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  • 甲状腺疾患

若い女性に多くみられる甲状腺疾患。体の不調を感じたら早めの受診を心がけてほしい

バセドウ病をはじめとした甲状腺の病気は、若い女性に多くみられます。汗をかきやすい、疲れやすいといった身体症状のほか、気分が落ち込むなどのうつ症状が現れたり、会社の健康診断で甲状腺の腫れを指摘されたりして医療機関を受診し、甲状腺の病気が見つかることも少なくありません。病気の原因はさまざまにあり、中には遺伝が関係しているケースもあります。一方で甲状腺の病気に対する治療はすでに確立されており、適切な治療によって症状の改善を期待できます。しかし甲状腺を専門的に診る医師は少ないため、適切な医療を受けられないでいる方も少なくないようです。最近は検査技術が大幅に進歩しているため、受診したその日のうちに検査をして診断がつき、すぐに治療を始めることも可能になっています。ほかの病気と同じように甲状腺の病気も早期発見・早期治療が大事ですから、体調不良が長引くときには「甲状腺を専門にしているクリニック」を選んで受診していただくとよいでしょう。

山田 朋英 院長
蒲田駅前やまだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック
山田 朋英 院長
大田区/蒲田/蒲田駅
●内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●健診・検診
  • 心臓弁膜症

動悸や息切れの症状がある場合は、専門医の受診を

心臓には4つ弁があり、血液が一定方向のみに流れるように逆流を防ぐ役割を担っています。特に大切なのが、血液が左心室へと入ってくる僧帽弁と、左心室から血液が出て行く大動脈弁ですが、これらが加齢とともに働きが悪くなり、逆流が起きて動悸や息切れのような症状が起こるのが心臓弁膜症です。
加齢によるものと申しましたが、中には先天的に形態の異常があったり、あるいは、弁を“吊っている”腱索(けんさく)が何かの拍子に切れてしまい、逆流が起こることもあります。若い方であってもこれは起こりうることで、高血圧が引き金になることもあります。
聴診や血液検査、レントゲンによって疑いがあれば、心臓のエコー検査によって診断が行われます。現在は多くの弁膜症もカテーテル手術で治る時代です。そのためには他の多くの病気と同様に早期発見が非常に重要で、息切れのある方などは診察経験豊富な専門の医師に診ていただくことをお勧めします。

小船井 光太郎 理事長
新宿三井ビルクリニック(人間ドック)
小船井 光太郎 理事長
新宿区/西新宿/都庁前駅
●循環器内科 ●消化器内科 ●呼吸器内科 ●糖尿病内科 ●内科 ●婦人科 ●乳腺外科 ●皮膚科
  • わきが[腋臭症]

気になったら脇の匂いも躊躇せず相談を

わきがは、40・50代までの、比較的アグレッシブに活動される世代の方に多く見られるものです。原因としては、汗自体が匂うというよりも、アポクリン腺から分泌される汗が細菌によって分解されて匂うものになります。わきがそのものに特化した治療として、保険治療だと手術、自由治療ですとミラドライなどがありますが、適応症例が限られること、また簡便な治療ではないという点があります。その他の選択肢ですと自費外用薬のみとなります。
一方、わきがに多汗症を併発されている方でしたら、多汗症の治療をすることでわきがの症状も軽減させることができます。先にも申しましたように、汗が分解されて匂いを生じさせるものになりますので、多汗症の治療として保険治療の塗り薬もありますし、ボトックスで汗を抑えることでわきがの症状も改善することが期待できます。
脇の匂いなどは、医療機関を含め、相談されることを躊躇される方が多いかもしれません。しかし、皮膚科はそうした人に言いづらい場所や物を診ることが仕事ですので、遠慮せず、しっかりと相談されることをお勧めします。

曽根 由美子 院長
大塚肌クリニック
曽根 由美子 院長
豊島区/南大塚/大塚駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科
  • 眼瞼下垂症

