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  • にきび

思春期ニキビと大人ニキビ。原因によって異なるアプローチが必要

一口にニキビといっても、その原因やできやすい場所などは年齢によって異なります。たとえば中学生や高校生など思春期の頃にできるニキビは、おでこや鼻筋などの“Tゾーン”にできやすいのが特徴です。

思春期ニキビの原因としては、皮脂分泌が過剰になること、スナック菓子や糖分の多い飲料など脂質や糖質の多い食事を取り過ぎることなどが挙げられます。また間違ったスキンケアを続けていたり、睡眠不足に陥ったりすることもニキビの悪化を招くため注意が必要です。医師の診断のもと適切な治療薬を使い、症状の改善を目指しましょう。

一方で20歳を過ぎた方にみられる“大人ニキビ”はフェイスラインや顎、首筋にできやすいのが特徴です。大人ニキビの発症メカニズムは思春期ニキビとまったく異なり、多くの場合はホルモンバランスの乱れによるものです。

大人ニキビは過度なストレス、不規則な食習慣、睡眠不足などが原因になる反面、こうした生活習慣を見直すだけでも症状の改善が期待できます。またニキビ跡に対してはフォトフェイシャルやピーリングといった自由診療に対応しているクリニックもあるため、医師に相談してみるとよいでしょう。

吉岡 容子 院長
高梨医院
吉岡 容子 院長
さいたま市浦和区/岸町/浦和駅
●皮膚科 ●美容皮膚科 ●脳神経外科 ●泌尿器科
  • 内痔核[いぼ痔]

症状の改善・予防のカギは便秘の解消。バランスのよい食事や適度な運動を心がけて

肛門には蛇口のゴムパッキンの役割を担う「肛門クッション」と呼ばれる部分があります。内痔核はこの肛門クッションが肥大化したものをいいますが、初期ではこれといった痛みもなく見過ごされているケースが少なくありません。

肛門クッションが腫れていぼのようになったものを「痔核」といい、これが肛門の内部にできることを「内痔核」といいます。出血を伴う場合は塗り薬によって症状をコントロールできますが、内痔核が肛門から脱出しているときはジオン注(痔核硬化療法)が有効です。ジオン注は患部に薬剤を注入することによって血流を止め、痔核を固定してしまう方法で、再発率は10%程度とされています。

内痔核は排便時のいきみが主な原因ですから、症状の改善や予防には排便コントロールが重要になります。バランスのよい食事をとり、適度な運動を心がけ、お風呂はシャワーで済ませるよりもゆっくりお湯舟につかっていただくとよいですね。また慢性的な便秘に悩まされている方では、下剤などを適切に使用することも大事です。

有馬 秀英 院長
江東ありま内視鏡クリニック 門前仲町院
有馬 秀英 院長
江東区/富岡/門前仲町駅
●消化器内科 ●肛門外科 ●内視鏡内科 ●外科 ●胃腸内科 ●健診・検診
  • 帯状疱疹

免疫力を低下させない生活習慣で帯状疱疹の発症を予防

帯状疱疹は、人がもともと持っている水痘ウイルスが原因で発症します。小さい頃は、水疱瘡として発症する方が多いでしょう。この水痘ウイルスは、身体のどこに潜んでいるか分かりません。帯状疱疹は、ご高齢の方が罹る病気だと思われがちですが、若い方でもよく発症します。発症のきっかけとなるのは、疲労やストレスにより免疫力が低下することです。
症状としては、痛みや赤い発疹、水ぶくれの順で経過しますが、その逆の流れで症状が出現することもあります。湿疹がない場合もあり、診断が難しい病気でもあります。できるかぎり痛みの段階で気付いて治療を開始することが大切ですが、ただの頭痛だと間違えることもあるでしょう。発症部位は、神経の走行に沿っており、目も胸も足も帯状疱疹になります。
現在はワクチンが開発されており、50歳以上には「シングリックス」というワクチンが接種できるようになりました。これは接種することで、80~90%の予防効果が期待できます。ご高齢な方ほどこのワクチンを接種していただき、帯状疱疹後神経痛への移行を防ぐことが大切です。この帯状疱疹後神経痛に移行した場合でも、治療が可能です。
まずは、免疫力を低下させない生活として、十分な睡眠と食事、適度な運動を意識することが大切です。そして、十分な休息をとり、ストレスを溜めこまない生活とストレス発散方法を持って生活しましょう。もし、帯状疱疹が発症したと感じた場合は、すぐに病院に行き治療を受けることが重要となります。

田尻 友恵 院長
錦糸町皮膚科内科クリニック
田尻 友恵 院長
墨田区/江東橋/錦糸町駅
●皮膚科 ●内科 ●美容皮膚科 ●ペインクリニック内科 ●アレルギー科
  • 腰椎圧迫骨折

「いつの間にか骨折」を未然に防ぐため、定期的な骨密度チェックを

骨折は外傷(けが)によって生じるとされ、脊髄損傷により麻痺が残る恐れがあります。また、骨が弱くなっているために小さな力でも簡単に骨が折れてしまうことがあり、これを脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)といいます。

