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  • 義歯

保険・自費にかかわらず、義歯(入れ歯)治療には調整期間が必要

義歯治療において歯科医師は計画・提案の部分を担い、義歯そのものの製作は歯科技工士が行います。一口に義歯と言ってもいろいろなタイプがあり、その中でも保険が適用となるもの/保険が適用とならないもの(自費診療)に分けられます。たとえ自費診療で高額な義歯を作ってもお口にフィットしない場合があるため、まずは保険適用の義歯からスタートするのがおすすめです。最近は保険の義歯でもしっかり噛んで食事ができるレベルになっていますから、まずは保険のものを使ってみて、違和感があったり「もっとこうしたい」などの希望があったりしたら、自費の義歯を作るのがよいでしょう。
保険診療・自費診療にかかわらず、義歯は口に入れたその日から自分の歯のように使えるわけではありません。義歯ができ上がった後、2~3回の調整を経て、ようやくご自分の歯のように噛めると考えていただくとよいでしょう。また、お口に合わないものを使っていて義歯が舌を傷つけてしまうと、「舌がん」などを引き起こすケースがあるため注意が必要です。義歯の製作・調整などに関しては、歯科医院にご相談ください。

柳澤 秀通 院長
柳澤歯科医院
柳澤 秀通 院長
春日部市/中央/春日部駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 根尖性歯周炎

症状の出る前から、予防のためのスキンケアが大切

虫歯が神経にまで達した場合、壊死した組織を除去する根管治療が必要となります。その際、除去しきれなかった組織が残るなどし、細菌感染が根の先にまで起こった状態が根尖性歯周炎です。この疾患の特徴は、症状として痛みが出ないケースが多いということ。病気とは、細菌と免疫の戦いの連続であり、免疫が細菌を抑えつけていれば症状が出ることはありませんが、疲れなど、何らかの理由で免疫がうまく働かない状態が続くと、とたんに症状を発します。根尖性歯周炎の場合、その症状は激痛となるケースが多いものですから、そうならないよう早め早めの治療が求められます。ただし、先にも申しましたように、自覚症状がないことが多いものですから、経過観察することも少なくないのです。重要なのは、その可能性があることを患者さんご自身が知っていること。自覚してメンテナンスをするのと、そうでないのとでは大きな違いが生じますし、いざ症状が出た際の対応も違ってきます。お口の中の疾患は知らず知らずのうちに進んでいるものが多いですから、まずはご自身の状況を知ることが大切です。

望月 力 院長
成城世田谷歯科
望月 力 院長
世田谷区/成城/成城学園前駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

初期むし歯は治療の必要なし!? 何事も早期発見・早期治療が大切

むし歯は様子をみていても良くなることはないため、治療をする必要があります。ただし早めに治療をすることで最小限の侵襲で済みます。ほとんど自覚症状がないような小さなむし歯であれば歯を削る量も・痛みも・歯科医院に通う回数も少なくて済み、治療費も安上がりです。

初期むし歯は、“むし歯になりそうな歯”という状態ですから、フッ素を塗布したり、歯磨きを頑張ったりしながら経過を見ていくうちに、治療をする必要がなくなることもあります。一方で、痛みが出ている場合は比較的大きなむし歯になっている可能性があります。この場合は神経を取ったり、歯を大きく削って詰め物や被せ物をしたりしますが、自費診療の被せ物は高額になります。また、むし歯の深さやお口の状態によっては歯を抜かなければいけないケースもあります。

紛らわしいですが、初期むし歯はまだむし歯になっていない状態です。むし歯を見つけるのは非常に難しいことで、小さな虫歯は熟練の歯科医師でも見落としてしまうことがあるほどです。歯科医院に定期的に通う習慣を持ち、自分で気づいたことをかかりつけの先生に漏らさず伝え、お口の中をよく診てもらうようにしましょう。

赤堀 主京 院長
ファミリアデンタルクリニック深谷
赤堀 主京 院長
深谷市/東方町/籠原駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

予防こそ何よりの治療

歯みがきができてないから歯周病になる。そう考えられる方は多くいらっしゃることでしょう。それも確かなことですが、一方で原因の1つに過ぎないということもまた確かなのです。被せ物や詰め物が合ってない、糖尿病などの全身疾患がある、などなど、歯周病の要因となるものは様々あります。さらには、飛沫感染の可能性です。今回の新型コロナウイルスの流行で、お口の中の菌がどのように空気中を移動し、感染につながるか、テレビ等でご覧になったかと思います。例えば、パートナーの方の歯周病が重度だとすると、ご家族のみなさんに移っていく可能性もあるのです。歯科医師は想定される要因を1つひとつ検証していき、その方にとって最適な治療プランを考えていくことになります。

歯周病は、痛みを感じることがほとんどありません。ですから、まったく症状のないまま末期まで進んでしまうことも珍しくないのです。身の回りの方に「口が臭い」と指摘を受け、受診される方は運が良いと言っていいでしょう。末期まで進んでしまうと、治療の選択肢は限られてしまい、抜歯を余儀無くされるケースも少なくありません。だからこそ、早め早めの段階でお口の中の検査をおこない、歯周病が隠れていないかどうかを見ていくことが何よりも大切です。お口の疾患、特に歯周病について言えば、予防に勝る治療はないのです。

玉野 博 院長
アール歯科クリニック川口芝
玉野 博 院長
川口市/芝/蕨駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●訪問歯科診療
  • 顎関節症

『顎関節症』を訴える患者さんが急増中?!