生まれつきの眼瞼下垂も改善できる

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたの皮膚がたるんだり、余ったりすることでまぶたが下がってくる現象です。まぶたの中には、眼球を守るように存在する軟骨状の「瞼板(けんばん)」という組織が入っています。眼瞼下垂で最も多いのは、主に加齢により、この瞼板をつないでいる挙筋腱膜(きょきんけんまく)が伸びてしまい、瞼板が外れてしまうものです。こうなると、目が開きにくく、日常生活にも支障をきたすことになります。このケースの場合、後ろに引っ込んでしまった腱膜を修復し、瞼板に植えつけることで回復します。
もう1つあるのが、生まれつき目を開く筋肉の1つである上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)が弱い方のケースです。この場合には、筋膜そのものを移植することで改善が期待できます。若い方に見られる眼瞼下垂の多くはこのタイプです。二重術や埋没法、もしくは眼瞼下垂の手術を受けたけども、結果が思わしくない場合の多くが先天性のものと考えられますので、筋膜移植を行うのがベストと思われます。実際、多くの方に「ここに来て良かった」と喜んでいただいていますね。

小松 磨史 院長
みずほクリニック
小松 磨史 院長
豊島区/池袋/池袋駅
●美容外科 ●美容皮膚科 ●形成外科 ●皮膚科
  • 高血圧症

日々の体調チェックが重大な病気を防げる

日本の高血圧の患者さんの数はおよそ4300万人程度と言われており、これを読んでおられるご自身もしくはそのご家族が血圧を下げる薬(降圧薬)を飲んでいるという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。しかし高血圧という状態の危険性を真剣に受け止めて日々の生活を改善したり薬の内服を“意識的に“している方はかなり少ないと思われます。健康診断で降圧薬を内服している方には必ず薬の名前を尋ねるようにしています。即答できる方は大体100人に聞いて2人程度、うる覚えの方が10人いるかといった感じです。処方する側の医師の説明不足も大きな一因と考えられますが、高血圧症の危うさの理解不足が表れているように思えます。これは高血圧それだけでは基本的にはすぐに症状が出ないことが原因でしょう。しかし長い時間が経過すると血管に負担がかかり続けることで大動脈解離や心筋梗塞、脳出血・脳梗塞といった致死的な病気を発症してしまう可能性があります。腎臓の血管も硬くなり透析導入の原因となることがあります。つまり症状が出た時には命に関わる病気となってしまっているのが高血圧症です。そうならないためには日々のメンテナンスが重要です。高血圧と言われたことがある方や降圧薬を内服している方は血圧を記録しましょう。



①ご自宅で血圧を1日2回測定し記録。座って2分程度落ち着いてから測定。

朝測定:起きたらトイレに行ってその後すぐに測定。

夕測定:寝る前に測定。測定前にタバコ・飲酒・カフェイン摂取はダメ。

②1週間の平均値が135/85 mmHg を超えていたら、その記録を持ってクリニックへ。

注:面倒だなと思った方はまだ高血圧の怖さが分かっていないと思われます。



誰でもすぐにできるメンテナンスとしては禁煙・減塩(1日6g)・運動(1日30分か週180分)・節酒(1日量の目安:ビールなら500ml、焼酎なら1杯、ワインなら3杯程度)などがあります。症状がなくても今始めないと結果は重大です。できることからすぐに始めましょう。