脆弱性の腰椎圧迫骨折は、骨密度の低下によって骨がもろくなる「骨粗しょう症」が主な原因です。この場合、骨が折れて生じた骨片が神経を圧迫しているにもかかわらず「単なる腰痛だ」と思い込んでしまうことがあり、骨が折れていることを見過ごされてしまうケースがあるため注意が必要です。

脆弱性の腰椎圧迫骨折を予防するためには骨粗しょう症のリスクを確認し、必要があれば積極的に治療を行うことが大切です。かかりつけ医のもとで定期的に骨密度を測定し、何らかの変化が現れたときに治療をスタートするのが理想です。特に高齢者の場合は骨折から寝たきりになるリスクが高く、骨折が平均寿命に大きな影響を及ぼすことも分かっています。そのためこれといった症状がなくても定期的に整形外科を受診し、骨密度の変化をチェックすることをおすすめします。

李 碩遠 院長
リ整形外科
李 碩遠 院長
川口市/栄町/川口元郷駅
●整形外科 ●リハビリテーション科
  • 夜尿症

治療を併用しながら、お子さんが成功し自信を持つことが大切

夜尿症とは5歳を過ぎても1か月に1回以上の頻度で夜間のおねしょが3か月以上続くものと定義づけられています。6歳以上で夜におしっこを漏らしてしまう子は夜尿症の治療対象になっています。原因としては大きく3つ。抗利尿ホルモンが弱くなり尿が作られる量が多い、膀胱が小さく貯めておけない、括約筋が弱く排出を調整できない、というところです。治療法としては、まず生活指導で、夜の水分をとりすぎていないか、塩分の量などを聞いて改善を促します。それが難しければ、抗利尿ホルモンを使う、膀胱を締めるような薬を処方します。薬物療法でも反応が鈍ければ、アラーム療法という手段もあります。寝ていておむつが濡れるとセンサーが鳴り、お子さんの目が覚めるんです。つまり、トイレに行きたくなったら目が覚めるというのを体に覚えさせるやり方です。ただこれは賛否の別れるところでもあります。一番大切なことは、治療を併用しながらお子さんの成功体験を積み重ねていき、お子さんが自信を持つことで治るのを待つという感じになります。

若林 大樹 院長
Sunnyキッズクリニック
若林 大樹 院長
川口市/戸塚南/戸塚安行駅
●小児科 ●アレルギー科
  • 白内障

手術のタイミングはそれぞれだが、早期の手術により、健康寿命が延び、豊かな老後生活につながる

白内障とは、目の中にある水晶体といわれる部分が白く濁ってしまう病気です。

【症状】
かすんで見える
ぼやけて見える
光をまぶしく感じる
ものが二重、三重にみえる
めがねやコンタクトで調整しても、文字などが読みずらい
夜間の運転中にヘッドライトがまぶしい
目が疲れやすい

このような症状がある場合、白内障の可能性があります。

【原因】
糖尿病
外傷、アトピー
先天的なもの
薬剤、放射線によるもの
他の目の病気に続いておこるもの

によって引き起こされることもありますが、白内障の原因のほとんどは加齢であり、年齢を重ねるほど発症リスクは高まります。50歳になると50%の方が発症し、80歳になるとほぼ100%の方が白内障になっています。人によって様々ですが、誰もがいつかは白内障になります。

【治療】
点眼薬によって、ある程度白内障の進行を遅らせることもできますが、根本的な治療は手術となります。

白内障手術は、日本国内で1年間に190万件も行われているとてもポピュラーな手術です。体への負担が少なく、麻酔自体も点眼薬やほとんど痛みを感じることのない注射で済みます。手術自体は15分~20分ほどで終わり、日帰り手術も可能です。

【眼内レンズの種類】
<単焦点眼内レンズ>
焦点が1ヵ所にだけ合うレンズです。もっとも一般的なレンズであり、日本では約95%の方がこちらのレンズを選択していると言われています。特定の距離(遠く・中間・近くのいづれか)にピントが合うように設定されており、その他の距離を見たい場合はメガネによる矯正が必要です。
単焦点レンズは、グレア・ハロー(暗いところで光がぼやけて見えたり、ぎらぎらと眩しく感じる現象)が最も少なく、コントラスト感度(見え方の質)が良いと言われています。眼鏡をかけるのが苦ではなく、1つの距離をできるだけ鮮明に見たい方におすすめのレンズです。

<多焦点眼内レンズ>
単焦点眼内レンズと異なり、複数ヵ所に焦点を合わせることができ、遠くにも中間にも近くにも焦点を合わせることができます。できるだけ老眼鏡やメガネをかけたくないという方におすすめのレンズです。
ただし、単焦点レンズと比較するとグレア・ハローが起こりやすく、ややコントラスト感度が落ちると言われています。また、多焦点眼内レンズの中には、グレア・ハローやコントラスト感度の低下が出にくい焦点深度拡張(EDoF)型レンズというものもあります。遠方から中間距離までと見える範囲はやや狭いですが、グレアやハローは少なく、夜間の見え方がよいレンズです。夜の運転が多い、読書など手元を見る時は、眼鏡をかけてもよい方という方におすすめのレンズです。

