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  • 下顎前突[受け口・しゃくれ・反対咬合]

矯正と手術の併用は患者さんがどこを気にするかがポイント

歯をかみ合わせた際に、下顎の歯列が上顎の歯列に覆いかぶさるような状態を指します。前歯の下の歯が上の歯の外側にきている状態ですね。この症状の原因としましては、上顎が小さい場合、下顎が大きい場合、上顎下顎ともに標準的な大きさでも下顎が前方に出ている場合などが挙げられます。治療方法としては、矯正治療だけで治せるケースと手術を併用しなければならないケースの両方があります。どれくらいの症状で手術を併用したほうがよいのかというのは、患者さんがどこを気にしていらっしゃるのかが大事なポイントです。矯正で治す場合は歯並びを治せてもお顔の見た目は治らないので、歯並びだけではなくお顔も整えたいという場合は手術が必要になります。手術を併用するのであれば、手術前の1年半から2年程度の矯正をして、手術後にまた半年から1年程度の矯正をしていただくので、トータル3年ほどかかるようなイメージになります。しっかりと時間をかけて治療をして、みなさんきれいに治されていますよ。

岡安 麻里 院長
すみれ矯正歯科 本郷
岡安 麻里 院長
文京区/本郷/本郷三丁目駅
●矯正歯科
  • 叢生

歯がでこぼこに並んでいる理由はさまざま。原因に合わせてアプローチすることが大切

顎のサイズに歯の大きさが合わないなどの理由から、歯がでこぼこと生えている状態を叢生(そうせい)といいます。叢生は乳歯のお子さんにも、永久歯が生えそろった後にもみられますが、治療をする場合には原因に合わせたアプローチが必要になります。

歯がきれいに並ばない原因は、顎のサイズが小さいか、歯が大きすぎるかのどちらかの理由が考えられます。子どもの患者さんで顎のサイズが小さい場合は、夜寝ている間に顎を広げる装置「可撤式拡大矯正装置」などをご提案できます。一方で、歯が大きすぎる場合は永久歯が生えそろうまで「経過観察」となることもあります。

小児矯正などを行ったのち、全体的に上下の噛み合わせを改善する矯正治療をご希望になる場合には、矯正装置を使って治療をすることになります。ただし、ワイヤータイプの装置を付けていると歯磨きがしにくく、治療中にむし歯になることも考えられます。そのため矯正治療を始めるにあたっては、治療中のさまざまな制限や負担についてよく理解し、強い決意のもとに取り組んでいただくことが大事です。

沖原 秀政 院長
明大前おきはら矯正歯科
沖原 秀政 院長
世田谷区/松原/明大前駅
●矯正歯科
  • 歯周病

歯周病の悪化要因

歯周病は細菌によって歯肉が腫れ、歯を支える組織が壊れていく生活習慣病の一種です。進行すると最終的に歯が揺れ、抜けてしまいます。現在歯を失う要因で一番多いのが歯周病です。歯周病の発生、進行する要因は幾つもあります。

1:口腔内の清掃の不足
ブラッシングが充分でないと歯や歯肉に食べかすが残り菌の繁殖を増長して歯周病が起こり易くなります。

2:病気やストレス
歯周病の細菌は誰のお口の中にもいます。健康な人であれば免疫の作用が菌の進行を抑えるのですが病気やストレスで免疫が落ちると普段は隠れている歯周病の症状が出ることがあります。

3:その他
糖尿病が歯周病を悪化させることが知られています。また歯周病自体が糖尿病を初めとした様々な病気を悪化させる要因にもなっています。他にも様々な要因がありこれらが幾つも複合して歯周病を進行させます。

歯周病発生の大きな要因の一つが歯石の付着です。歯周病の治療は歯石の除去が主体でこれは予防にも繋がります。一度付着した歯石は通常のブラッシングで除去するのは困難です。虫歯の早期発見も兼ねて定期的に歯科医院でのクリーニングを行って頂くことをお勧めします。

飯塚 淳郎 院長
いいづか歯科
飯塚 淳郎 院長
市川市/中国分/矢切駅
●歯科 ●小児歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

う蝕(むし歯)の原因菌について

ミュータンス菌、ラクトバシラス菌など、う蝕は複数の菌種からなる、う蝕関連細菌叢が作ります。細菌が生産する菌対外高分子物質はプラークマトリックス(基質)として微生物を包み込み歯面に硬く付着し酸を内包します。なかなか落ちないプラークは歯面に強固に付着できるマトリックスでできています。マトリックスはプラーク内での唾液の侵入を防ぎ、内部の酸が中和されないようにする一方、唾液中の発酵性糖質をプラーク内に取り込み、プラーク全体に拡散させ細菌の栄養素にしています。

