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  • 頭部外傷

頭部外傷はぶつけてから「6時間以内」が勝負

頭部をぶつけた後に何か起こるとしたら「6時間以内」といわれているため、頭をぶつけて心配な症状があればなおさら、すぐに病院を受診することが大切です。ぶつけてすぐ行った検査では異常がなくても、特に高齢者やアルコールを飲んでいる方、頭の骨がくっつくまでに時間のかかる赤ちゃんであると後々に出血を起こすことがあり、頭をぶつけてから1ヶ月〜2ヶ月くらいしてから症状が出てくることもあるのです。頭をぶつけた後に手足がうまく使えない、歩けなくなっている、高齢者であると周りの人から物忘れが増えたなどの異変に気づくような症状が出ることも。このような症状があったら、すぐにクリニックや病院を受診した方がいいと思います。
もし放置すると命に危険がある可能性もあります。たとえば何となくもの忘れや足腰が弱くなったなと思っていたら、脳の圧迫がどんどん進んでいってしまい、命の危険にかかわることもあります。特に高齢者の場合は軽微な打撲でもそのようなことが起こることもあるのです。そうするといつの間にかもの忘れが進んだと思ったら亡くなってしまったということもあって、そういえば頭をぶつけていたなと、あとから振り返ってみて気づくこともあるのです。実際に診察していても、実は頭をぶつけたという理由で来院されるのではなく、もの忘れ検査をした時に「最近、うまく歩けていない」という訴えを聞いて、さらに「実は1~2ヶ月前に転んだ、頭をぶつけていた」と患者さんとの会話で発覚することもあります。よって頭部外傷は、とにかく早めに受診をすることが大切です。

伏原 豪司 院長
脳神経外科ブレインピア坂戸西
伏原 豪司 院長
坂戸市/新堀/坂戸駅
●脳神経外科 ●脳神経内科
  • 帯状疱疹

薬の服用が基本。定期的なワクチン接種での予防が効果的

帯状疱疹とは赤い斑点や水ぶくれが集まり帯状に現れる皮膚の病気です。原因は幼少期にかかる水疱瘡のウイルスです。体内に潜伏していた水疱瘡のウイルスが、例えば日焼けや癌の化学療法、疲労など、何かしらの理由で免疫力が低下し、抑えきれなくなると出てきます。元々人の体内にいたものが人の隙をついて出てくると考えるとわかりやすいです。症状は、最初はチクチク、ひりひりした感覚があり、1週間ほど経過するとその部位に湿疹や水ぶくれが出ます。かゆいという方もいますが、痛みを伴うことが多いです。さらに時間が経過するとかさぶたがついて元の皮膚へと戻っていきます。

帯状疱疹の治療は薬物療法が効果的で、水疱瘡のウイルスに有効な薬の服用で快方に向かいます。薬なしでも治せますが、その場合は神経痛がひどく出ることが多いので、診断された時点で薬を服用するのが基本です。予防策としては帯状疱疹のワクチン接種が有効です。接種すると何年かは抗体が作られ罹患しにくくなる、罹患しても重症化しにくくなるので、定期的なワクチン接種で予防されることをお勧めしています。

白石 英馨 院長
駒沢自由通り皮膚科
白石 英馨 院長
世田谷区/駒沢/駒沢大学駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科
  • 手足口病

夏に流行しやすい手足口病は手洗いと次亜塩素酸消毒で予防を

手足口病は、コクサッキーウイルスとエンテロウイルスによる感染が原因となり発症します。ワンシーズンに1回または2回、感染する可能性がある病気です。5歳以下が90%を占めていますが、大人でも発症する場合もあります。また、感染しても発症しないケースもあるでしょう。特に、夏場に流行りやすく、ウイルスの特性によっても症状は変化します。一般的には3人に1人程度は発熱し、手の平や足の裏、口の中に発疹がみられることが特徴的です。四肢や肛門周辺にも発疹が出る場合も多くみられます。この発疹は赤いだけの場合や、膨らんで水疱のようになる場合もあります。
ウイルスによる感染であり、治療法はありません。対症療法が基本となります。エンテロウイルスは腸内で増えやすい特性があり、下痢などのお腹の症状を伴う子どもが多くみられます。その子の症状に合わせた対症療法を行うことになるでしょう。
これらのウイルスは、アルコール消毒による効果がないため、予防法としては手洗いと次亜塩素酸による消毒が大切になります。手足口病は発症すると、幼稚園や保育園の登園停止になる感染症です。登園再開の目安として、発疹の有無に関係なく「24時間熱がないこと」「いつも通りにごはんが食べられること」が基準となります。とは言え、1~2週間ほどは口や鼻から排菌され、1ヵ月ほどは便から排菌されており、感染力がある状態ということを知っておきましょう。