基本的に噛み合わせからきます。自覚症状があるなしにかかわらず、噛む力が強い方は『筋肉の使い過ぎ』で痛くなってきます。そうすると「顎が開かない」「冷たいものがしみる」「歯と歯が接触するだけで痛い」といった症状が出てきます。

顎関節症は『ストレス』が関係していて、特に新型コロナによる生活環境の変化からくるストレスで、歯をぐっと食いしばって、噛み合わせが強すぎている方が非常に増えています。プラスアルファで派生して「知覚過敏」になる方もいて、冷たいものがしみたり、歯が接触したりして痛いため、むし歯だと思ってしまう方も多いですね。

治療法は噛み合わせをしっかり診て、噛み合わせが均等にあたるようにします。それからマウスピースをつくり、噛みづらい位置に持っていきます。何も入っていない状態が最も噛みやすい(食いしばる)ので、1ミリ2ミリ3ミリ単位で変わるマウスピースを入れて噛みづらくします。そうすると力がかからないので、やはり、マウスピース(スプリント)は必須でしょう。あとは、筋肉のマッサージをしてほぐします。

「ずっと噛んでいる」というのは筋トレをし過ぎているのと同じこと。ストレスを感じているという状態ですので、そこが無くなれば、だいぶ痛みはとれるかと思います。予防法は基本的にはマウスピースを入れることですね。

守尾 一起 院長
川口歯科・矯正歯科
守尾 一起 院長
川口市/栄町/川口駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科
  • 歯の外傷・損傷

子どもに多い歯の外傷。症状がなくても速やかな受診を

低年齢のお子さんというのはどうしても大人に比べて転倒のリスク、転倒した際に歯をぶつけてしまうリスクが高いです。それに伴いぶつけてしまった後のケアが大人よりも大事になってきます。特に多いのは、上の前歯を受傷するケースです。歯が抜けてしまったり、欠けてしまったり、埋まってしまったりと症状は様々です。それ以外にも、見た目には大きく変わらないというケースもあり、そのときの対応によって歯の予後が大きく変わってくることがあります。なので、ぶつけた際は症状がなくても歯科医院を受診するということがすごく大事ですね。ぶつけてしばらく経ってから症状が出てくることもあるんです。後から痛みが出たり、歯茎が腫れてしまったり。歯の神経がだめになってしまうようなケースが多いんです。それは歯科医師としてはできれば避けたいところですので、やはりぶつけた際は見た目が変わらなくても歯科医院を受診し状態をチェックしてもらうことが肝要ですよ。症状の出方によってどういう処置をするかはやはり様々になってくるので、医師の話をよく聞いてその後の治療方針を相談してくださいね。

巻 淳一 院長 & 巻 竜也 副院長 & 巻 祐太 医師
まき歯科医院
巻 淳一 院長 & 巻 竜也 副院長 & 巻 祐太 医師
さいたま市見沼区/東新井/大宮駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • インプラント周囲炎

周囲炎のリスクは、インプラントを入れた時から始まる?

インプラント体(人工歯根)の周囲に細菌感染が起こり、炎症が継続している状態をインプラント周囲炎と言います。インプラント周囲炎を防ぐには、常日頃のメインテナンスも重要ですが、実はそのリスクは、インプラントを入れた時から始まっているのです。インプラントの多くは上部・下部の2構造となっていますが、この上部(アパットメント)と下部(インプラント体)の連結面に生じた目に見えない間隙をマイクロギャップと言い、ここに微小な動き(マイクロモーション)が起こることで細菌が侵入し、炎症を引き起こすと言われています。
マイクロモーションを防ぐには、インプラントを埋入する位置が重要です。例えばですが、余りに頬の側に寄っていたり、逆に内側に寄っていたりすると、マイクロモーションを引き起こすことになります。また、インプラントの種類も重要です。アパットメントの形状はメーカーにより様々です。一概に言えませんが、歴史ある、世界的なメーカーのインプラントはマイクロギャップに留意した設計がなされています。インプラント治療を考えられた際には、そのあたりも判断基準にしていただくのがよいでしょう。

島田 惇平 院長
BLISS歯科・矯正歯科クリニック金町(ブリス歯科)
島田 惇平 院長
葛飾区/東金町/金町駅
●歯科 ●矯正歯科
  • 歯科恐怖症

歯科恐怖症は立派な病気。恥ずかしがらず、遠慮せずに申し出てほしい

歯科恐怖症とは、歯科治療に対する恐怖が強すぎて、歯科そのものや歯科処置ができないことを言いますが、「異常絞扼反射」と呼ばれるものも歯科治療に対する障害です。「異常絞扼反射」とは、口の中に何かが入ると嘔吐反射(吐き気をもよおす)が起こることで、中には食べ物を受け付けない方もいます。原因としては大きく2つに分けられ、生理的な恐怖など先天的なもの、歯科治療にまつわる痛みや不安などがトラウマになる後天的なものがあります。

歯科診療時に血圧や脈拍の過度な変化がみられる場合は歯科恐怖症が疑われますが、これといった自覚症状が現れないケースもあり、ただ単に「ドキドキする」といった潜在的な患者さんも少なくありません。歯科恐怖症のために血圧が上昇すると治療に伴う出血量が増える恐れがあるため、血圧を下げる薬を使ったり、笑気ガスや鎮静剤などで恐怖心を和らげたりすることが一般的です。

こうした対症療法に加えて、治療を担当する歯科医師との信頼関係も症状を緩和する助けになるものです。歯科恐怖症は閉所恐怖症や高所恐怖症などと同じ「病気」であり、「恥ずかしい」などの理由から症状を我慢する必要はありません。遠慮なく歯科医師に申し出て、適切な対応を取ってもらうとよいでしょう。

湯川 譲治 院長
アキバ歯科
湯川 譲治 院長
千代田区/外神田/末広町駅
●歯科 ●矯正歯科
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