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  • 顎関節症

姿勢や咬み合わせの歪み、首や肩の緊張から起きる顎関節症が多い

顎関節症は、顎の雑音や痛みにより顎が開きづらくなるのに加え、歯ぎしり・食いしばりなどの様々な顎周りに生じる症状のことをいいます。これらの症状は、顎周りの筋肉や軟骨が緊張してロックされてしまう事でおこります。更に厄介なのが、顎関節症だと気づかれない場合が多いことです。その典型的な例が「歯が原因でない歯の痛み」です。「レントゲン検査で虫歯が見当たらず、痛みの原因の歯が特定できない」、「痛みが治ったり、痛む場所が変化する」などの症状がある場合、顎の不具合が歯の症状として出ている可能性が高いのです。また、顎の症状に加えて、頭痛や耳鳴り、めまい、舌の痛みなど原因不明の症状を伴う事が多く、不規則に様々な症状を示す事も特徴です。このように多岐にわたっている症状は、身体の姿勢のゆがみが、顎のずれ、つまり上下の歯の当たり方(咬み合わせ)のずれに影響することで、頭や首、顎周囲の筋肉の緊張が「コリ」として神経症状を出したり、関節が動きづらくさせたりしている事に関連しているのです。そのため、姿勢のゆがみを考慮せずに上下の歯を削っての調整やマウスピースの装着といった従来の治療法では症状の解消は難しいと言えます。
また、頭痛やめまい、耳鳴り、舌の痛みなどの原因不明の症状を抱えている場合、医科を受診している事も多いのですが、MRI・CT検査、血液検査、聴力検査などどれも正常を示すために、原因不明という診断が下されている、という点も重要なポイントです。鎮痛剤や抗うつ剤などの服用は症状を軽減するだけの対症療法ですから、症状原因の解消には繋がりません。上下の歯の咬み合わせがしっくりこない人だけでなく、医科での検査は正常なのに頭痛やめまいが起きやすい人などは顎関節症の可能性があります。
顎関節症を予防するには、姿勢をゆがませる要因をなくす事です。日頃の姿勢の癖・習慣が無意識のうちに姿勢だけでなく咬み合わせまで歪ませている事が多いので、注意が必要です。

大岡 洋 院長
大岡歯科医院 目黒診療所
大岡 洋 院長
品川区/上大崎/目黒駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • マウスピース型矯正

マウスピース矯正の特徴を知り自分に合った効果的な矯正治療を。

歯列矯正には様々な方法があり、マウスピース矯正を希望される方も多くおられます。
見た目を重視する方に選ばれることが多いマウスピース矯正ですが、必ずしも全ての方に最適なわけではありません。もともと矯正治療は時間をかけて少しずつ歯列を整える治療であるため、着脱可能なマウスピース矯正はデメリットになる場合もあるのです。矯正器具を付け外しできるということは「付けたり外したりする手間が発生する」ということでもあります。親御さんの希望で矯正を始める場合で患者さん本人が矯正に積極的でないお子さんのケースなどは、着脱の手間がデメリットとなりマウスピースを使用しなくなる可能性も高いので、不向きかもしれません。矯正治療に求めることは患者さんにより様々ですから、インターネットや周囲の方の情報だけを頼りにせず、本当にご自分に合った方法で治療していただきたいですね。ご自分にとって最適な治療がわからない場合は、ぜひ歯科医師にご相談ください。

小森 真樹 院長
こもり歯科クリニック
小森 真樹 院長
世田谷区/桜新町/桜新町駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 咬合性外傷

力のコントロール——それが、歯を守るための重要なカギに

咬合性外傷とは、かみ合わせに生じる過剰な力によって、自分自身の歯や歯ぐきを傷つけてしまう状態を指します。本来、上下の歯はバランスよく接触し、噛む力も分散されているのが理想です。しかし、かみ合わせの高さや形が不適切だったり、経年変化により歯がすり減って来ると、一部の歯に過剰な力が集中し、歯の根や周囲の組織にダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けるのは歯だけではありません。歯ぐきやその下にある骨に強い力がかかると、骨の吸収が進み、歯周病の原因にもつながります。咬合性外傷は、歯の破折や知覚過敏を引き起こすだけでなく、歯周病の進行を早める、顎関節症を引き起こすリスクもある、見逃せない問題です。
治療の基本は、「形を整える」こと。上下の歯のうち、どちらか片方の形を調整するだけで済む場合もあれば、両方を見直す必要があるケースもあります。症状が出ている歯が、必ずしも原因とは限らず、反対側の歯の形や位置が原因になっている場合もあるため、正確な診断には知識と経験が求められます。
咬合性外傷は、誰にでも起こりうる身近な問題ですが、専門的に扱う歯科医が少ない分野でもあります。「かみ合わせが気になる」「一部の歯だけ痛む」「歯ぎしりがある」などの症状がある場合は、早めに歯科医に相談し、必要に応じた調整を受けることが大切です。