吉岡  淑隆 院長
つむぎこどもクリニック
吉岡 淑隆 院長
越谷市/レイクタウン/越谷レイクタウン駅
●小児科
  • アレルギー性鼻炎[鼻アレルギー]

アレルギー性鼻炎には3つの柱が大切!スムーズで的確な治療をおこなう。

アレルギー性鼻炎には、検査・指導・舌下免疫療法の3つの柱で治療を行なっていきます。
まず、検査をしてどのアレルギーがあるのかハッキリさせることが大切です。風邪との見分けつかないことも多くあります。しっかりと原因突き止めることで治療にスムーズに入っていけますよ。今は、指先をチクっとするだけで41種類のアレルギーを調べられる検査機器もあります。これによって子供のアレルギー検査もスムーズに行えるようになりました。
なんのアレルギーか分かったら、的確な指導に入ります。原因を特定すれば、どんな症状が、いつ、どれくらいの強さで出るのかを予測し、対策を行えます。例えば、ダニが原因のアレルギーの場合、「ダニが増えるのは6-7-8月で、ピークは9-10月」なのでその時期に重点的に対策をというわけです。
治療法は子供は内服が中心、大人は内服とレーザー治療を並行して鼻詰まりよくしたり反応薄くしたりすることが出来ます。レーザーは、内服しても鼻が詰まることによる頭痛や寝苦しさを解消してくれます。また、5歳以上になるとスギとダニに対する舌下免疫療法も取り入れることが出来るので選択肢の幅は広がってきます。
短期の治療には内服薬や点鼻薬、中期的な治療は2年ほど効果が持続するレーザー治療、長期的なものは4年続けることで体質改善を行なう舌下免疫療法です。アレルギー性鼻炎はこれらの短期・中期・長期の治療の組み合わせることで対応していきます。

竹村 栄毅 院長
レイクタウンたけのこ耳鼻咽喉科
竹村 栄毅 院長
越谷市/レイクタウン/越谷レイクタウン駅
●耳鼻咽喉科 ●アレルギー科 ●気管食道外科
  • かぜ[かぜ症候群]

発熱を伴う場合は思わぬ病気が隠れている可能性も。症状が長引くときは医療機関を受診してほしい

一般に「かぜ」として知られるかぜ症候群は、鼻水や咳、発熱などを伴う感染症です。ウイルスなどに感染し、のどの痛みや鼻づまりなど上気道の症状が現れるようになります。よく耳にする「鼻のかぜ」「咳のかぜ」はかぜ症候群で間違いありませんが、「お腹のかぜ」といわれるものは存在せず、正式には「感染性胃腸炎」などの診断がつきます。同じようにかぜ症候群も細かく検査をしてみると「上気道炎」や「急性気管支炎」だと分かることもあります。とはいえコロナ渦においては、発熱があると受診できなかったり、PCR検査しかしてもらえなかったりするケースも少なくないようです。一方で発熱の原因はかぜや新型コロナウイルス感染症に限りませんので、症状が長く続くときは医療機関を受診し。原因となっている病気を見つけてもらうことが大事です。特にお子さんの場合は自分の症状をうまく伝えることができませんから、保護者の方にはぜひ、お子さんの様子に目配りをして適切な対応を取っていただきたいと思います。

遠井 敬大 院長
my CLINIC
遠井 敬大 院長
北本市/石戸/北本駅
●内科 ●小児科 ●外科
  • 加齢黄斑変性症

見えにくさを感じたら、早めの受診を心がけてほしい

加齢黄斑変性症は文字どおり、加齢によって網膜の中心部分にある“黄斑”に支障をきたす病気です。黄斑は、ものを見るうえで重要な役割を担っているため、この部位に異常が起こると見えにくさを感じるようになったり、ものが歪んで見えるようになったりして最終的には視力を失うことになりかねません。

加齢黄斑変性症は黄斑部に異常な血管が生じることで発症するため、治療では異常な血管の活動を抑制する薬剤を硝子体に注入する“硝子体注射”が基本になります。ただし異常な血管が発達して広範な出血を生じるようになってしまうと、治療をしても十分な効果を期待できなくなってしまうため、早めの受診がすすめられます。

高齢化が進む日本において、加齢黄斑変性症は失明率の原因トップ3に入る病気です。とはいえ病気の原因は加齢によるものですから、明確な予防法が確立されているわけではありません。黄斑は網膜の中央にあり、何らかの症状があれば異変に気付きやすいため、眼科検診を受けることや見えにくさなどが気になるときは早めに医療機関を受診することが大事です。

木戸口 裕 院長
鳩ケ谷きどぐち眼科
木戸口 裕 院長
川口市/桜町/新井宿駅
●眼科
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