牧口 哲英 院長
TETSUHIDE MAKIGUCHI
大切なお子さんの歯科治療は“小児歯科学会専門医”に相談を。正確・堅実な診療を続け、開業から40年以上の豊富な実績
日本歯科大学卒業。昭和大学歯学部小児歯科教室にて研鑽を積み、全国的に数少ない日本小児歯科学会専門医・指導医を取得。1983年の開業以来40年あまりにわたり、小児歯科、インプラント、矯正歯科を柱にした診療を行っている。
牧口 哲英 院長
キャビネ・ラピヌー
浦安市／今川／新浦安駅
- ●小児歯科
- ●矯正歯科
- ●歯科
子どものお口の成長を支えるスペシャリストとして
私が歯科医師を目指したのは「歳の離れた兄が歯科医師になったことに刺激を受けて」ということになるでしょうか。親類に医療従事者が多い環境に育ち、子どもの頃から手先の細かい作業が得意だったこともあり、高校卒業後は日本歯科大学に進学しました。
もともと子どもが好きだった私は、歯科医師として「子どもたちの成長や発育に関わりたい」と考え、昭和大学歯学部の小児歯科教室に籍を置きました。健康な子はもちろんのこと、障害のある子、食べることに問題を抱える子にも適切に対応できるように研鑽を積み、日本小児歯科学会の専門医と指導医の資格を取得。浦安市に最初のクリニック（まきぐち歯科クリニック）を開いたのは1983年でした。それから40年あまり、小児歯科・インプラント・矯正歯科を柱に、地域の中で専門性の高い歯科医療をご提供しています。
大切なお子さんの歯科治療は“小児歯科学会専門医”に相談を
小児歯科専門医は大学病院などの研修施設で最低5年間経験を積む必要があるなど、厳しい基準をクリアした歯科医師が取得できる専門資格です。指導医は専門医を育成・指導する立場の歯科医師のことをいい、両方の資格をもつ歯科医師は浦安市内では私1人、全国でも200人ほどと非常に少ないのが現状です。しかしながら、子どもと大人では歯の構造が異なり、処置の仕方も異なるため、お子さんの歯の治療やケアは小児歯科専門医にお任せいただくことが理想です。
「乳歯はいずれ永久歯に生え変わるのだから、どの歯科医院で治療をしても同じだろう」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし乳歯のむし歯は処置の仕方によっては歯並びに影響を及ぼす恐れがあり、無理に治療することで子どもたちの心にトラウマを残す可能性も否定できません。また私たちの歯は一度でも削ってしまうと決して元に戻りませんから、適切な診断と早期の治療介入のためにも、小児歯科の専門家を頼っていただきたいというのが私の思いです。
むし歯の治療・予防に加え、口腔機能発達不全症にも対応
来院するお子さんの中には、他院で治療がうまく行かなかったケースが多くみられます。お子さんが泣いたり騒いだりして治療ができなかったり、同じ詰め物が何度も取れてしまったり。さまざまなトラウマを抱えたお子さんに対して、当院では受診したその日に治療を行うことはほとんどありません。痛みなどの急性症状がある場合は、それに対する処置を行いますが、まずは2～3回通ってこの場所に慣れてもらうことからスタートします。その子のペースに合わせて、最初はブラッシングなどの口腔ケアから始め、むし歯の治療をする際なども“痛みのない治療”を徹底しています。
一方で、保護者の方からは「子どもが食べたり飲んだりする様子が気になる」といったご相談をいただくことも少なくありません。食べる・飲み込む・話す・鼻呼吸ができるなどの口腔機能が十分に発達していないと、うまく食べられなかったり、ものを飲み込みづらかったりします（口腔機能発達不全症）。この背景には先天性の病気が隠れていることもあれば、離乳食の与え方や指しゃぶりなどの後天的な問題に起因していることも考えられます。幸いにも当院には私のほかにも専門知識をもった歯科衛生士が複数在籍しており、問題点を抽出した上で、適切な対処法をアドバイスすることができます。また診察の結果、先天性疾患に対する治療が必要な場合には適切な医療機関へご紹介させていただきますのでご安心ください。
正確・堅実な診療を続け、開業から40年以上の豊富な実績
浦安市に最初のクリニックを開いたのが1983年でしたから、この地域で診療を続けてもう40年以上になるでしょうか。最初にお目にかかったときは小さかったお子さんが立派に成人され、今ではご自分のお子さんと手をつないで来院されたり、結婚して地方で暮らしている方が実家に戻るタイミングで予約を取ってくださったりと、患者さんの中には2世代、3世代にわたるお付き合いいが続く方も少なくありません。
とはいえ私が何か特別なことをしていることはなくて、ただただ「できるだけ正確に」「基本に忠実に」ということを念頭に置いて診療しています。子どもたちに負担のない診療を行うことはもちろんですが、保護者の方々に向けて「今日はどんな治療をしたのか」「今後どのような治療をするのか」といった説明を冊子にまとめ、理解を深めていただけるようにしています。特に小さなお子さんの場合は、保護者の方がお口のケアを担うことになりますから、歯磨き指導なども丁寧に行うよう心がけています。
これから受診される患者さんへ
今川4丁目から今川1丁目へ移転するのを機に、クリニックの名前を『キャビネ・ラピヌー』に改めたのは2004年でした。クリニック名から“歯科”などの文字が消え、看板などもあまり出していないため、患者さんから「分かりにくい」という声をよく頂戴したものです（笑）。一方の私としては「分かりにくい歯科医院に患者さんが来てくださったら最高だ」との思いで専門性の追求に努め、バリアフリーやプライバシーへの配慮など快適な受診環境を整えてきました。
歯科医院を選ぶ際に「近いから」「土日も診療しているから」などを決め手にされる方もいらっしゃるでしょう。しかし無限の可能性が広がる大切なお子さんの歯科治療は、ぜひ小児歯科専門医にお任せいただきたいと思います。世の中に「小児歯科」を掲げる歯科医院はたくさんありますが、小児歯科専門医の資格を持つ歯科医師は全体の1％ほどにとどまっています。日本小児歯科学会のホームページをご覧いただけば小児歯科専門医が在籍する歯科医院が掲載されていますので、ぜひ参考になさってください。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
牧口 哲英 院長 MEMO
- 出身地：北海道岩内町
- 出身大学：日本歯科大学
- 趣味・特技：自動車、ロードレーサー
- 好きな音楽・アーティスト：ボサノバ／ビートルズ
- 好きな観光地：ハワイ
- 座右の銘：「一期一会」
牧口 哲英 院長から聞いた
『指しゃぶり』
心に安らぎ与える「指しゃぶり」は歯並びが乱れる原因に……？
子どもの指しゃぶりを止めさせるには、「指しゃぶりが楽しくない」と思わせることがポイントです。たとえばパジャマの袖口に靴下を縫い付け、指しゃぶりをするうちに濡れる靴下に不快感を覚えるようにしたり、哺乳瓶の先を切って必要以上にミルクが出るようにしたり、といった方法が有効です。
グラフで見る『牧口 哲英 院長』のタイプ
 |
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
 |
||||
| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
|
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
|
||
| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
|||
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
| 電話 | 03-6426-5933 |
|---|---|
| 所在地 | |
| 最寄駅 | |
| 駐車場 | |
| WEB | |
| 休診日 |
