしょう。人にあまり見せられないと思う部分だからこそ、どこに相談すれば良いか悩まれることも多いと思いますが、当院の場合、両方を診ていますので、そこはご安心いただけるのではないかと思います。
私自身、肌質が弱い面があって、自分でもお薬を服用していたことがありますし、様々勉強を積んできました。当初は思い悩むことも少なくありませんでしたが、新しいことを始めるという点で大きなモチベーションにもなっています。

相談しにくい場所だからこそ、来院いただいた方の期待や希望にしっかり応えていきたい

皆川 真吾 院長

病院やクリニックというところは、患者さんはできれば行きたくないところだと思うのです。それでも、何かしらの悩みを抱え、それを解決したいという気持ちでいらっしゃるわけですので、その気持ちに寄り添い、医療を通じて手助けができればと思っています。
泌尿器という領域は、その中でもさらに敬遠しがちな場所だと思うんですね。尿もれや頻尿等、おしっこにまつわるお悩みは、親しい人にも相談しにくい面があるでしょう。ゆえに、悩みを抱えたまま、QOLが落ちやすい疾患でもあります。頻尿や尿もれで悩まれている人は、全世界で2億人を数えると言われています。頻繁ではなくとも、ちょっとしたことで下着が汚れるといった経験のある方は、男性の半分以上に及ぶというデータもあります。「病院に行くのが恥ずかしい」。葛藤を抱え、悩んでいる方はたくさんいらっしゃると思いますので、そうした方々が相談しやすく、安心して受診ができ、できる限りご満足してお帰りになられるよう努力を続けてまいります。

お薬で改善が難しい種類の疾患に対する新たな選択肢

男性の場合、尿もれや頻尿、あるいは排尿時の違和感や下腹部のちょっとした痛みが続く慢性前立腺炎、女性の場合、更年期に伴う諸症状や繰り返す膀胱炎など、お薬を中心とした保険診療では大きな改善が望めないものがあります。当院ではそうした疾患に対する新たな選択肢として、レーザー治療や磁気治療を導入しています。レーザーですと、経膣内や尿道にレーザーを照射することで粘膜を引き締め、尿もれや更年期の諸症状の改善が期待できます。磁気医療は座っているだけで骨盤底筋が鍛えられるというもので、頻尿や尿もれに非常に効果的です。考え方は人それぞれだと思いますが、お薬を飲んでいても一向に良くならない人にとって、レーザーや磁気治療は有用な選択肢となるでしょう。そもそも、先に挙げたような疾患に対して、お薬は飲み続けないと効果が持続しないという面があり、根本的な機能の改善は望めません。複数の疾患を同時に抱えている方も多く、そうした方には全体の機能を改善するという意味でも、選べる治療があるということは大きなプラスになると考えています。
皮膚科に伴う美容皮膚科、あるいは薄毛治療など、患者さんのニーズが高まっていると感じる分野がいくつかございます。できる限りですが、そうしたニーズにも対応できるよう、準備をしていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

泌尿器のお悩みについては、「年のせいだからしょうがない」と我慢されている方が多いのが実情でしょう。しかし、そのお悩みは改善が可能なものも多いことも確かですので、日々の生活に支障をきたしているお悩み事があれば、まずはお気軽にご相談ください。繰り返しになりますが、そうは言っても、泌尿器科や皮膚科を受診されることをためらわれる方は多くいらっしゃいます。しかし、その悩みがあることで本来であれば楽しめることも楽しめなくなってしまうこともありますので、治療するか否かは別として、まずは一度ご相談いただければと思います。

※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

皆川 真吾 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 出身大学:秋田大学医学部
  • 趣味・特技:バイオリン/ワインエキスパート
  • 好きな映画:『ニュー・シネマ・パラダイス』
  • 好きな観光地:沖縄
  • 好きな言葉:「謙虚」「誠実」

皆川 真吾 院長から聞いた
『腹圧性尿失禁』

お薬で改善が見られず、手術に抵抗のある方にとって新しい選択肢があることを知っていただきたい

重い物を持ったり、咳をした時など、お腹に不意に力が加わった時に尿もれの症状が見られるものです。主な原因は、骨盤底筋の筋力低下による緩みと考えられています。そのため、女性の多くは妊娠・出産を契機として症状が現れることが多いのです。
さらに細かく病態を見ていくと、様々なものがありますが、尿道自体が年齢と共に緩んでくることも原因の1つと言えるでしょう。尿道は周りの筋肉で締めているイメージですが、尿道の粘膜が退縮し、薄くなっていくことで失禁が起こりやすくなります。ホースの厚みが薄くなっていくイメージですね。尿道の緩みが原因の場合、お薬での改善は限定的で、保険適応の治療では尿道の周りにメッシュを入れ、尿道を締める手術が行われます。非常に効果的な治療ではあるのですが、異物が入ることへの違和感や手術そのものへの抵抗感がある方にとっては難しい選択となるでしょう。お薬での治療に限界が見られた場合、自費診療となりますが、レーザー治療や磁気治療器による治療が次の段階の選択肢となります。症状が重い方の場合、1日に尿パットを10枚使うですとか、オムツを5、6枚履き替える、という方もおられます。そうした方々にとって、レーザーや磁気治療器による治療は、コスト的に見ても歓迎される選択肢となってきています。

グラフで見る『皆川 真吾 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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