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髙橋 紘 院長

HIROSHI TAKAHASHI

糖尿病専門医を中心にした「チーム医療」を実践。患者さんと真摯に向き合い、確かな信頼関係を築きたい

埼玉医科大学医学部医学科卒業。東京慈恵会医科大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。東京慈恵会医科大学附属病院での研修を経て、同大学 糖尿病・代謝・内分泌内科へ。その後12年にわたり、糖尿病・内分泌・肥満症・総合内科を専門に経験を積む。

髙橋 紘 院長

髙橋 紘 院長

いんざい糖尿病・甲状腺クリニック

印西市/西の原/印西牧の原駅

  • ●糖尿病内科
  • ●内分泌内科
  • ●内科
  • ●健診・検診

災害医療を経験し、「患者さんに寄り添える医師」を目指すように

髙橋 紘 院長

医師を目指す直接的なきっかけになったのは高校1年生の頃、胃がんで入院していた祖母を見舞った時に医療の現場を垣間見て、「お医者さんってカッコイイな」と思ったのが最初でした。祖母の手術やTVドラマの影響で当初は外科を志望していたのですが、研修医時代に災害医療に携わったことを機に、自分が目指す医療の形が明確になりました。
研修医1年目の3月に発生した東日本大震災において、私は災害医療チームの一員として宮城県気仙沼市に入りました。この時に被災によってかかりつけ医を受診できない患者さんの診療を担当したことで、「患者さんに寄り添える医師になりたい」と考えるようになったのです。その後大学に戻り、糖尿病・代謝・内分泌内科で勉強していた時に恩師からいただいた言葉が強く心に残り、この領域を専門に経験を重ねることになりました。

糖尿病専門医を中心にした「チーム医療」でシームレスなサポートを

髙橋 紘 院長

糖尿病・内分泌・肥満症・総合内科の専門医として12年あまり経験を積み、『いんざい糖尿病・甲状腺クリニック』を開いたのは2024年6月でした。当院の診療の柱であり私の専門でもある糖尿病は、血糖値が高い状態が続くことによってさまざまな合併症を引き起こします。糖尿病網膜症が疑われる場合は眼科へ、心臓の病気のリスクが高まったら循環器内科へ、がんが見つかったら外科へ……、そんな風に他科と連携して治療にあたり、他科での治療後は再び主治医として経過を見守っていきます。私たち糖尿病専門医は患者さんを適切な医療につなぐ“ハブ空港”のような役割を担い、患者さんが笑顔で過ごせる時間が少しでも長くなるようにサポートいたします。
また当院には、全国で100人程度の糖尿病特定認定看護師、経験豊富な管理栄養士が在籍していており、自らが1型糖尿病患者でもある看護師による療養相談を実施していることも特徴です。糖尿病専門医である私を中心に、各分野のプロフェッショナルが連携することで、シームレスな医療をご提供できることが一番の強みと言えるでしょう。

充実した設備をいかして合併症予防に注力

髙橋 紘 院長

糖尿病治療はここ10年ほどで飛躍的に進歩しており、内服薬一つ取っても選択肢が格段に増え、GLP-1などの注射薬も登場しています。私は大学病院に籍を置いて糖尿病治療の進化とともに歩んでまいりましたので、当院においても最新の知見に基づいた医療をご提供したいと考えています。たとえば、CGMなどの持続血糖モニターやインスリンポンプの導入時は入院を要することが一般的ですが、当院であれば普段どおりの生活を送っていただきながら外来での導入が可能です。
このほか当院では、糖尿病治療の指標となるHbA1cや血糖値を5分ほどで測定できる機器を導入して適切な治療につなげているほか、レントゲン、超音波(エコー)、動脈硬化の程度を確認できる検査機器などを活用して合併症予防に努めています。エコーは心臓、甲状腺、腹部など全身に使用することができ、腫瘍(がん)の有無なども確認できます。定期的に検査を行うことで小さな異変を見逃さず、病気の早期発見・早期介入につなげたいと思います。

患者さんと真摯に向き合い、確かな信頼関係を築きたい

私は糖尿病専門医のほかに内分泌代謝科専門医、肥満症専門医などの資格も有しており、それぞれの領域において専門的な診療をご提供することが可能です。また総合内科専門医として、風邪や腹痛をはじめとした日常的な病気についてもしっかりと対応いたしますのでご相談ください。
診察の際には患者さんの表情や何気ない動作にも目を配り、患者さんのお話に丁寧に耳を傾けることを心がけています。糖尿病をはじめとした生活習慣病は文字どおり、食事や運動などの生活習慣に深く関わる病気ですから、患者さんにご自分のことをどれだけお話いただけるかが治療のカギを握ります。日々の生活における改善点を見つけ出し、患者さんの中にある“やる気スイッチ”を押し、治療に前向きに取り組んでいただけるように……。患者さんと一つ一つ信頼を積み重ねながら、何でも話し合えるような関係性を築いていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

患者さんはそれぞれ生活背景や治療に対するお考えが異なりますので、同じ病気だからといって同じ治療をすればいいわけではありません。特に糖尿病をはじめとした生活習慣病の場合は患者さんの全身状態や既往症なども考慮しながら、お一人お一人に適した治療をご提案する必要があるでしょう。私はこれを“100人100通”と呼んでいますが、お薬による治療に食事療法や運動療法を組み合わせ、いかに患者さんにフィットしたオーダーメイドの治療をご提案できるかが専門医の腕の見せどころと思っています。医療機関を受診するというよりも、医療の専門家に相談に行くような感覚で、何でもお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

髙橋 紘 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:埼玉医科大学
  • 趣味・特技:ダイビング、スポーツ観戦、ラグビー
  • 好きな映画:『アルマゲドン』『インビクタス/負けざる者たち』
  • 好きな場所:オーストラリア
  • 座右の銘:「一期一会」

髙橋 紘 院長から聞いた
『1型糖尿病』

飛躍的に進歩した糖尿病の治療

1型糖尿病ではインスリンを作る膵臓の細胞が免疫系の異常反応などによって壊れていき、インスリンが作られなくなります。若いうちに発症する人が多いのですが、成人期以降に起こることもあります。インスリン注射を使用して血糖コントロールをすることが必須となりますので、これまでの生活からインスリン注射が必要な生活を強いられることとなり、大変困惑されると思います。
ここ数年で糖尿病の治療は飛躍的に進歩しています。例えば、血糖値の動きをリアルタイムに確認できるデバイス(持続血糖モニター:CGM)や、インスリンの投与量をCGMと連動して自動で調整してくれるデバイス(SAP)が保険診療で行うことができます。これらのデバイスを上手く活用することで、インスリン注射に少しでもとらわれることなく安心して生活できるようになります。
問題点としてはコストがかかることが挙げられます。お困りごとがありましたら是非主治医の先生とよくご相談下さい。

グラフで見る『髙橋 紘 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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