竹島 雄太 院長
YUTA TAKESHIMA
助けられた経験を力に。泌尿器科を通じて、人生に寄り添うホームドクターでありたい
東京大学医学部医学科を卒業後、東京大学医学部附属病院の泌尿器科学教室に入局。その後、東京逓信病院、武蔵野赤十字病院、東京大学医学部附属病院、東京大学医科学研究所で経験を積む。2025年、『柏東口よしだクリニック』院長に就任。長年の臨床経験と研究活動を活かし、地域医療に貢献する。

竹島 雄太 院長
柏東口よしだクリニック
柏市/中央/柏駅
- ●泌尿器科
- ●内科
- ●皮膚科
- ●アレルギー科
- ●外科
- ●健診・検診
助けてもらっていた側から助ける側へ

幼少期、重度のアトピーに苦しんだ私は、全国の様々な医師に助けてもらった経験から、人を助ける仕事に就きたいと思い、医師を志しました。東京大学医学部附属病院・東京逓信病院・武蔵野赤十字病院にて泌尿器科医として最先端の手術や臨床に携わった後、医科学研究所ではがん治療用ウイルスの研究を行い、遺伝子操作を用いて前立腺がんや腎がんを治療する改変ウイルスの開発に取り組みました。また、皮膚神経線維腫を対象とした研究も進めました。同時に、研究に没頭することで泌尿器科の臨床から遠ざかることへの葛藤も覚えました。自身の中で泌尿器科医としての役割や患者さんに直接向き合う大切さを再確認し、研究者としての道ではなく臨床医として診療を続ける道を選びました。
高齢者に寄り添うホームドクターに

泌尿器科を最たる専門としたしたクリニックでありたいと思うと同時に、地域の高齢者の方を支えるホームドクターとしての役割にも魅力を感じています。『柏東口よしだクリニック』では元々、泌尿器科専門医が内科診療も行い、血圧や糖尿病をコントロールするなど総合診療の形を展開しており、継承に当たってはその理念に感銘を受けました。過去に夜間救急にて血圧管理、骨折対応など幅広い診療に携わり、泌尿器科に加え総合診療の分野でも認定医・指導医資格を取得した経験を活かし、クリニックでの総合医療の本格的な実践に挑戦する良い機会と感じました。泌尿器科を診療の柱とする一方で、高齢者の生活習慣病や骨粗しょう症などの加齢性疾患に寄り添い、かかりつけ医としての役割を担いたいと考えています。また、総合病院では診療機会の少ない若い世代の泌尿器科の悩みにも対応し、診療の幅を広げていくことの重要性を実感しています。
泌尿器科にこだわる理由

泌尿器科にこだわる理由は、ひとりひとりの患者さんと長くお付き合いできる点にあります。臓器としては、腎臓、膀胱、前立腺などと、すごく幅広いわけではないのですが、その分泌尿器科というひとつの専門科で治療を完結できることに魅力を感じています。泌尿器科の特徴として患者さんの年齢層が高いということが挙げられますが、加齢とともに多くの人が経験するがんや排尿障害と向き合い、治療法の進化により、前立腺がんのように治療を行えば天寿を全うできるケースも増えています。泌尿器科は、特殊で悲壮感の漂う医療というより、患者さんに寄り添いながら通常のライフサイクルの中で長く取り組んでいく疾患に対し必要な医療を提供できる科であると感じています。
前向きな気持ちで病気と向き合える環境づくりに尽力
クリニックでの診療は、手術や末期がんの治療を行う総合病院や、重症度や緊急性の高い疾患を扱う救急医療とは異なり、患者さんが日常生活の中で病気とどう向き合っていくかが重要になります。そのため、患者さんが現在抱えている病気や、今後予想される経過について丁寧に説明し、過度に不安を抱え込むことなく、前向きで明るい気持ちで病気と向き合えるような環境づくりを提供することを心がけています。
これから受診される患者さんへ
『柏東口よしだクリニック』は、前院長のもとで検査や治療の選択肢を広げてきました。私自身も泌尿器科・総合診療科の専門医として、クリニックで提供できる検査や処置を充実させ、患者さんにとってより質の高い医療を実現できるよう努めています。「大学病院」「総合病院」「クリニック」の役割を考えながら、クリニックならではの医療の在り方を模索していきたいと思っています。
また、今後は「かかりつけ医」としての役割がより重要になると考えています。特に高齢化社会の中で、生活習慣病やフレイル(加齢や慢性疾患によって心身の活力が低下して、要介護状態になりやすい状態)などへの対応が求められます。泌尿器科の枠を超え、骨折予防や慢性疾患の管理など、患者さんの生活の質を向上させる予防医療にも取り組んでいきます。今後も研鑽を積みながら地域医療に貢献していきたいと考えておりますので、お身体のことで不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
竹島 雄太 院長 MEMO
泌尿器科専門医
- 出身地:神奈川県
- 出身大学:東京大学医学部
- 趣味・特技:スキー/英語
- 好きなもの映画:『ユージュアル・サスペクツ』、『素晴らしきかな人生』
- 好きな場所・観光地:湯沢高原
- 好きな言葉・座右の銘:「Don’t worry, be happy」
竹島 雄太 院長から聞いた
『慢性前立腺炎(慢性骨盤痛症候群)』
骨盤周りの痛みや違和感には明確な原因が見つからないケースも
この疾患は若年層から高齢者まで幅広く見られ、クリニックを開業してから、特に若年層では想像以上に多くの患者さんが悩まれていることに気づきました。治療の中心は植物製剤や漢方薬を用いることで、西洋医学の枠に収まりきらないアプローチが必要になります。実際にこうした薬で効果が得られるケースが多く、改めてこの治療の重要性を実感しています。
グラフで見る『竹島 雄太 院長』のタイプ
![]() |
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
![]() |
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ![]() |
||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION

柏東口よしだクリニック
竹島 雄太 院長
柏市/中央/柏駅
- ●泌尿器科
- ●内科
- ●皮膚科
- ●アレルギー科
- ●外科
- ●健診・検診
医院情報 | 院長紹介 | 求人 | MAP | 徒歩ルート |
医師の声 | 患者の声 | お知らせ | WEB予約 |
オンライン 診療 |
電話 | 03-6426-5933 |
---|---|
所在地 | |
最寄駅 | |
駐車場 | |
WEB | |
休診日 |