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  • 悪性黒色腫[メラノーマ]

黒子(ほくろ)に酷似する悪性腫瘍

メラノーマ(悪性黒色腫)は、皮膚がんの一種です。名称の通り、黒いものがほとんどですが、中には色素があまりないタイプもあります。形態としては、黒子(ほくろ)に近いものです。黒子も黒いものや茶褐色のもの、平らなものや膨らんでいるもの、様々ありますが、それらと似たようでいて、形がゆがんでいたり、比較的大きなものには注意が必要です。特に、手のひらや足の裏の黒子には注意が必要と昔から言われており、それを気にされて来院される方も少なくありません。
検査としては、ダーモスコピーと呼ばれる拡大鏡が用いられます。皮膚の乱反射を抑えた上で、より深部まで観察することが可能な機器となります。メラノーマの場合、すべてを切り取ることが推奨されていますので、針生検や部分生検などの二次検査をおこなうことはあまりありません。疑わしいものはしかるべき施設で大きく取り除いてあげたほうが安全と言えます。原因については、偶発ということがほとんどです。有色人種の場合、紫外線の影響は一部に限られます。白人の場合、紫外線が最も影響を受けるとされ、オーストラリアでは、すべての癌腫の中でメラノーマの比率が最も多いという結果が出ています。

平澤 祐輔 院長
本郷いきざかうえ皮膚科
平澤 祐輔 院長
文京区/本郷/本郷三丁目駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科 ●アレルギー科
  • 高血圧症

本態性・二次性の確実な診断で

高血圧は慢性的に血圧が高い状態で、血管に負担がかかることから動脈硬化を引き起こす恐れがあります。一般的に降圧薬を服用される方の高血圧は、「本態性高血圧」といって、遺伝的要素や生活習慣の影響が考えられているものの、原因が特定できない高血圧です。高血圧の中には、本態性高血圧の他に、ホルモンバランスの異常や血管の病気などが原因となる「二次性高血圧」というタイプも存在します。まずは高血圧に原因があるかどうか、きちんと診断をすることが肝要で、原因があればそれに対する治療をすることが優先となります。ただ血圧を下げる薬を服用すればいいというものではありません。また、本態性高血圧であってもすぐに薬を開始すればよいというものではなく、塩分を控えた食生活や禁煙、定期的な運動など、生活習慣の是正を複合的に取り組んでいただき、その上でお薬による治療を検討していきます。ご高齢の方は飲む薬の種類を減らしてあげたほうがよい場合もありますし、患者さんの合併する病気によって使うべき薬も変わってくるため、お一人お一人に合わせた治療を考えていくことが重要です。医療用アプリを活用し、生活習慣を改善することで、薬を減らせる例もあります。当院ではこうした新しい方法も取り入れながら、高血圧治療に力を入れています。

阿部 裕之 院長
阿部いきいきクリニック東中野
阿部 裕之 院長
中野区/東中野/東中野駅
●内科 ●循環器内科 ●外科
  • 適応障害

こころの不調は我慢せず、医療の力を頼ってほしい

一口に「ストレス」といっても体によい影響を与えるものもあれば、悪い影響を与えるものもあります。適応障害の場合は後者が原因になり、過度なストレスが蓄積されてメンタルに不調をきたすようになります。そしてメンタルの不調と周囲の環境が相互に作用することにより、さまざまな症状を引き起こすのです。

適応障害の方にみられる症状としては、動悸・発汗・手のふるえといった自律神経にまつわるもの、気分の落ち込み・無力感・涙がこぼれるなどのうつ症状のほか、不安や恐怖心から人と会うことを避けるようになることも特徴です。また症状が進むと通勤中の電車内などで過呼吸になり(パニック障害)、欠勤・遅刻・早退が増えるなど社会生活が困難になることもあります。