多焦点眼内レンズも日々進歩しており、以前の多焦点眼内レンズに比べるととても見やすくなっています。

患者さん一人ひとりの生活スタイルや、どんな見え方・過ごし方をしたいかに合わせて眼内レンズの選択を行うことが大切です。

【手術のタイミング】
私は「生活していく上で、見え方に困ったら手術のタイミングです」とお話しています。
例えば、タクシーの運転手さんの場合は、標識が見にくい、夜間まぶしくて運転に支障をきたすなど、安全な運転に影響があるようなら手術が必要になるでしょう。免許更新にも0.7以上の視力が必要ですので、手術の適応となります。
一方で、仕事を引退して自宅で過ごすことが多い方の場合は、視力は0.7なくても家の中での生活に不自していなければ、急いで手術を受ける必要はありません。
ただし、白内障を放置しすぎると、手術が難しくなったり、合併症のリスクが上がってしまうこともあります。中には、眼内レンズが挿入できない、術後に思ったより視力が出ないという方もいらっしゃいます。ですので、手術のタイミングの見極めが大事です。早期に手術をすることにより、手術の負担を減らせたり、元の視力に回復しやすくなったりします。適切な時期を見極めるためにも、早めに診察を受けられることをおすすめします。

また、こんな報告もあります。
・白内障で視力不良の人は、視力良好な人と比べて認知症のリスクが2.9倍高い。
・白内障が進行するほど身体活動性は低下し、高血圧、動脈硬化、高脂血症、肥満などを引き起こし、脳血管障害のリスクが上がる。

逆に言えば、白内障手術によって、多くの健康関連指数が上昇し、認知症のリスクが大幅に下がるなどのメリットもあるということになります。

早期の手術により、健康寿命が延び、豊かな老後生活につながるのではないかと思います。

佐藤 尚栄 院長
辻堂おひさま眼科クリニック
佐藤 尚栄 院長
藤沢市/羽鳥/辻堂駅
●眼科
  • 心房細動

心電図検査を受け、早期発見と早期治療につなげる

心房細動は、心臓の心房筋が無秩序に興奮する結果、心房がしっかりと収縮していない病気のことです。年齢とともに増える傾向にあります。最も多い症状は動悸でもし動悸を感じたら心電図検査を受けることが大切です。
心房細動の発症を増す要因として、生活習慣の乱れがあります。喫煙や過剰なアルコール摂取、睡眠不足、過労、ストレスを受ける状態などが影響を与えます。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある場合は、病気がない方と比べて心房細動を発症するリスクは高まるでしょう。心房細動では心臓に血栓ができ易く、そのまま放っておくと脳梗塞などの血栓塞栓症を発症する恐れがあるため、早期発見と早期治療が重要な病気です。以前は内服薬で治療を行っていましたが、今はカテーテルアブレーション治療を行うことが主流になりました。
まずは、毎年の健康診断を受けること、気になる動悸がある場合は心電図検査を受けることが早期発見につながります。また、生活習慣を見直し、心房細動の発症リスクを抑えることを心がけましょう。

髙塚 洋二  院長
元町たかつか内科クリニック
髙塚 洋二 院長
横浜市中区/山下町/元町・中華街駅
●内科 ●呼吸器内科 ●循環器内科 ●消化器外科 ●アレルギー科
  • 脂肪肝

肝機能の改善には“スルフォラファン”が有効

脂肪肝はアルコールを過剰に摂取することによって生じるもの、生活習慣病などによって生じるものの2つのタイプがあります。脂肪肝になると肝臓の柔軟性が失われて肝硬変になり、肝がんを発症するリスクが高まります。また脂肪肝の人は血液中の脂肪量が増加して内臓脂肪や皮下脂肪が増える“メタボ”の状態であることが多く、動脈硬化によって心筋梗塞や脳梗塞を発症する恐れがあるため注意が必要です。

脂肪肝の治療は食事療法や運動療法からスタートすることが一般的です。果物の取りすぎに注意したり、間食を控えたりするほか、当院では体成分組成計を用いて体幹部の筋力を評価し、運動指導を行うことで基礎代謝の亢進から脂肪肝を改善させる取り組みを行っています。アフターコロナ時代に寝たきりにならない意味でも非常に重要です。また脂肪肝の改善には、スルフォラファンを多く含むブロッコリースプラウトの摂取も有効です。私の臨床データで裏付けされており、テレビCMにも出演し提唱しております。アルコールを控えて運動習慣を身につけていただくのはもちろん、ブロッコリースプラウトやサプリメントの摂取を心がけていただくとよいでしょう。

菊池 真大 院長
用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック
菊池 真大 院長
世田谷区/用賀/用賀駅
●内科 ●消化器内科 ●肝臓内科 ●内視鏡内科 ●健診・検診
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