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  • 女性不妊

女性不妊の検査と治療について

女性側の検査は、感染症検査、超音波検査、低温期と高温期のホルモン検査、フーナー検査、卵管通水検査、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査、抗精子抗体検査、AMH 検査、などが有ります。
一度に全ての検査をする必要は有りません。原因究明を兼ね、妊娠するまで3か月間くらいで徐々に行えば良いと思います。付けられる人は、基礎体温を付けながら内診と超音波検査で排卵日を同定して、性交指導をします。約3週間高温期が続いたら妊娠反応をみます。
3~6周期はごく自然に性交指導で妊娠を目指します。次の段階として、人工授精を3~6回での妊娠を試みます。人工授精は、精子をパーコール液と培養液で洗浄して、質の良い精子を集めて、細く柔らかいストローで子宮の中に直接注入する方法です。痛みもなく、数分で終わり、安静も必用ありません。保険適応です。それでも妊娠に至らない場合は、ART(生殖補助医療)の体外受精や顕微授精を行う運びとなります。条件はありますが、保険適応となりました。総括として、35歳以上や子宮筋腫、卵巣腫瘍、合併症などが有っても妊娠はできます。短絡的に ARTを行う必要はありません。妊娠後もフォローする医療施設がお薦めです。

石田 徳人 院長
菊名西口医院
石田 徳人 院長
横浜市港北区/篠原北/菊名駅
●内科 ●産婦人科 ●小児科
  • 蕁麻疹

体調不良や疲れが原因で現れる⼦供の蕁⿇疹

蕁⿇疹は”湿疹”とよく混乱される⽅が多いように思います。湿疹は⽪膚の炎症です。簡単に⾔えば肌荒れですね。ざらざら、ガサガサしているのが特徴で、肌の表⾯が破れている状態です。症状が出始めてから時間の経過とともに悪化していきますが、塗り薬で対処すれば治ります。
⼀⽅、蕁⿇疹は⽪膚の表⾯に傷などはありません。症状は⽪膚の下に現れ、⾎管から⾎液が漏れ出している状態です。わかりやすいのは⾍刺されのように⽪膚がぷくっと膨らんでいる状態です。漏れ出した⾎液が⾎管に戻ると膨らんでいた⽪膚は元に戻ります。1度症状が出ると、良くなったり悪化したりを1週間ほど繰り返すのも特徴です。これが蕁⿇疹です。
蕁⿇疹の約8割は原因がないと⾔われています。アレルギーなど何かしら原因があるものが2割ほど、ごく稀に冷えが原因の蕁⿇疹もあります。ただ、蕁⿇疹が現れる理由はほとんどが体質的なものだと⾔われています。原因が気になるかもしれませんが、検査などをしてもわからないことがほとんどです。
⼦供に蕁⿇疹が⾒られるタイミングは、⾵邪などで体調が悪い時、疲れた時などが多いです。
外的原因があるわけではないので、治療は薬を飲んで症状を抑えて治していくのが⼀般的です。ほとんどの⽅が急性の特発性蕁⿇疹で症状は1週間程度、稀に⻑期間症状が続く⽅もいますが、こういった場合は花粉症の患者さんが飲む・抗ヒスタミン薬を飲み続けてもらい、⾃然に症状が出なくなるのを待ちます。
蕁⿇疹が出た時は、症状が出る直前に⾷物アレルギーが出るような⾷べ物を⼝にしたかどうかをまず確認してください。思い当たる場合はアレルギー検査をしたほうが良いです。それもなく、何かわからないけど蕁⿇疹が出たというときは様⼦を⾒ていいと思います。

樺島 重憲 院長
えがおの森こどもアレルギークリニック
樺島 重憲 院長
川崎市高津区/溝口/高津駅
●小児科 ●アレルギー科
  • 帯状疱疹

薬の服用が基本。定期的なワクチン接種での予防が効果的

帯状疱疹とは赤い斑点や水ぶくれが集まり帯状に現れる皮膚の病気です。原因は幼少期にかかる水疱瘡のウイルスです。体内に潜伏していた水疱瘡のウイルスが、例えば日焼けや癌の化学療法、疲労など、何かしらの理由で免疫力が低下し、抑えきれなくなると出てきます。わかりやすく言うと、元々人の体内にいたものが人の隙をついて出てくるイメージでしょうか。
症状は、最初はチクチク、ひりひりした感覚があり、1週間ほど経過するとその部位に湿疹や水ぶくれが出てきてかゆみや痛みを伴うようになります。さらに時間が経過するとかさぶたがついて元の皮膚へと戻っていきます。
帯状疱疹の治療は薬物療法が効果的で、水疱瘡のウイルスに有効な薬の服用で快方に向かいます。薬なしでも治せますが、その場合は神経痛がひどく出ることが多いので、診断された時点で薬を服用するのが基本です。予防策としては帯状疱疹のワクチン接種が有効です。接種すると何年かは抗体が作られ罹患しにくくなる、罹患しても重症化はしにくくなるので、定期的なワクチン接種で予防されることをお勧めしています。

