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  • 不正咬合

不正咬合の要因は大きく2つ。小児期であれば「矯正」以外の選択肢も

不正咬合は文字どおり、かみ合わせ(咬合)の状態が悪かったり、歯がきれいに並んでいなかったりする状態を指します。要因は大きく2つ考えられ、1つは顎が小さかったり歯が大きすぎたりする「遺伝的」なもの、もう1つは指しゃぶりをはじめとした「クセ」によるものです。中にはレントゲンを撮ってみて「過剰歯」が原因だったことが分かるケースもあります。

不正咬合の治療法は年代によって異なります。大人になってからクセを直すのは難しいものがありますが、小さなお子さんであればプレオルソ(機能的顎矯正装置)を使用することで悪いクセを正し、歯並びを改善する効果が期待できます。また患者さんの状態に合わせて、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置(インビザライン)を組み合わせて治療することも可能です。

遺伝的な要因に手を加えることはできませんが、子どもの頃から指しゃぶりや頬杖をつくことなどに気をつけることにより、不正咬合を予防できる可能性はあります。また子どもの成長は止められないものの、顎の成長をサポートすることはできますので、少しでも気になることがあれば受診をおすすめします。

上床 喜和子 院長
松戸なごみ矯正歯科
上床 喜和子 院長
松戸市/小根本/松戸駅
●矯正歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

子どものむし歯は食後の歯磨きを習慣化し、月に一度クリーニングを

むし歯とは口内の細菌による感染症です。もともと口内には虫歯を作る菌がいて、これをゼロにするのは事実上不可能です。しかしゼロにできなくとも、むし歯菌は減らすことはできます。むし歯菌の餌になる糖分をできるだけ歯に残さないこと、歯を強くすることが大事です。それにはやはり、しっかりと歯磨きをすることが何より大切です。しかし小さなお子さんが自分でやるとどうしても磨き残しがあり、かといって親御さんが毎日歯を磨いてあげるのも難しいものです。ご家庭では「食事の後は歯磨きをするんだよ」というしつけからスタートして習慣化していくこと。磨き残しに関しては、月に一度クリニックで徹底したクリーニングをしていただければ基本的にむし歯はそれで防げます。歯を強くすることに関しては、予防歯科でフッ素を塗布してもらうことや、ご家庭でフッ素のジェル薬品を使っていただくことも十分効果があります。甘いものを食べるのは全くだめというわけではないです。例えば夜寝る前に食べて、そのまま歯磨きをせずに寝てしまうのは寝ている間に菌が増えてるのが問題になる訳です。なので甘いものを楽しんだあとは歯を磨く、これを習慣化することが肝要です。

村田 和久 院長
ゆずり葉歯科
村田 和久 院長
桶川市/下日出谷/桶川駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 下顎前突[受け口・しゃくれ・反対咬合]

矯正と手術の併用は患者さんがどこを気にするかがポイント

歯をかみ合わせた際に、下顎の歯列が上顎の歯列に覆いかぶさるような状態を指します。前歯の下の歯が上の歯の外側にきている状態ですね。この症状の原因としましては、上顎が小さい場合、下顎が大きい場合、上顎下顎ともに標準的な大きさでも下顎が前方に出ている場合などが挙げられます。治療方法としては、矯正治療だけで治せるケースと手術を併用しなければならないケースの両方があります。どれくらいの症状で手術を併用したほうがよいのかというのは、患者さんがどこを気にしていらっしゃるのかが大事なポイントです。矯正で治す場合は歯並びを治せてもお顔の見た目は治らないので、歯並びだけではなくお顔も整えたいという場合は手術が必要になります。手術を併用するのであれば、手術前の1年半から2年程度の矯正をして、手術後にまた半年から1年程度の矯正をしていただくので、トータル3年ほどかかるようなイメージになります。しっかりと時間をかけて治療をして、みなさんきれいに治されていますよ。

岡安 麻里 院長
すみれ矯正歯科 本郷
岡安 麻里 院長
文京区/本郷/本郷三丁目駅
●矯正歯科
  • 小児歯科矯正

小児矯正を始めるベストのタイミングは??

