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青木 剛志 院長

TAKESHI AOKI

すべては子どもたちのため。健康に育ってくれることを第一に考え、そのサポートを

滋賀医科大学卒業。川鉄千葉病院、松戸市立病院、国際親善総合病院、吉川中央病院、横川レディースクリニック、ドクターランド幕張等でプライマリケアを中心に研鑽を積む。2015年に『あおきこどもクリニック』を開業(千葉都市モノレール「穴川駅」より徒歩8分)。

青木 剛志 院長

青木 剛志 院長

あおきこどもクリニック

千葉市稲毛区/園生町/穴川駅

  • ●小児科

すべては子どもたちのために

青木 剛志 院長

私は理科、とりわけ物理化学が好きでした。ですから、その方向に進もうと思っていたところ、高校生になって生物の授業を受け、カルチャーショックを受けたのです。その授業がとにかく面白かったんですね。生物科学の分野を極めようとすれば、それは医学ということになりますので、医学部に進んだということなのです。
大学卒業後は研修を経て、小児科を選択しました。この頃、私に姪ができました。それまで小さい子に接することはほとんどなかったのですけども、姪が生まれ、その子と接するうちに、子どものために働きたいと思うようになったことが大きかったですね。

『あおきこどもクリニック』は2015年に開院いたしました。クリニックは木の風合いを生かした作りになっています。病院というと、まず「白」ですよね。それから小児科だと、ピンクだったり、あるいはキャラクターを前面に出したクリニックもあります。どちらもそれはそれで結構なのですが、子どもにとって行くのが楽しみとまではならないにせよ、少しでも緊張を和らげ、寛いでもらえるような建物を目指した形でした。

プライマリケアを担うお子さんのかかりつけのクリニック

青木 剛志 院長

発熱や下痢・嘔吐、咳が止まらないなど、昨日今日に症状が始まったということで受診される方が大半ということになります。さらに、喘息で咳が2、3週間続いている子や、アトピーでずっと湿疹が良くならないなど、いわゆる慢性的な疾患で受診される方々が続きます。それらの症状に対して、当然のことながら必要な検査を行った上でしっかりと診察をしていく、ということを心がけています。私はこれまでプライマリケアを中心に修養を積んできました。特定の疾患に目を向けるというより、あらゆるお困りごとに対応できるよう勉強を続けてきたつもりですので、お子さんのことで何かお困りのことがありましたら、何なりと気軽にご相談いただければと思います。

わかりやすい説明で、不安の解消に努めていく

青木 剛志 院長

時間をしっかりとり、出来るだけわかりやすい言葉で説明をすることが重要と考えています。親御さんが不安に思われるのは、「わからない」からだと思うのです。ですから、病気の推移についてご説明した上で、今後の見通しをおわかりいただければ、ほとんどの不安は解消されていくでしょう。胃腸炎で嘔吐を繰り返しているケースを例にしましょう。皆さん、それが永遠に続くのではないかと不安に思われるわけですけども、胃腸炎による嘔吐症状は半日から1日で徐々に落ち着いていくものであり、その間、脱水を起こさないよう経口補水液などで水分を補っていくことが重要になります。その症状は何が原因で、これからどうなっていくのか。しっかりイメージができるよう過不足なく説明をしていくことが何よりも重要なのです。

お薬は“使い方”も大切

アトピー性皮膚炎の治療ではステロイドが非常に有用ですが、患者さんの中にはストロイドに忌避感を持たれている方もいらっしゃいます。そうしたケースでは、まずは一回、短期間で良いので使ってみることをお勧めしています。実際に使っていただければ、その効果に驚かれるケースが多く、有害な副作用等もめったに起こることはなく、「これから使っていきます」となる方が少なくないのです。
ストロイドに限った話ではありませんが、お薬については使い方を誤解されているケースもあります。同じお薬でも、使い方を変えるだけで、途端に症状が一気に改善することがよくあるのです。具体的には、必要十分な量を、ゴシゴシ塗り込むのではなく、肌に乗せるように塗っていくのがコツです。軟膏は肌の中に吸収される成分もありますが、肌の上に“乗っている”ことが大きな意味を持ちます。アトピー性皮膚炎の方は、そもそも皮膚のバリア機能が弱くなっています。その機能を補うため、外部からの刺激を遮断するために肌の上にお薬を乗せていくのです。ワセリンなどは成分が有効というより、肌の上に乗せて保護するためのものですが、それだけで軽い湿疹などは快癒することも少なくないんですね。
お薬の成分も重要ですが、その用途もまた大切なことです。それらを過不足なくお伝えすることが、私たちの大きな役割と心得ています。

これから受診される患者さんへ

この春より(2025年4月)、千葉市で1か月児健康診査の助成制度が始まりました。千葉市にお住まいの方が対象ですが、これまで自費であったものが公費になるということですので、当院でも積極的に見させていただこうと考えています。

その健診はもちろんのこと、発熱や嘔吐などの急な症状、あるいは咳や湿疹がなかなか良くならないなどの慢性的な病気も、すべからく当院は対応しています。お子さんのお身体のことで何か不安なこと、お悩みのことがありました、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

青木 剛志 院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:茨城県
  • 出身大学:滋賀医科大学
  • 趣味・特技:パソコン、プログラミング
  • 好きな映画:クリストファー・ノーラン監督作品
  • 好きな観光地:北海道、沖縄県
  • 好きな言葉・座右の銘:「自主自律」

青木 剛志 院長から聞いた
『熱性けいれん』

5分以上続くけいれんは、緊急の対処が必要

発熱時に起こるけいれんのほとんどは「熱性けいれん」と呼ばれるものです。

熱性けいれんには単純型と複雑型があります。単純型の場合、5分以内にけいれんはおさまり、命に関わることも後遺症が残ることもなく、落ち着いてから医療機関を受診されるとよいでしょう。複雑型の場合、15分以上けいれんが続き、⼊院や検査が必要になることがあります。

5分以上けいれんが続く場合は、複雑型の可能性を考慮しなければなりません。例えばですが、おうちで5分経っているとして、そこから病院に⾏き、診察を受ける頃にもまだけいれんが続いていてるとしたら、⼊院が必要になることも⼗分考えられます。これらのことから、けいれんが5分以上続く場合には、早急に医療機関を受診するようにしていただきたいです。

また、熱性けいれんは複雑型であっても命に関わることは基本的にない病気ですが、けいれんの最中は意識がなくなってしまうので、それに伴う事故のほうがけいれんそのものよりも危険です。転倒による怪我や、お風呂やプールでけいれんを起こして溺れてしまう場合などです。けいれんを起こしてしまった場合には、まず安全の確保を第⼀に対応していただきたいです。
熱性けいれんは、有病率でいえば、3〜9%ほどあり、決してまれな病気というわけではありません。ただし年齢が上がるにつれて起こりにくくなり、8歳くらいになるとほとんど⾒られなくなります。

グラフで見る『青木 剛志 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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