山本 亜偉策 理事長
こすぎ皮ふ科
山本 亜偉策 理事長
川崎市中原区/小杉町/武蔵小杉駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科
  • 膵臓がん[膵がん]

麻薬性の痛み止めにつきまとう誤解も解いていきたい

すい臓がんは発見時にはすでに治療のできない状態であることが多い疾患です。ゆえに、最も求められるのは、痛みを和らげる治療ということになります。
多くのすい臓がんは、お腹の痛みと背中の痛みが同時に起こります。その痛みも弱い時期から中等度の痛み、強い痛みへと徐々に推移していくのです。痛みが弱い時期には消炎鎮痛剤が用いられます。その痛みが中等度から強いものになっていくと消炎鎮痛剤では治らなくなっていき、またすい臓がんの場合、経口ではお薬を吸収できなくなっていきますので、注射による麻薬性の痛み止めへと移行していくのです。
麻薬性の痛み止めに関しては、残念ながら未だ多くの方が誤解されているように思われます。「使い続けていると効かなくなる」「中毒になってしまう」というイメージですね。しかし、専門家が使用していれば、麻薬性の痛み止めで中毒になることはありませんし、効かなくなるということもなく、臓器が障害されることもありません。むしろそれで躊躇していると、患者さんを痛みで苦しめることになってしまうのです。
痛みを和らげるもう1つの方法が神経ブロック療法です。腹腔神経叢ブロックと言いますが、神経を遮断させることにより、痛みが脳に伝わらなくするものです。痛み止めが経口できる間は経口で、それが難しくなれば注射で、その間、必要に応じて神経ブロックを。すい臓がんの痛みを和らげる治療はそうした内容になります。

下山 直人 在宅事業部長
石川島記念病院(訪問診療)
下山 直人 在宅事業部長
中央区/佃/月島駅
●訪問診療 ●内科 ●整形外科 ●脳神経外科 ●皮膚科 ●内視鏡内科
  • 未破裂脳動脈瘤

世界的に統計でみると日本人は『動脈瘤』が多い人種である

未破裂脳動脈瘤とは脳の動脈にできたコブ(脳動脈瘤)で、破裂していない状態のものを指します。
脳動脈瘤が形成される原因は、まだ解明されていないことが多いのですが、高血圧・喫煙・加齢などの後天的な要因や人種・家系的な体質といった生まれつきの要因が組み合わさって影響していると考えられています。
コブの形状には、紡錘状、嚢状、解離性といくつかありますが、コブの壁は弱いので少しずつコブが膨らみ、限界がくると破裂して死亡率の高い「くも膜下出血」を引き起こします。
日本人は世界的な疫学統計でみると、脳動脈瘤の発生が多い人種です。小さいものを含めれば日本人の中高年の4-5%くらいは脳動脈瘤を持っていると言われていて、欧米人と比べて数倍の差があります。昔は破裂してくも膜下出血になってはじめて気づく病気でしたが、現在はMRIが普及したおかげで頭痛やめまいで精査した際に、偶然発見されることが増えてきています。
脳動脈瘤が発見されたからと言ってすぐに破裂するわけではありません。平均すると年間破裂率は1%くらいと考えられています。大きい動脈瘤の破裂率は高く、小さい動脈瘤の破裂率は低い傾向にあります。破裂率が高いと考えられる場合には、破裂を予防する治療をお勧めすることになります。治療による合併症(脳梗塞や術中破裂など)の可能性は低いのですがゼロではありませんから、破裂率が低い動脈瘤であれば、経過を観察していくのが最適な場合も多いです。脳動脈瘤が発見されたからと言ってパニックになる必要はありません。ぜひご相談ください。