上條 達央 院長
上條歯科医院
上條 達央 院長
千代田区/岩本町/秋葉原駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科
  • 歯周病

歯周病を予防するためにも、定期的に自身の歯みがきをブラッシュアップしていくことが大切

歯周病が全身の疾患と深く関連していることは、一般にも広く知られるようになってきました。例えば、歯周病が改善すれば糖尿病が良くなり、その逆もまた同様です。すべての入り口はお口に始まるとも言えますので、お口の健康に目を向けることが重要になってくるのです。
歯周病のケアは、歯医者さんに行って歯石を取ってもらうことも重要ですが、それ以上に大きなウェートをしめるのが毎日の歯みがきということになります。毎日、衛生士さんに掃除をしてもらうわけにはいきませんからね。その歯みがきは、ご自分に合ったみがき方を常にカスタマイズしていくことが求められます。歯の形や並びで、届きにくいところ、みがきにくいところはどうしてもあるわけです。それを歯科衛生士さんにチェックしてもらい、都度都度、みがき方をブラッシュアップしていく必要があります。
もう1つ、人はみな歳をとっていくわけで、昔出来ていたことが出来なくなってくることがあります。歯みがきも例外ではありませんから、その変化に対応していけるよう、アドバイスをし、アシストしていくのが私たちの仕事と心得ています。

和田 信宏 院長
赤坂国際KG歯科(赤坂国際ケージー歯科)
和田 信宏 院長
港区/赤坂/赤坂駅
●歯科 ●矯正歯科
  • 根尖性歯周炎

歯の「根っこの周り」に炎症が起きる病気

一般的な歯周病というのは、歯の上方や歯の周りに炎症が起きる病気です。一方で、「根尖性歯周炎」(こんせいせいししゅうえん)は、歯の根っこの周りに炎症が起きます。

主な原因は「感染」によるものです。最もよくある症例としては、むし歯自体が歯髄まで達してしまい、歯髄で感染が起きて、そこから根尖の方まで感染が進んでしまうケースですね。

症状は軽度の痛みから、進行すると何もしていなくても常に強い痛みを感じます。さらに顔も左右非対称になるほど腫れることも。

治療法は、基本的には根っこの先の方まで感染が起きてしまっているため、「ファイル」という細い針のような器具を使って、根っこの中にある菌の数をできるだけ少なくします。

予防法としては、まずは『むし歯予防』が大切です。むし歯が進行すると歯髄の方から感染が起きてしまうため、口腔内の衛生状態を良くするというのが予防になりますね。

根っこの治療をした後にかぶせものをする時、かぶせもの自体の精度(例えば隙間など)がこの病気を発症するかどうかにも関係してきます。根っこの治療も勿論大切ですが、かぶせものの精度も気にしていただきたいですね。

澤田 政登 院長
藤沢歯科医院
澤田 政登 院長
入間市/下藤沢/武蔵藤沢駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 義歯

入れ歯は一口腔単位で診ることが重要

『義歯でお困りの人』の問題点というのは「入れ歯がうまくできていない」ことなんですが、その原因というのは「入れ歯の適切な設計ができていないこと」にあります。2つ目は、残っている歯と歯がない所(歯肉)との「バランスが上手くとれていないこと」にあります。

診察していると、バネをかける歯や他に残っている歯の噛み合わせや歯周病の治療がされていないケースもあります。つまり、入れ歯の設計の問題だけではなく、むし歯、歯周病、噛み合わせのバランスなど、一口腔単位で診る必要があるんです。

義歯は義足と同じで100%噛める、100%痛くない、100%何の不安もないということは無いと思うんですね。ただし、快適に自分の歯の様に食事ができる義歯を目指して治療をします。そして、1回でも義歯を作ったら「残っている歯は義歯にしない」「歯を失くさない」というつもりで、きちんと付き合っていく。義歯は現状維持ができるようにきちんとメインテナンスや修理、必要なら治療(むし歯や歯周病)を行っていきます。

