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中久木 典子 院長

NORIKO NAKAKUKI

一般歯科・矯正歯科を柱にした地域密着型の歯科クリニック。豊富な知識と経験を踏まえてオーダーメイドの治療を提案

日本大学松戸歯学部卒業。歯周病学教室に入局後、矯正歯科を専門に経験を積み、1987年に『中村歯科クリニック』を開設。

中久木 典子 院長

中久木 典子 院長

中村歯科クリニック

流山市／流山／平和台駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●訪問歯科診療

将来的な開業を見据え、矯正歯科を専門に経験を積む

中久木 典子 院長

【中久木 典子 院長】
学生時代は数学が得意で、数学者になろうかと考えた時期もありました。理系に強みがある自分が、女性として一生続けられる仕事……この2つを両立できるのが歯科医師だったという感じでしょうか。祖父が教育熱心だったこともあって、高校卒業後は日本大学松戸歯学部に進学しました。
私の頃は女性の歯科医師がまだまだ少ない時代で、大学の先輩にも女性がほんの数人いるくらいでした。当時は女性歯科医師が開業するのは非常に珍しいことでしたから、「何か専門性を持ちたい」と考えて日大歯学部の矯正学教室に籍を置き、専門的な知識と技術を身につけました。8年間にわたり経験を積む中では後進の指導にあたったり、論文を書いて学位を取得したりして、1人の患者さんをしっかりと診られる自信がついたところで開業を決断しました。

豊富な知識と経験を踏まえてオーダーメイドの治療を提案

中久木 典子 院長

【中久木 典子 院長】
平和台駅近くのこの場所に『中村歯科クリニック』を開いたのは1987（昭和62）年でしたから、診療を始めて40年近くになるでしょうか。患者さんの中には開業以来お付き合いが続く方も多くいらして、近隣にお住まいの方を中心に都内や神奈川のほうからも足を運んでくださっています。当院で矯正治療をなさった患者さんが結婚や出産を経て、ご自分のお子さんを連れて来てくださることもあり、開業医ならではの喜びややりがいを感じます。
もちろん長い歴史があるからいい、新しいクリニックがダメということはありませんが、長きにわたって積み重ねた経験が歯科医師としての強みになっていることは確かです。患者さんのお口の中を拝見して理想的な治療のゴールを設定し、目指すべきゴールへ向かってオーダーメイドの治療をご提案できること。一般的な歯科治療に矯正治療を組み合わせて、個々の患者さんに適した治療をご提供できることが当院の一番の特徴です。

患者さんの理解と同意のもとに一番いい治療を提供したい

中久木 典子 院長

【中久木 典子 院長】
歯科医師の仕事は歯の治療をするだけではなくて、患者さんの生活を支えることだと言ってもいいかもしれません。たとえばむし歯になって痛みを感じると、1日3食しっかり食べられなくなり、栄養不足のために体が弱ってしまう恐れがあります。悪くなった箇所をしっかり治すというのはもちろんですが、患者さんの生活の質の維持・向上をお手伝いすることも歯科医師の大事な仕事ですから、時にアドバイザーのような役割を担うことも少なくありません。
たとえば、お口の中に噛み合わせに参加していない歯があれば、まずは矯正治療によって正常咬合へ導いたうえで次の治療に進むのが理想です。歯科医師としては、患者さんにとって一番いい形で治療をしてさしあげたいと考えるものですが、理想のゴールへたどり着くためには、患者さんの理解と同意が不可欠です。診察の際には治療にかかる費用や治療期間なども十分にご説明させていただき、心からご満足いただける結果につなげたいと思っています。

快適に使える入れ歯作り。訪問歯科診療にも注力

【中久木 典子 院長】
開業から40年近くの間には結婚して姓が変わったり、子育てに一生懸命だった時期があったり、患者さんと一緒に私自身も年齢を重ねてきました。現在では流山市歯科医師会の会長や国保組合の専務理事なども務めており、地域とのつながりは非常に深いものがあります。そうした背景もあって当院では外来診療と同様に、訪問歯科診療にも力を入れています。訪問歯科診療では私の姪でもある美香先生を中心に、口腔内ケアや入れ歯の調整などを行っています。

【中村 美香 先生】
私は日本大学歯学部を卒業後、2016年頃からこちらで診療するようになりました。入れ歯（義歯）治療などを得意としています。訪問診療でも入れ歯の作製に携わることが多くありますが、入れ歯は「作って終わり」ではなく、「しっかり噛める」ようにすることがとても大事です。何度か調整を繰り返しながらご自分の入れ歯に慣れていただき、快適にお使いいただけるようにするまでが歯科医師の仕事だと考えています。

これから受診される患者さんへ

【中久木 典子 院長】
私はこれまでたくさんの患者さんのお口の中を拝見してきました。当たり前のことですが、人間の口の中はどれ一つとして同じものはなく、同じむし歯であっても進行度合いはさまざまです。しばらく様子を見ていて問題ないのか、抜歯をしたほうがよいのか……適切な判断ができるのは、膨大な症例を経験してきたおかげだと言えるでしょう。生まれ持った天然の歯を大切に考えるのはもちろんですが、もしもその歯がグラグラと揺れているならば、抜歯をしたうえでしっかり噛める入れ歯をおつくりしたほうがいいかもしれません。当院では常に患者さんの立場で考え、お一人お一人に適した治療を提案させていただきます。お困りのことやご心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

中久木 典子 院長　MEMO

  • 出身地：千葉県
  • 趣味・特技：硬式テニス
  • 好きな音楽：クラシック
  • 好きな本：偉人の伝記
  • 好きな場所・観光地：ハワイ
  • 好きな言葉・座右の銘：「コンティニュー」

中久木 典子 院長から聞いた
『不正咬合』

指しゃぶり・爪をかむ・頬杖をつくなどの習癖を見直すことが大事

不正咬合とは出っ歯や受け口、歯がでこぼこに並んでいる（叢生）など、上下の歯列が正しくかみ合っていない状態を指します。原因としては遺伝、環境因子、食生活を含めた生活習慣などがあるとされていますが、はっきりとした原因を特定できないことも多いです。

不正咬合では矯正治療が第一選択となりますが、これに加えて、指しゃぶり、爪をかむ、頬杖をつく、などの習癖を正すことも大事です。また、こうした習癖に気を付けることは不正咬合を予防することにもつながります。無理に硬いものを食べる必要はありませんが、かみ応えのあるメニューをきちんとした姿勢で食べることを意識していただくとよいでしょう。
『不正咬合』についてもっと見る→

グラフで見る『中久木 典子 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION