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  • 糖尿病網膜症

糖尿病の高血糖によって引き起こされる合併症。大切な目を守るために内科と眼科の定期健診を。

糖尿病性網膜症は、糖尿病患者の長期にわたる高血糖値によって引き起こされる合併症で、小さな血管である網膜が損傷し視力に障害をもたらす病気です。原因は糖尿病による長期的な高血糖・糖尿病性網膜症を促進しやすい高血圧・遺伝的要因などが考えられています。治療法としましては、網膜の浮腫や炎症を抑える網膜レーザー治療や、抗血管内皮増殖因子(抗VEGF)という網膜内に薬物を注射し進行を遅らせる処置をします。予防法としましては、すでに糖尿病を患っているのであれば、医師による血糖値の管理や薬物療法で経過を観察し、高血圧が併発しないよう食事療法を行っていく必要があります。糖尿病を患っていないのであれば、暴飲暴食や肥満になりやすい食事は控えましょう。いずれにせよ、バランスのとれた食事・適度な運動・ストレスフリーな生活環境を心がけ、それらを継続的に実践していくことが基本となります。眼科医として常々思うことは、どの患者さんも内科に関してはよく気をつけていらっしゃるのですが、眼科はまさに盲点だなということ。糖尿病性網膜症に限ったことではありませんが、早期の発見はその後の進行具合を左右しますので、内科のみならず眼科でも定期的な健診を強くおすすめします。

磯前 貴子 院長
おおたけ眼科 近視のクリニック
磯前 貴子 院長
世田谷区/奥沢/自由が丘駅
●眼科 ●小児眼科
  • 下肢静脈瘤

足のだるさやむくみを解消

下肢静脈瘤とは、静脈の弁が壊れ、本来は心臓に戻っていく血液が重力によって下肢に戻ってきてしまうもので、血液が鬱滞(うったい)することで、だるさを感じたり、むくみなどの症状が起こるようになります。進行するとだんだんと肌が茶色くなっていき、時には潰瘍ができてしまい、感染症を起こすこともあります。静脈の弁が壊れる原因はいまだ解明されていないのですが、体質とも言われていますし、一概には言えませんが、立ち仕事をされている方に多いようです。
治療としては、弾性ストッキング、硬化療法、血管内焼灼術などがあります。硬化療法とは、蜘蛛の巣状もしくは網目状に浮いて見える血管を硬化剤の注射によって固めることで目立たなくするものです。弾性ストッキングは足を外から圧迫することで血液がたまるのを防ぐもので、だるさや足のむくみなどに有効なものです。血管内焼灼術は血管内にカテーテルを挿入し、静脈を焼灼してふさぐものです。症状はすみやかに改善することが多いです。

池生 京子 院長
目黒静脈瘤外科心臓内科血圧クリニック
池生 京子 院長
目黒区/下目黒/目黒駅
●心臓血管外科 ●血管外科 ●外科 ●循環器内科 ●心臓内科 ●アレルギー科 ●代謝内科 ●糖尿病内科 ●漢方内科 ●内科 ●美容皮膚科 ●健診・検診
  • 子宮筋腫

生理痛・過多月経の症状がみられたら早めの受診を心がけて

子宮は平滑筋という筋肉でできており、この筋肉に瘤(こぶ)が生じることを子宮筋腫といいます。瘤ができる場所によって(1)漿膜下、(2)筋層内、(3)粘膜下の3つに分類されますが、患者数の多い(1)は無症状のまま経過することがほとんどです。(2)の筋層内筋腫は比較的症状が出ることが多く、過多月経になるケースも多く見られます。(3)の粘膜下筋腫の患者さんは全体の1割にも満たないとされますが、生理痛や過多月経などの症状が強く現れる特徴があり、治療の対象となります。過多月経による貧血が進むと動悸・息切れがみられるようになり、最悪の場合命を落とす危険性もあるため、積極的な受診がすすめられます。

子宮筋腫の治療としてはホルモン剤による薬物療法や手術(子宮摘出、筋腫核出)など、患者さんの年齢、妊娠を希望するか否かによって適応となる治療法が異なります。当院では初診の患者さんとは30分ほど時間をかけてお話をしていますが、ご自分の思いをしっかりと受け止めてくれ、適切なアドバイスをくれる医師のもとで治療なさるとよいでしょう。