ちなみにインプラントは入れ歯ほどは気を遣いません。自分の歯の様に、それ以上にしっかり噛めるという利点もあります。ただし自分の歯と同じようにきちんと磨いてメインテナンスを必要としますし、外科手術を行う必要があったり、自費治療で費用が高額などのデメリットもございます。その様な内容を十分理解した上で、より質の良い食事、咀嚼をお望みの方は、是非インプラント治療をお選びください。

安達 亮 院長
RYO DENTAL CLINIC
安達 亮 院長
さいたま市大宮区/大門町/大宮駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • インプラント

リスクとメリットを十分に理解したうえで治療を受けることが大事

インプラントは歯を失ったところを人工歯で補う治療法です。顎の骨に人工歯根を植え込む治療そのものは特別難しいわけではありませんが、一度埋入した人工歯を動かしたり、外したりするのは簡単なことではありません。そもそもインプラント治療を行ってよいのか、インプラントを入れる位置をどこにするのかなどを治療前に十分検討する必要があるでしょう。

たとえば、歯を失った原因が歯周病であるなら、インプラントを入れる前にお口の中の状態を改善しなければなりません。歯周病があるのにインプラントを入れれば「インプラント周囲炎」を引き起こし、せっかくの治療が台無しになってしまうからです。またインプラントを入れる位置によっては、ほかの健康な歯に悪影響を及ぼす可能性もありますから、かみ合わせをはじめとしたお口全体のバランスを考慮し、入念なシミュレーションを行ったうえで治療する必要があります。

インプラントは人工歯を入れれば治療が終わるわけではなく、5年後、10年後、20年後の変化まで見据えて治療計画を立てる必要があります。「治療費の安さ」や「治療期間の短さ」でクリニック選びをするのではなく、今のお口の状態や将来的なリスク、どのようなプロセスで治療が進められていくのかなどをしっかり説明してくれる歯科医院を選び、ご本人がきちんと理解・納得したうえで治療を受けていただきたいと思います。

福本 健生 院長
渋谷しらゆり歯科
福本 健生 院長
渋谷区/桜丘町/渋谷駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

ご自身で歯みがきなどのケアができていることが前提に

【杉山 裕貴 先生】
歯周病とは、その名の通り歯周病菌という細菌が引き起こす疾患です。歯周病は「歯ぐきが腫れる病気」と思ってらっしゃる方も多いのですが、実際は歯の周りにある骨が溶け、歯を失っていく最大の要因となる疾患です。

【杉山 冠楠 先生】
治療としては、歯石を除去し、汚れを取り除いたり、もしくは外科的・内科的治療もありますが、患者さんご自身がしっかりと歯みがきが出来ていることが前提となります。歯周病は「歯医者さんで治してもらうもの」ではなく、ご自身が歯みがきや歯間ブラシをしっかり扱えなければ悪化してしまうものなんですね。当院ではお口の中の写真をお撮りしてご覧いただいたり、位相差顕微鏡を用い、お口の中の細菌を実際にご覧いただくなど、モチベーションを維持してもらえるような取り組みをおこなっています。

【杉山 裕貴 先生】
歯周病は全身疾患と関わりがあり、特に糖尿病とは密接な関係にあります。重度の歯周病を患っている方で、糖尿病の状態について自覚のない方も少なくありませんが、糖尿病を治さないことには歯周病が治ることはありませんし、その逆もまたしかりです。お口の中だけではなく、全身の状態に気を配っていくことも大切になります。

杉山 裕貴 先生 & 冠楠 先生
八王子きずな歯科
杉山 裕貴 先生 & 冠楠 先生
八王子市/明神町/京王八王子駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