気分が落ち込むなどの自覚症状があれば、心療内科や精神科を受診なさることもあるでしょう。一方で、動悸や手のふるえといった身体的な症状からこころの不調を疑う方はまだまだ少ないのが現状です。しかし、目の前が真っ暗になるようなこころの不調も、適切な治療によって大きく改善するものです。「眠れない」「ドキドキする」といった小さなサインを見逃さず、気になることがあれば遠慮なくご相談いただきたいと思います。

渡邉 功 院長
メンタルクリニック虎ノ門駅前
渡邉 功 院長
千代田区/霞ヶ関/虎ノ門駅
●精神科 ●心療内科
  • 脳梗塞[脳血栓]

言葉が出にくい、手足の麻痺、顔がゆがむなどの症状を自覚されたら、一刻も早く病院に

急に手足の麻痺が起きたり、急に意識を失う症状があり、その原因が脳の血管にある場合、これを総称して脳卒中と言います。その脳卒中の原因の約7割を占めるのが、脳梗塞です。脳梗塞は脳の血管が詰まることによって起こります。手足の麻痺や意識の消失に加え、言葉が話しにくくなったり、顔がゆがむ、といった症状が顕著なサインです。特に、身体の片側だけに麻痺が起こることが多く、両手や両足にそれが及ぶのは違う疾患の可能性が考えられます。一旦、症状があれば、できる限り早く病院に行き、急性期治療を受けることが非常に大切です。

脳梗塞はいくつかのタイプに分かれます。このうち、動脈硬化が起きて、脳の血管自体が狭くなっていたところに小さな血の塊(血栓)が詰まって起こるものを血栓性脳梗塞と呼びます。血栓性の脳梗塞は再発のリスクが高いことが特徴です。問題が起こった血管だけではなく、他の部位の血管も動脈硬化による影響を強く受けていることが考えられますので、動脈硬化の治療や高血圧、高脂血症、糖尿病など、生活習慣病の治療をしっかり続けていかなくてはなりません。また、脳の病気全般に言えることですが、リハビリをすることで神経が活性化し、症状が改善するということがわかっていますので、治療と並行し、リハビリをしっかり行っていくことも大切です。

林 祥史 院長
けやき脳神経リハビリクリニック
林 祥史 院長
目黒区/下目黒/不動前駅
●脳神経外科 ●内科 ●リハビリテーション科 ●健診・検診
  • にきび

今できているニキビは皮膚科で治療、ニキビ跡の相談は美容クリニックへ

お肌にニキビができるかどうかは、残念ながら遺伝的な要因も大きいと思います。皮脂の分泌が多い方は毛穴が詰まりやすくなり、どうしてもニキビができやすくなってしまいます。
ただ、それに加え、間違ったスキンケアやメイク、皮脂を増やす食事など続けると、よりニキビが悪化することになります。また、ホルモンバランスや環境の変化によるストレスがニキビに影響することもあります。ニキビは一筋縄では解決できないことが多いですが、知識を身に着け、コツコツ治療を継続していくことで、確実に自己ベスト肌に近づくと思います。

ニキビ治療は年々進化しており、保険診療の治療薬でも効果が期待できるようになっています。そのため、まずは保険皮膚科を受診して適切な治療を行っていただき、火種が小さいうちに対処することが大切です。治療のスピード感を上げたい方、またはニキビ跡が気になる方は我々などの美容クリニックに相談いただき、適切な施術を選択していただくとよいと思います。今は医療を選べる時代になってきましたので、ぜひ諦めずに、ご自身のお肌と向き合っていただきたいと思います。

寺村 幸 院長
WITH BEAUTY CLINIC(ウィズ ビューティ クリニック)
寺村 幸 院長
渋谷区/代官山町/代官山駅
●美容皮膚科
  • 腰部脊柱管狭窄症

