AYA世代の方も大腸がんに注意を
大腸の内視鏡は40歳以上になれば1度は受けられた方がいいでしょう。今問題となっているのは、”AYA世代”と呼ばれる40歳以下の世代の方々の癌です。40歳以上になるとがん検診をはじめとして自治体から様々なサービスが提供されますし、15歳以下の方は多くの自治体で医療費は無料となっています。しかし、逆に15歳から30歳代の”AYA世代”は、医療サービスが非常に縁遠いものになっており、その世代の方々の癌が大きな問題となっています。それを考慮すれば、世代に関係なく、血便や便秘、便が細くなったといったという症状があるようであれば検査を受けることをお勧めいたします。若い世代の方は潰瘍性大腸炎やクローン病もありますので、下痢が頻繁に起こるようであれば、これも大腸の内視鏡検査を受けられた方がいいでしょう。何れにしても検査を受けることによって大腸がんで亡くなる可能性は非常に少なくなるわけですので、積極的な受診をお勧めいたします。
- はやぶさ内科ホームクリニック
- 山口 隼 院長
- 杉並区/西荻北/西荻窪駅
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