日本矯正歯科学会では、小児矯正を始めるタイミングとして「上下の前歯が永久歯に生え変わってきてから」を推奨しています。年齢でいうと6〜7歳頃が目安です。
小児矯正の「一期治療」は、永久歯がすべて生え揃う前、つまり12〜13歳頃までが治療期間となります。ただし、受け口傾向のあるお子さんの場合は、身長が止まる15歳頃まで経過を見ながら治療を進めていくこともあります。
乳歯列期の段階でも、「永久歯が生えるスペースが足りなそう」といった予測はある程度可能です。しかし、小児矯正の目的は、単にスペースを作ることではありません。
小児矯正の本来の目的は、「顎の成長を適切にコントロールすること」にあります。
すべての歯が永久歯に生え変わってから、最終的な噛み合わせを整える本格的な治療(二期治療)を行うことになります。

上下の前歯が永久歯に生え変わると、オーバージェット(前歯の前後的な距離)や、オーバーバイト(かみ合わせの深さ)、歯冠幅径(歯の横幅)などが見えてきます。また、この時期は第一大臼歯(6歳臼歯)が生え始めるタイミングでもあるため、奥歯の前後的なかみ合わせも把握でき、矯正治療において非常に重要な正確な分析・診断が可能になる時期です。
乳歯列期に見られる反対咬合(受け口)や切端咬合(上下の歯がちょうど先端でかみ合う状態)を心配される親御さんも多くいらっしゃいます。ですが、実はこの時期の反対咬合の約半数は、自然な永久歯の生え変わりによって正常なかみ合わせになるといわれています。
もちろん、中には乳歯列の段階で明らかに顎のバランスが崩れているケースもあります。ただし、すべての受け口が早期治療を必要とするわけではありません。
一方で、奥歯がかみ合っていない交叉咬合や、一部の歯だけが過度に干渉しているようなケースは、早めの対応が必要になる場合もあります。

矯正治療は、「始める時期」がとても重要です。成長期だからこそできる治療があり、その時期を見極めるためにも、まずは矯正相談にいらしてください。
顎の発育を正しく導くことは、将来の負担を減らすことにもつながります。
「噛む・話す・笑う」——一生使う大切な機能を、お子さまと一緒に育てていきましょう。

末石 奈保 院長
矯正歯科クリニック三田赤羽橋
末石 奈保 院長
港区/三田/三田駅
●歯科 ●矯正歯科
  • インプラント

インプラントの寿命を長くするためにすべきことは?

インプラントは人工の歯根を骨の中に入れる治療です。むし歯にはならないのですが歯周病にはなります。むし歯が原因で歯を失った人には問題が起こりにくいのですが、噛み合わせや歯周病が原因で歯を失った場合については、原因をしっかり理解しないとインプラントの寿命を短くする恐れがあります。むし歯の原因は歯の細かいヒビに菌が入って起こりますが、実はヒビができる原因は噛み合わせが悪いことにあるのです。歯周病を理由にインプラントをする場合はコントロールすることが重要なのですが、歯周病は生活習慣病でもあるので肥満の人が減量することをイメージするとわかりやすいでしょう。食生活の改善や運動、ジムなどでがんばれば痩せることができるのと同じように、歯周病も歯医者さんで治療を続けて、正しいブラッシングをがんばることでコントロールできます。肥満から減量して体型維持するのと同じように、歯周病も継続を怠ると再発してしまうのです。反省し自己管理をする覚悟をして生涯続けなければなりません。インプラントについて一生使えるものだと思っている患者さんは多いのですが、長持ちさせるためには原因の解除、ご自身で行うブラッシング、メンテナンスが大切です。よく誤解されることとして、歯を磨く=歯の表面を磨くことをイメージするかもしれませんが、表面にはほぼ汚れが付かないため、歯と人工歯根の隙間である歯茎を磨くことが重要になります。インプラントを長持ちさせるには正しい磨き方を理解して実践し続けていくことがポイントです。

浅賀 勝寛 院長
浅賀歯科医院
浅賀 勝寛 院長
越谷市/南越谷/南越谷駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
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