歯周病を進行させないためにもお口の中の定期的なチェックが大切
歯槽膿漏は歯周病がもっとも進んだ状態とされ、日本人が歯を失う最大の原因だといわれています。中高年世代に多くみられる症状ではあるものの、10~20代で若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)を発症するケースもありますから注意が必要です。
歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の間の溝の深さは、健康な状態であれば1~2mm程度とされています。一般的な歯科検診では歯石除去に加えてむし歯の有無や歯周ポケットの深さをチェックしますが、何らかの異常を指摘された場合は放置せず、きちんと治療することが大事です。歯石だけを取って治療をしないままでいると、数年後に歯肉からの出血がみられたり、口臭が気になったりすることになるでしょう。「食べ物がはさまる」など何か気になることがあるときは、積極的に受診してほしいと思います。
- 田口歯科医院
- 田口 浩 院長
- 春日部市/谷原新田/春日部駅
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