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藤巻 杏子 院長

KYOKO FUJIMAKI

糖尿病と甲状腺の病気を柱に幅広いニーズに対応。豊富な知識と経験を踏まえ、地域の中で専門性の高い医療を提供

順天堂大学医学部卒業後、研修を経て同大学内科・代謝内分泌学講座に入局。糖尿病や甲状腺疾患を専門に経験を積み、2024年12月に『糖尿病・甲状腺 藤巻内科クリニック』を開設。

藤巻 杏子 院長

藤巻 杏子 院長

糖尿病・甲状腺 藤巻内科クリニック

市川市/行徳駅前/行徳駅

  • ●内科
  • ●糖尿病内科
  • ●健診・検診

両親の背中を追って医師になり、糖尿病を専門に研鑽を積む

藤巻 杏子 院長

私は両親がともに医師の家庭に生まれ、自宅で開業していた母の背中を見ながら育ちました。両親が毎日夜遅くまで仕事をしていたことで、子ども心に寂しい思いをしたこともありましたけれども、患者さんに寄り添いながら診療を続け、地域の方々に慕われている母の姿を目にするたびに医師は素晴らしい仕事だなと思っていました。
母の専門は循環器、父の専門は呼吸器でしたが、私が自分の専門として選んだのは糖尿病でした。糖尿病は進行性のために完治が難しく、患者さんには病気と上手に付き合っていただかなければなりません。長期にわたり治療を続ける中では、お仕事や家族構成など生活環境が変化することも考えられるため、その時々の状況に合わせて適切な治療を行うことが大事になります。患者さんとの対話をとおしてその方の人生に関わり、継続的な治療をサポートできることに医師としてのやりがいを感じます。

女性医師として、3児の母として。地域の中で専門性の高い医療を提供

藤巻 杏子 院長

順天堂大学医学部卒業後は母校の代謝・内分泌内科に籍を置き、糖尿病に加えてバセドウ病や橋本病など甲状腺の病気に対する専門的な知識や治療技術を身につけました。また大学病院では糖尿病の研究に従事し、博士号も取得しています。一方のプライベートでは3人の子どもの母となり、今も子育てをがんばっています。
私が専門にする糖尿病や甲状腺の病気は、外来診療によって血糖値の数値などを適切にコントロールすることが大事になります。長きにわたり大学病院などで診療してきた経験を踏まえて、地域の中で専門性の高い医療を行いたいと考えていたところ、行徳駅から徒歩1分という恵まれた場所にご縁をいただき、2024年12月に『糖尿病・甲状腺 藤巻内科クリニック』を開設する運びになりました。幸いにも同じビルの2階には夫(藤巻 充寿先生)が院長を務める耳鼻科クリニック(藤巻耳鼻咽喉科医院 行徳分院)がありますので、必要があれば密に連携することで、患者さんに安心の医療をお届けしたいと考えています。

豊富な知識と経験を踏まえて幅広いニーズに対応

藤巻 杏子 院長

私は総合内科専門医(日本内科学会)と糖尿病専門医(日本糖尿病学会)の2つの専門医資格を有しており、当院においてもかぜや腹痛など日常的な病気に幅広く対応するほか、糖尿病や甲状腺の病気に対する専門的な医療をご提供しています。一方で、頭頚部外科を専門にする夫(充寿先生)には、当院にて甲状腺腫瘍に対する穿刺吸引細胞診を含めた検査を担当してもらっています。充寿先生は現在も順天堂医院にて頭頸部腫瘍や甲状腺疾患の外来を担当するほか、同大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センターにて頭頸部腫瘍の手術を執刀しておりますので、手術を要する患者さんへ適切な道案内ができる点も当院の特徴です。
行徳駅周辺には甲状腺の病気を専門にするクリニックが少ないこともあって、患者さんの中には当院のことを調べて足を運んでくださる方も少なくありません。イライラする、倦怠感、首の腫れ、飲み込みにくさなどを訴える患者さんについては、丁寧な問診に加えて超音波(エコー)検査などによって診断をつけ、個々の患者さんに適した治療をご提案させていただきます。地域の方々が気軽に足を運べる「かかりつけ医」でありながら、大学病院レベルの専門的な医療をご提供できることが当院の強みと言えるでしょうか。

充実した設備を生かしてオーダーメイドの治療を提供

当院の診療の柱となる糖尿病は、食事療法・運動療法・薬物療法の3つのアプローチによって血糖コントロールを行い、合併症の発症や病気の進行を抑制します。毎日の食事内容を見直したり、適切な運動を行ったりしても血糖コントロールがうまくいかない場合には薬物療法(内服療法・注射療法)を検討することになり、急激な体重減少がみられる場合なども早期の治療介入を行うケースがあります。インスリン療法については入院したうえで導入されることも多いですが、当院では通常の外来診療でのインスリン導入に対応しています。
当院では血糖値の変化を24時間測定できる持続血糖モニター(CGM)、糖尿病治療の指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)測定器のほか、動脈硬化の進行度を評価するCAVI、甲状腺の状態を確認するための超音波(エコー)などを導入しており、迅速かつ正確な数値のもとに個々の患者さんに適した治療をご提供しています。と言いましても、検査結果の数値だけを見て判断するのではなく、患者さんとの対話を大切にしながら、悩みや不安が解消するような診療を行いたいと思っています。今のお体の状態や病気のことなどを分かりやすい言葉で丁寧にご説明することを心がけておりますので、何か心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。

これから受診される患者さんへ

近年の医学の進歩によって、糖尿病の治療薬もさまざまなものが開発されています。当院では糖尿病専門医としての知識や経験、患者さんの生活スタイルや治療に対するご要望などを踏まえて、その方にとって一番いい治療をご提案したいと考えています。体のことを何でも気軽に相談できるかかりつけ医として、お一人お一人に寄り添った診療を行いたいと考えておりますので、小さなお悩みも遠慮なくご相談いただければと思います。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

藤巻 杏子 院長 MEMO

総合内科専門医 /糖尿病専門医

  • 出身大学:順天堂大学医学部
  • 趣味・特技:スキー
  • 好きなこと:読書
  • 好きな食べ物:グレープフルーツ、餃子
  • 好きな場所:伊豆、日光

グラフで見る『藤巻 杏子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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