食生活や生活習慣がリスクを高める、虫歯

虫歯の原因は、順位付けをすると1位:食生活、2位:唾液、3位:噛み合わせ、4位:磨き方、5位:プラークコントロールに分かれます。当たり前のことですが、虫歯は口から物食べないと虫歯になりません。食べることで初めて虫歯になります。というわけで、食生活が原因の1位になるというわけです。食事をすると歯は溶けると同時に回復を繰り返しているのをご存知ですか?口の中は常にPH7.0の中性を保っていますが、口に食べ物を入れた瞬間に虫歯菌が酸を出し、口の中が酸性に傾きます。PH5.5以下になると歯が溶け出すのですが、なんとそのスピードは食べ物を口に入れてたったの1、2分です。その後1時間ほどすると唾液が出てきて口の中のPHを中性に戻しながら歯が回復していきます。これが食事をした際の口の中の一連の流れです。私たちの歯は食事をするたびに、溶け出すのと回復を繰り返しているというわけです。
これを踏まえた上で、虫歯にならないために注意したいポイントは”回数”と”時間”です。
まず回数。食事の回数が多くなると歯が回復する段階が来る前にまた歯が溶け出してしまうのです。ずっと飲み物を飲んでいるのも歯が溶け出す時間が長くなってしまい、歯の回復する時間が追いつきません。このように、歯が溶ける時間と回復する時間のバランスが崩れると虫歯になってしまうのです。
次に時間。歯は唾液が出てきて初めて回復しますが、1日の中で唾液がでなくなる時間があるんです。それが、寝ている時間です。この時は唾液が出ないので、歯が回復するのに時間がかかってしまいます。歯磨きをすれば大丈夫だろうと思われるかもしれませんが、寝る直前に食事をしてしまったら、歯磨きでは防ぐことは難しいのです。食後1時間経って唾液が出ていることが大切なのです。ですので、寝る1時間前の飲食は控えてください。2つのポイントに加えて覚えておきたいのが、虫歯をつくる能力が食べ物によって異なるということです。りんご、キャラメル、チョコレートのそれぞれの能力を数値化すると、4:640:640になるという論文が発表されています。これは、”糖の量×口腔内に留まる粘着質”によって計算されています。このように食べるものでも虫歯になる確率が変わってくるのでぜひ覚えておいてください。

南 博輝 先生
みずほ台駅ナカ歯科・矯正歯科
南 博輝 先生
富士見市/東みずほ台/みずほ台駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • インプラント

奥歯で噛めることを最優先に。インプラント治療の意義

インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、人工の歯や特殊な入れ歯を装着する治療方法です。仮に前歯と奥歯がない状態だとしたら、インプラントを優先すべきなのは奥歯のほうです。前歯は見える部分でもあるのでこちらを優先したくなる方も多いでしょうが、咬合面で重要なのは左右の奥歯できちんと噛めるようにすることです。順番を誤り、前歯だけインプラントを優先し奥歯を放置してしまうと、前歯や他の歯にも負担がかかってしまうんです。口腔内治療で大切なことは、まず奥歯で左右均等にバランスよく噛める状態を作ること。それこそがインプラントの目的なんですよ。そこがしっかり整っていれば、他の場所の治療もうまくいきます。インプラント治療で骨があるところだけ探して埋め込むのは誤りです。ここにインプラントを入れなかったら口腔内のバランスが悪くなる、見た目も悪く噛めない状態になるというところにこそ埋め込まないといけない。インプラント治療をする歯科医院はたくさんありますが、大学病院での診療に相当する治療経験がある医師を選ばれると安心ですよ。失敗症例をフォローできるくらいの技術がある医師が望ましいです。

齊藤 淳一 院長
れおファミリー歯科
齊藤 淳一 院長
川口市/東川口/東川口駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 知覚過敏

歯の象牙質が露出する知覚過敏。原因に合わせた対処で改善。

知覚過敏は、歯ぎしりや食いしばりで歯に負荷がかかることで、歯がしみたり痛みを感じたりする症状がある状態です。その症状から、虫歯だと思って歯医者に来院される人が多くいますが、実際には知覚過敏であるケースがみられます。その原因として、歯の食いしばりや姿勢の問題、無意識に不適切な噛み合わせになっていること、細かな作業やパソコンを常に使うIT系の職業の人、ストレスが多い人などが背景に挙げられます。健康な歯の場合はエナメル質によって歯が覆われているのですが、知覚過敏の場合は内部の象牙質が露出してしまい、痛みやしみが出てくることが特徴的です。
歯がすり減ってしまうと、より歯に力がかかり症状が強まることもあります。そこで、無意識下に行っている習慣として、日中に自分が食いしばりをしていないか、セルフチェックすると良いでしょう。意識して生活するだけで食いしばりを減らし、知覚過敏を改善できるケースもよくあります。また、治療としては基本的にしみ止め塗ること、睡眠中の食いしばりが強い場合はマウスピースを装着することを行います。歯が割れたり、改善が見られない場合は、個々に合わせて治療方法を検討していきます。まずは、知覚過敏にならないように歯に負荷をかけない生活やブラッシングを習慣づけ、症状がひどい場合は歯科医院に相談してください。

吉田 啓之 院長
デンタルタイム大森駅前歯科
吉田 啓之 院長
品川区/南大井/大森駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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