上野 俊昭 院長
うえのとしあき脳神経クリニック板橋
上野 俊昭 院長
板橋区/板橋/板橋区役所前駅
●脳神経外科 ●脳神経内科 ●放射線科
  • 適応障害

早め早めにすくいあげることが重要

眠れない、朝起きれない、だるさが抜けない、気分が落ち込む、喉が詰まったりする。あるいは、休みの日でもリラックできない、興味があったことが楽しめない、などなど。こうした多種多様な症状が起こるのが適応障害です。この疾患は、生活上で確認できる明確なストレスをきっかけに発症するものと定義づけられています。ですから、ストレスの対象からどのように距離を取るかが非常に重要で、その対象が仕事であるなら、仕事を休むことも選択肢になってくるのです。我々はよく「器」に例えます。器にヒビが入ってしまったり、もしくは器に入ってくる水の量が多すぎると中の水が漏れ出してしまうのがこの疾患の状態で、その状態を明らかにし、改善することが求められます。
2007年からの10年間で、適応障害の患者さんは2.5倍に増えているというデータが厚生労働省から発表されています。当時からしてそうですから、おそらく今はもっと多くの患者さんがいると推測されます。この疾患は早め早めの対処が重要であり、クリニックとしてもそうした方々を早めにすくいあげることを意識しています。なぜなら、ご本人はもちろんですが、人材は社会にとって最も大きな財産だからです。この疾患に悩む方々を早め早めにすくいあげることが、この国にとっても非常に大きなことではないでしょうか。

浅田 愼太郎 診療部長
おおかみこころのクリニック
浅田 愼太郎 診療部長
新宿区/西新宿/新宿駅
●精神科 ●心療内科
  • 糖尿病

どのタイプの糖尿病であっても早期に適切に治療を行うことが合併症予防に大切

血糖が正常より上昇してしまう糖尿病は適切に治療を行わない場合には、血管が固く、狭くなり、長期的には腎臓病、心臓病、脳卒中など全身の病気に進展してしまいます。このような合併症を防ぐために早期の発見、治療開始が重要になります。
糖尿病は大きく分類して1型と2型があります。一般的に多くみられる糖尿病は2型糖尿病となります。2型糖尿病は過食や運動不足といった生活習慣によって血糖が上昇して発症することが多いですが、実は発症しやすい体質も大きくかかわっています。生活習慣を改善させようと努力されていてもなかなか改善しない場合には、こうした患者さん個人の体質にも配慮した治療が必要であると考えています。幸いにも現在までに多くの種類の糖尿病治療薬が使用できるようになりましたので、患者さんの生活習慣や体質に寄り添った治療がしやすくなっています。
1型糖尿病は自己免疫といって、自身の体の中で自身の膵臓がダメージを受けて、膵臓から分泌されるインスリンという血糖を下げるホルモンが少なくなって発症します。患者さんの数は2型糖尿病の患者さんに比べてかなり少ないです。現時点でインスリンは飲み薬として体内に補完できませんので、1日に数回インスリンを注射することが必要となります。ただ注射の仕方は進歩しており、インスリンポンプという小型機器を用いてインスリンを持続的に皮下に注入する方法や、さらに近年では血糖値をリアルタイムでモニターしながら投与するインスリン量を調整できるインスリンポンプも登場しています。
繰り返しになりますが、どのタイプの糖尿病であっても早期に適切に治療を行うことが合併症予防に大切です。血糖値が気になる方は、はやめに医療機関に受診されることをお勧めします。

永島 秀一 院長
永島メディカルクリニック
永島 秀一 院長
さいたま市見沼区/南中野/大宮駅
●内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●健診・検診
  • 広場恐怖症

恐怖のピークを避け、カフェイン減と食事の意識が肝要

ギリシャ語で「広場」というのは人が多いところという意味であり、広場恐怖症とは広場に限らず、人混み、混雑した電車、エレベーターや飛行機などの密閉された空間などで、急に動悸がしたり息苦しくなったりする症状です。原因はセロトニンが脳内で不足し、不安や緊張を引き起こすことによります。広場恐怖症にかかる方は実はかなり多く、通勤や通学の電車でも苦痛を感じて通い続けられない方もいます。パニック障害との違いは、パニック障害はいつでも起こり得るもので、広場恐怖症は特定の場面で起こり得るものです。しかし広場恐怖症も動悸や息苦しさなどのパニック発作が出ます。広場恐怖症の対処としては、まず無理をしないこと。電車などであれば混雑の時間を避ける、すごく狭い部屋でのミーティングは外すなどして、恐怖になり得るピークを避けることです。そのほか、カフェインが広場恐怖症の不安障害の原因として大きいことがわかっていますので、ブラックコーヒーをよく飲まれるのであればカフェインレスやデカフェのものを選んでいただくこと。あとは大豆製品や乳製品に含まれるトリプトファンという必須アミノ酸を取っていただくと、セロトニンというホルモンが増えて不安や緊張が抑えられます。

大和 行男 院長
こころと美容のクリニック東京
大和 行男 院長
中央区/日本橋/東京駅
●児童精神科 ●精神科 ●皮膚科 ●小児科 ●アレルギー科 ●美容皮膚科 ●婦人科 ●内科
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