内出 一郎 院長
内出産婦人科
内出 一郎 院長
横須賀市/馬堀海岸/馬堀海岸駅
●産婦人科 ●婦人科
  • 発達障害

子どもの『発達障害』の治療は「親御さん」も一緒に巻き込んで

「発達障害」は、おもに「自閉スペクトラム症(ASD)」「注意欠陥多動症(ADHD)」「学習障害(LD)」の3つに分けられます。多くの方は「うつ」「不安」「不適応」といった、二次障害の症状で受診されます。大人の発達障害も多く、仕事でミスが減らなかったり、優先順位を付けられない、遅刻が多い、依存症や摂食障害などで受診されるケースもあります。

 よく話題になる「グレーゾーン」ですが、「発達障害(神経発達症)」の医学的な概念がまだ整理の途上にあるため、診断基準に無理に当てはめようとしても診断はできない、しかし困りごとはある状態です。過剰診断には気を付けますが、子どもの成長は待ったなしですから、必要な支援は早めにいれることを目的に、患者さんの生まれながらの特性の把握からはじめて、その特徴に従いながら無理なく治療をすすめることになります。

 治療のためには、カウンセリングと薬物療法、あとは環境調整も重要です。本人の安全地帯をつくることを目的に、学校のソーシャルワーカーやカウンセラー、担任と連携することもあります。ペアレントトレーニングでは、親御さんがお子さんそのものを受け入れて対応したり声掛けをするという方法をお伝えしています。いずれにしても親御さんも巻き込んで治療することが必要です。

石本 佳代 院長
やまでらクリニック
石本 佳代 院長
武蔵野市/中町/三鷹駅
●精神科 ●心療内科 ●児童精神科
  • 白内障

白内障手術と多焦点眼内レンズがもたらす人生の変化

白内障は、年齢とともに水晶体が濁ることで視力が低下する、いわば「老化による目の病」です。しかし現代では、白内障手術によって視力を劇的に改善することが可能であり、「老眼・近視・乱視」といった複数の視機能障害の同時改善が期待できる画期的な医療行為でもあります。
特に近年注目されているのが多焦点眼内レンズの存在です。これは、遠くも近くも見えるように設計された特殊なレンズで、手術により眼内に挿入することで、メガネへの依存度を大幅に下げ、場合によっては一切の眼鏡が不要になる生活を実現することもあります。老眼の症状も軽減されることが多く、読書やスマートフォンの操作も快適になります。
患者様の中には、「まるで人生が変わった」と感動される方もいます。手術によって視界がクリアになるだけでなく、日常生活の質が大きく向上し、外出や趣味、仕事への意欲まで前向きに変わるのです。また、症例によっては長年悩んでいた近視や乱視、遠視が同時に改善されることもあり、視力矯正としての側面も持ち合わせています。
白内障手術は単なる視力回復だけではなく、「老いへの対策」として、人生後半のクオリティ・オブ・ライフを支える重要な選択肢となり得るのです。これからの時代、視力の不自由を「仕方ない」と諦めるのではなく、積極的に改善を目指す人が増えていくでしょう。

玄 真 院長
きたあやせよつば眼科
玄 真 院長
足立区/大谷田/北綾瀬駅
●眼科 ●小児眼科
  • 機能性ディスペプシア

自律神経の乱れが胃腸の不調につながることも。ストレスはため込まず上手に発散してほしい

機能性ディスペプシアとは胃腸まわりの症状がありながら、血液検査や画像検査の結果に異常がみられない状態のことをいいます。胃の不快感やお腹の膨満感(ぼうまんかん)などが半年以上続いて日常生活に支障が出ている場合に機能性ディスペプシアとの診断がつき、治療の対象となります。

機能性ディスペプシアは何らかの要因で胃腸の調整機能が乱れることで発症するといわれ、中でもストレスによって自律神経のバランスが崩れることが大きな要因になっていると考えられています。交感神経と副交感神経からなる自律神経は、両者がうまくバランスを取りながら体の機能を調整しています。このバランスが崩れて胃腸に症状が現れると、「胃がムカムカする」「頻繁にゲップが出る」などの不快感を自覚するようになるのです。

悪くなったところを切って・縫って治す治療とは異なり、機能性ディスペプシアは症状をコントロールしながら長期的な視点で治療を続ける必要があります。「この薬を飲めばすぐによくなる」といった特効薬がないため、病気と上手に付き合っていくような気持ちで治療に取り組んでいただくとよいでしょう。最近のコロナ禍では精神的な不調を訴える方が増えるにしたがって、機能性ディスペプシアを発症する方も増加傾向にあるようです。「ストレスをためない」というのは少々難しいことかもしれませんが、できるだけ「ストレスをため過ぎない」ように、心身ともにリフレッシュする時間を取っていただきたいですね。

大西 雅彦 院長
おおにし内科クリニック
大西 雅彦 院長
府中市/寿町/府中駅
●内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●胃腸内科 ●糖尿病内科 ●健診・検診
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