う蝕の原因菌は発酵性糖質を摂取して酸を産生します。その酸性度によりエナメル質ではPH5.5で脱灰、象牙質ではPH6.0から6.5で脱灰が発生します。
一方で唾液中のカルシウムイオン、リン酸イオンは歯質に取り込まれ、ハイドロキシアパタイト結晶を修復します(再石灰化反応)。

う蝕はこの2つの反応バランスが崩れ、脱灰反応が再石灰化反応を上回った時に発生しますが、ハイドロキシアパタイト(歯の結晶)にフッ化物イオンが取り込まれるとフルオロアパタイトが形成され、フッ化物によって酸に溶けにくい歯質になります。

安西 美加 院長
美加デンタルクリニック
安西 美加 院長
川崎市川崎区/砂子/川崎駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯ぎしり(ブラキシズム)

歯ぐきが「腫れる」「出血する」のは食いしばりのせい?

ヒトの歯と顎の骨は繊維(シャーピー線維・歯根膜線維)でつながっており、この繊維が切断されると炎症が起こって出血しやすくなったり、歯ぐきが腫れたりします。いつも歯を食いしばっている人の多くに歯ぐきの腫れや出血がみられるのはこのためです。

歯ぎしりや食いしばりが生じる理由としては、咬筋(こうきん・頬骨と下顎をつなぐ筋肉)の過緊張や一部の歯に過度な負担がかかっていることが考えられます。たとえばむし歯治療時の詰め物や被せ物に銀歯やセラミックなど複数の素材を使用していると、それぞれの歯にかかる負担が異なるため、咬み合わせのバランスが崩れてしまうことが少なくありません。

治療では、咬筋の過重負担を軽減することを目的に注射をしたり、1本の歯にかかる負担を軽減するため就寝時にナイトガード(マウスピース)を装着したりします。また詰め物や被せ物によって咬み合わせが乱れている場合は、素材を統一するなどの再治療が選択されることもあります。

現代人はスマホを凝視するうち知らず知らずの間に歯を食いしばっていることが珍しくありません。歯ぎしり・食いしばりによってお口のトラブルを生じさせないよう、上下の歯列を離すことを意識していただくとよいでしょう。

石田 智子 院長
アイエスデンタルクリニック
石田 智子 院長
港区/北青山/表参道駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科
  • 顎関節症

噛み合わせの悪さやストレスなど、顎関節症の原因はさまざま

顎のあたりが痛い、口を開けにくい、口を開けるとカクカク・ジャリジャリと音がする……。お口まわりにさまざまな症状が生じる「顎関節症」は、頭痛を伴ったり、眠りが浅くなったり、顔の歪み(顔面非対称)をもたらすこともあります。

顎関節症の原因は噛み合わせの悪さやストレス、食いしばり、歯ぎしりなど多岐にわたります。マウスピースを装着して顎まわりの緊張をやわらげる対症療法もありますが、根治を目指すには原因・症状に即した治療を行う必要があります。

たとえば顎関節症の原因が噛み合わせの悪さであるなら、矯正治療が適応になります。また、一部の歯が欠損しているために顎に過度な負担がかかっているのなら、ブリッジやインプラントによって嚙み合わせを整える必要があるでしょう。

歯科医療においては「予防に勝る治療はない」というのが定説です。定期的に歯科医院に通っていれば、歯がすり減っているなど小さな異変に気付くことができ、早期の介入が可能になります。かかりつけの歯科医院を見つけて「予防」の意識を持っていただくとよいでしょう。

呉 大生 院長
CURE DENTAL 御茶ノ水
呉 大生 院長
千代田区/神田駿河台/御茶ノ水駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科
  • 歯周病

定期的な口腔ケアが大切。歯周病の重症化は大病のリスクも上がる

歯周病は重度になると歯肉が腫れる、出血するなどの症状があり、進行すると顎の骨が溶けてしまうくらい重症化します。歯周病の原因は細菌で、実は感染性や病原性の低いものは子どものうちに感染しています。成人してから強い病原菌の細菌に感染するケースが多く、口移しなども原因のひとつです。歯周病を予防するにはとにかく日頃のケアが大切で、毎日の歯磨きをしっかりすることと、定期的なメインテナンスで口腔ケアを行うことです。歯周ポケットが深い場合も、アプローチ治療をしていくことで歯周ポケットの深さを減らすこともできます。重症化してしまった場合、最近では溶けてしまった顎の骨を再生させる技術も確立されておりますが、全てのケースで保険適用になるとは言い切れません。歯周病原菌が歯周ポケット内の血管から動脈に入ってしまうと、動脈硬化を起こす要因にもなります。そうなれば脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクも高まり、糖尿病もある場合は透析になりやすくなります。それらを防ぐために歯周病の管理、歯科の視点から糖尿病の管理も必要と言えるところです。

深沢 一 院長・理事長
ふかさわ歯科クリニック篠崎
深沢 一 院長・理事長
江戸川区/篠崎町/篠崎駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科 ●矯正歯科
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