働きすぎの現代人は要注意。「うつ病」の症状とは?
うつ病は生まれ持った性質によるものもありますが、多くは家庭や職場などの環境的要因が複合的に絡み合って発症すると考えられています。気分の落ち込みが続いたり、活動的な人が引きこもりがちになったり、食事がとれない、眠れない、お腹が痛い、吐き気がする……などの多様な症状が現れることがうつ病の特徴です。
うつ病の治療は家庭や職場などの環境を見直すことからスタートし、症状の程度に応じて向精神薬などの使用が検討されます。また薬物療法や精神療法を続けても改善がみられない場合には、第3の選択肢としてrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)療法などもあります。
うつ病も他の病気と同様に、生活環境を整えることで一定の予防効果があるとされます。適度な運動、バランスのよい食事、良質な睡眠をとることを心がけるほか、ストレスをためずに上手にリフレッシュすることが大切です。
- こころの港クリニック京橋・東京駅前
- 山﨑 龍一 院長
- 中央区/京橋/京橋駅
- ●精神科 ●心療内科