間欠性跛行は危険サイン。「休めば大丈夫」と思わずに受診を

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が腰の部分で狭くなる病気です。症状としてはまず腰の痛みや足への放散痛が表れます。また間欠性跛行といって、しばらく歩くと徐々に足の痛みや痺れが強くなって歩行が困難になり、少し休むと治まるという繰り返しで、間欠的に休みながらでないと歩けなくなる症状が出ます。腰部脊柱管狭窄症の原因は加齢の影響もありますが、一番大きい理由としては脊柱の変形が背景にあります。特徴としては男性の高齢者に多く、過去に非常な重労働をしてきた、長時間座る仕事をしてきたなどが挙げられます。治療法としては、リハビリテーションと投薬、人によっては手術療法になります。しかし手術をして一時的に良くなっても、再発をするケースもあります。できれば手術に至る前の段階で、リハビリで緩和していきたいところです。腰部脊柱管狭窄症は日常生活にもかなり影響が出てしまう病気なので、腰の痛みや痺れがあればまず医師に相談してほしいです。間欠性跛行の症状が出たら「休めば大丈夫だから」と看過せずに、一度すぐに病院で診ていただくことが望ましいです。

澤田 晶夫 院長
和光整形外科内科
澤田 晶夫 院長
和光市/本町/和光市駅
●内科 ●整形外科 ●皮膚科 ●リハビリテーション科
  • 脂肪肝

第一に食事や運動などの生活習慣の改善が重要

脂肪肝とは、肝臓に過剰な脂肪が蓄積された状態を指します。脂肪肝には、主にアルコールと関連するものと非アルコール性(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患;MASLD)に分けられ、後者は飲酒習慣のない人にも起こります。MASLDは、肥満、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と関連しており、近年増加傾向にあります。MASLDのうち20~30%程度の方で、脂肪の蓄積に加えて、肝臓に炎症と線維化が加わった状態にある代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)と推定されています。MASHは、将来肝硬変や肝がんに進展する可能性があります。診断には血液検査、超音波検査、必要に応じてCTや肝生検を行い診断を行います。治療は、生活習慣病との関連が強く、まず食事や運動などの生活習慣の改善が重要で、体重を減らすことが脂肪の蓄積や肝機能の改善につながります。健診で脂肪肝を指摘された方は、医療機関での管理や病気が進行する前に生活習慣を見直すことで予防・改善を行うことが大切です。

大久保 知美 院長
大久保メディカルクリニック
大久保 知美 院長
印西市/鹿黒南/千葉ニュータウン中央駅
●内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●循環器内科 ●整形外科 ●リハビリテーション科
  • うつ病

『うつ病』は誰でもなる可能性のある心の病気

現代の『うつ病』は、職場、家庭、介護、地域などによるストレス、人間関係や業務に関連しています。みなさん口をそろえて「自分がうつ病になるとは思わなかった」「原因も思い当たらない」と言います。それくらい、誰でも心の病気になる可能性のある時代です。いつもより仕事量が多かったり難しかったり、一人でがんばり過ぎたりしていないかうかがうと、そうかもしれないと言われ、内心病気になったことをとても悔しがられます。そういった方々の悔しい気持ちも汲み取りつつ、お薬を飲んで休養すれば良くなりますよ、と伝えています。また、職場や家庭にも状況を説明する必要があります。必ず職場へ戻ることができるとお話して、本人が休むことで減給したり失職したりすることがないようお話します。部署移動が必要な場合は会社の対応に委ねます。患者さんには薬が効いて楽になると説得して、2〜3週間で回復が可能になります。大体は1年かけて治療すればお薬が不要になる段階まで回復し、あるいは2~3年かかって休職や病休を繰り返して病気が長引いた方でも、じっくり話を聞いてお薬を調整していけば、限定的ではありますが、職場復帰する方もおられます。復帰も困難なのではないか、と思うような患者さんがみるみる変わって回復されていく様子に、家庭や職場の見る目も変わっていき、私もやり甲斐を感じています。初回エピソードであれば、うつ病は1年くらいかけて向き合っていけば再発することもないので、あきらめないで治療していただければと思います。

渡邉 良弘 院長
多摩やすらぎクリニック
渡邉 良弘 院長
多摩市/落合/多摩センター駅
●精神科 ●心療内科
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