堀澤 伸 院長
ファミリークリニック草加
堀澤 伸 院長
草加市/高砂/草加駅
●訪問診療
  • 過活動膀胱

頻尿の症状の裏に、膀胱結石や膀胱がん、生活習慣病が隠れていることも

急に起こる我慢出来ないような強い尿意(尿意切迫感)を主症状とする、症候群です。
中年以降によく見られるのですが、若い方でも見られることがあります。原因としては脳血管障害や脊椎疾患などがあげられますが、前立腺肥大や加齢でも過活動膀胱が起こることがあり、原因は多岐に渡ります。
過活動膀胱は症状に基づく病気ですので、自覚症状の評価が最も重要です。
過活動膀胱の治療では、膀胱の収縮を抑える抗コリン剤が用いられることが一般的ですが、最近ではβ3アドレナリン受容体作動薬やボツリヌス療法なども使用されるようになりました。過剰な飲水摂取の抑制、唐辛子やカフェインなどの刺激物摂取の抑制が必要です。理学療法として、膀胱訓練や、骨盤底筋体操を行います。骨盤底筋体操は自己流で行うと逆効果になることもありますので、最初はクリニックでの指導を受けた方がいいかもしれません。ただの頻尿と思っていたら、実は膀胱結石や膀胱がんが隠れていたり、高血圧や糖尿病、心疾患などが隠れているケースもあります。専門医の診察を受け、その頻尿が何で起こっているのかを突き止め、早めの治療をすることをお勧めします。

塩見 誉 院長 & 美帆 副院長
富士見台ほまれクリニック泌尿器科・糖尿病内科
塩見 誉 院長 & 美帆 副院長
練馬区/貫井/富士見台駅
●内科 ●泌尿器科 ●女性泌尿器科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●アレルギー科
  • 出生前検査

出生前検査は、適切な病院で安全に出産できるようにつなげるためのもの

出生前検査にはいろいろな種類がありますが、当院では特に、NIPT (新型出生前検査)と超音波マーカー検査に力を入れています。NIPTは妊娠10週以降から行われ、お母さんの血液検査を行うことにより、おなかの赤ちゃんがダウン症、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常もっている可能性について調べます。また、超音波マーカー検査は、妊娠12週から13週の時期に、お母さんのおなかに超音波をあてて胎児を観察し、NIPT同様にダウン症、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常の可能性について調べます。これらの検査で、例えばダウン症の可能性があるという結果になった場合を「陽性」、可能性が低いという結果になった場合を「陰性」と判定します。両検査とも、陰性的中率は99%以上と高い検査であるため、「陰性」の結果が出た場合にはそれで出生前検査は終了になり、次は妊娠20週や30週に行う胎児スクリーニング検査を受けます。一方「陽性」の結果が出た場合、確定診断を得るための羊水検査等を受けることになります。超音波マーカー検査は陽性的中率が低いため、より陽性的中率の高いNIPTを行い、それでも陽性の結果であった場合に、羊水検査を行うという場合もあります。羊水検査は、お母さんのおなかに直接針を刺して、子宮内にある羊水を採取するため、流産や破水などのリスクを多少伴います。もし出生前検査で陽性の結果が出た場合には、当院の連携施設である東京慈恵会医科大学病院などで再度検査の結果や赤ちゃんの病気の可能性についてご説明し、安全に羊水検査が行えるよう連携をとっています。
ダウン症の赤ちゃんや生まれつき何らかの疾患を持っている赤ちゃんでは、生まれた後に然るべき対応ができない場合、病状が深刻化したり、命に関わることもあります。出生前検査には、おなかの赤ちゃんの病気を知ることによって、適切な病院で安全に出産できるように、新生児医療へつなげるという重要な側面があります。もうひとつ、出生前検査でみなさんに知っておいていただきたいことは、NIPTを未認可で行っている施設では、陽性の結果が出たとしても、そのあとのフォローを一切せず、患者様が困って認定施設などを受診されるケースがままあるということです。認定施設とは出生前検査について専門的な研修を受けた医師が在籍する施設で、大学病院などの基幹施設とクリニックなどの連携施設の2種類があります。このような施設では検査前のカウンセリングはもちろんのこと、検査で陽性の結果になった場合でも、その後のフォローや相談等連携しながら一貫して行っております。患者さんを宙ぶらりんの状態にすることはありませんので、出生前診断をお考えの方は、検査をする施設がNIPTの認定施設であることを確かめて行かれた方がよろしいでしょう。日本医学会の出生前検査認症制度等運営委員会で認定施設を確認することができますので、ご参考にしていただけたらと思います。
https://jams-prenatal.jp/

髙橋 由佳 院長
IRISレディースクリニック神泉
髙橋 由佳 院長
目黒区/青葉台/神泉駅
●産科 ●婦人科
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