頭痛や肩こりの原因にも
瞼をあげる筋肉は3種類あります。上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)、ミュラー筋、そしておでこの筋力である前頭筋。この3つの筋力で瞼をあげるわけです。眼瞼下垂とは、主に加齢によってこれらの筋力が衰え、瞼があげにくくなる症状です。治療としては、緩んでしまったり、外れてしまった上眼瞼挙筋を留め直してあげる手術をおこなうのが一般的です。また、加齢とともに瞼の上の皮膚がたるみ、“余る”状態になっていれば、これを取り除く手術もおこなわれます。
眼瞼下垂は主に上眼瞼挙筋の衰えによるものですので、これを補うべく、おでこの筋力(前頭筋)を用いることになります。これにより、頭痛が起こったり、肩こりがしたり、おでこにシワが寄るといった二次的な障害が起こることにもなります。眼瞼下垂の治療はこうした二次的な障害を改善できるメリットもあるのです。
- ビクアスクリニック秋葉原
- 植木 健太郎 院長
- 千代田区/神田佐久間町/秋葉原駅
- ●形成外科 ●皮膚科 ●美容外科 ●美容皮膚科